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KAIの2ndアルバム「Peaches」を音楽的に絶賛したい姉妹の話(SMって凄いね)

先日、妹と以下のアルバムについて語り合いまくりました。

KAI 「Peaches」

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k-popグループで不動の人気を誇るEXOのメインダンサー、KAIの2ndアルバムです。

昨年、こちらのブログでも書いたのですが、

私の妹は長年のEXOファンで推しがKAI。私も昨年ようやくk-popの良さや面白さに気づき、私が目出たくベッキョンにハマったことで、顔を合わせれば2〜3時間近くEXOの話を軽くできるくらいになってしまいました(笑)

しかし、現在EXOのメンバーは徴兵制度にどハマり中。2名帰ってきたものの、現在4名が入隊中です。今、BTS、BLACKPINKあたりから世界的にk-popの人気が本格化してる中で、これだけ人気も実力もあるグループがメイン活動できないのはめちゃめちゃもったいないと思うのですが。

まあそれはさておき、この他メンバーがいない中で昨年リリースされたのがKAIのソロ1stアルバム。

KAI「KAI」

このアルバムも音的に凄く良かったんです。アルバム全体的にパワー押しではなく、落ち着いた静かさを感じるような、もうちょっと追求すればアンビエントみたいなアルバム。もちろんSM的な最新のR&Bテイストもありつつ、もっと電子音楽的に静かに攻めたような。ちょっとアレンジがthe weekndの「after hours」に接近させたような曲もあったり。結構気に入って聴いてました。

私は特にこの曲が気に入ってました。この曲懐かし系な90s後半から00sR&Bの雰囲気と、今っぽいアレンジのミックスがとても良くて。KAIの声で歌うと浮遊感がさらに足されて気持ちいい曲になってて。低音の効かせ方も好みでした。

ただ、KAIは基本ダンサーでビジュアルも工夫したくなるタイプなのか強烈で、私の想像の上を来るタイプで(笑)もちろんめちゃくちゃカッコいいんですが、音的にもまだ馴染みきれてないような印象も少しありました。

で、だいぶk-popが馴染んできた体で聴いた今作のソロ2作目。

「『Peaches』ってあざとすぎねーか?今年ビーバーで大ヒットしてるし」とも思いつつ(笑)

聴いたら「めちゃくちゃいいじゃん!!これはいい!!」とマインドがあっさり変わりまして。

このアルバム、すっごいいいアルバムだったんですよ!!全曲好み!!

うまいんですよね、いろいろ。私的にドツボでした。

というわけで、妹に「今回のアルバムめちゃくちゃいいじゃん!」とLINEしたところ、猛烈な返事がかえってきまして(笑)それから数時間やりとりしていました。こんな感じ(笑)

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今回のアルバム、シングル曲の「Peaches」から全体的にソフトな曲が多く、「domino」のみハードめな印象。

全体的にアメリカだとカリードとかあたりの少し浮遊感あるミドルテンポ系R&Bに、今回はギターやホーンやピアノの楽器音をさりげなく混ぜたりしてナチュラル感をあげてる印象です。

「peaches」からいい曲なんですよね。イントロにオリエンタル感のある音から始まって、前作の流れも汲むようなゆったりした曲なんですけど、シンプルでいいメロディの曲で。

と思ったら、「vanilla」という曲では、「peaches」の流れから、さらにちょっとハイパーポップあたりで聴こえる金属音を加工したような音を取り入れたり、ボーカルの重ね方もわざと多めに重ねたりして言葉の使い方もさらに面白くしていて。

SMやEXOを感じさせる「DOMINO」を経て、

またソフト系に戻ってきて、この曲「come in」では前作から続く少しダーク感もあるミドルR&B曲。ハイトーンも効いた難しい曲だと思いますが、本人に馴染んでるのか凄く良い感触です。改めてKAIの歌の良さも感じられます。

私がこのアルバムで一番気に入ってリピートして聴いてる曲がこの「to be honest」。ここ最近アメリカやイギリスでもギター音の印象的な曲が復活してきてて、その流れも感じられるイントロで加工されたギター音。なんてことないポップ寄りの曲に聴こえますがメロディがめちゃくちゃ良くて、00年代あたりのポップ曲を思い起こさせます。こういう曲でスルメ曲っていうかリプレイしたくなる曲があるのがまたいいな、って。

ラストはまたミドルチューンですが、温かみのあるギターの音から始まる「blue」でアルバムが締めくくられます。この曲もちょっと前ならNE-YOとかあたりの曲のようなメロディに、サビのユニゾンが耳に心地よい曲で終わります。

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本当に感心しちゃったんですよね。今年同じ事務所SMの女子グループのRed Velvetのレビューで書いたことの繰り返しになっちゃうんですけど、

ほんと

楽曲のクオリティがめちゃめちゃ高いんですよ!

メロディを大切にしてると共に、特に編曲やアレンジがめちゃくちゃ良くて面白い。普段インディ系のポップやロックを聴いてる身からすると、ぶっちゃけアメリカの今のR&B系より面白くて耳馴染みも良く。私好みなんです。

しかも本人に合った曲や歌い方でしっかり良さを伸ばせるように工夫されてて、今っぽく聴いてて飽きずにあっという間に終わる。これも私の好みかもしれませんが、前作よりKAIのボーカルが明らかに良くなってるとしっかり感じさせるのも良かったです。

EXOは今年兵役から帰ってきたD.Oのこのソロもリリースされ、これはこれでめちゃめちゃ良かったんですけど、こちらは歌上手い&声めちゃ良いことが最大限活かされたアコースティック系のアルバム。スペイン語の曲も難なくこなしてます。凄いな!

このSMらしい押しの強さが溢れつつ(笑)、「もうこれハイパーポップなんじゃないでしょうか?」ってくらい攻めたアレンジが最高にカッコいいaespaの曲があったり(SOPHIEの曲みたいだよ。カッコいいな。)、

まだ私にはクセが強すぎてハマりきれないんですけど(笑)、EXOの流れを汲みつつさらに強みと今っぽいR&B曲やヒップホップ曲を個性的に追求させてるNCTも世界的に売れてて凄いし。

ベッキョンについては昨年から散々語り散らかしてますから(笑)宜しければこちらをご覧下さい。なんてボーカリストだ、全く。

と、この面々のスキルの高さ、華やかさ、ユニークさ。そしてこの面白くクオリティ高い楽曲の数々に目?耳?が離せません。

まあ、私に言われるまでも100%ないのですが(笑)

私にとってSMは本当に聴き逃せないレーベルになりました!


もちろんk-pop全体や、k-indie自体注目してたいんですけど、今回はKAIのアルバムがめちゃくちゃ好みだった、という話を妹に送ったLINEまとめみたいな感じでアップしてみました!

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このシチュエーションがなんだか全然分かんないけど(笑)私の下半期ベストいっちゃうかもしれないな〜、と。

私はほんとまだまだk-popについて浅知恵のまま、感覚的に語りすぎてるかもしれませんが、なんかズレてたらすみません。

興味が湧いた方はぜひ聴いてみてください!

おまけ

妹から推されて観た「peaches」のダンス動画なんですけど、KAIってミニマルな動きで表現ができる人でダンスモンスターっぷりが伝わる動画でした。

おまけ2 こんな音楽バカ的話をしてるのは主に私で(笑)妹はKAIのカッコ良さについて話してました。






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