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2020年 BTS全アルバム聴き込みレビュー (「7」除く)

2020年、まさに怒涛の勢いで世界の音楽シーンを席巻してるk-popのグループBTS。

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私は今年発売されたアルバム「MAP OF THE SOUL : 7」からハマって今では毎日の音楽ライフに欠かせないアーティストになりました。

BTSの公式サイトはこちら。

メンバーなどの紹介はARMY(BTSのファン通称)の方が作られたこちらのツイートの資料がとても分かりやすいのでこちらをご覧ください。

現在、グループ初の英語詞曲「dynamite」も全世界で大ヒット中の彼ら。韓国アーティストとして初の全米BillboardシングルのNo.1にも輝きました。

BTSの魅力はk-popボーイズバンドとしての魅力もさることながら、圧倒的なパフォーマンス力の高さと楽曲の良さが光る、現在世界中で人気のアーティストの中でも技術人気共にトップレベルにいることは間違いグループだと今年出たアルバムで気づかされました。

私は普段は洋楽のバンドやアーティストを中心に聴くタイプなのですが、BTSは海外のポップアーティストに限らず、バンドなどを含めて見ても本当に素晴らしいアーティストです。

曲の良さ、歌の良さ、そしてラップの良さ。最初に「7」を聴いた時はラップのカッコ良さにめちゃくちゃ驚いて一気にハマり、今ではラップも歌もダンスも全てが楽しめる最高のグループだと思っています。

そんなBTSのデビュー時からのアルバムをこの夏に全部聴いてひととおり感想をTwitterにアップしてました。めちゃめちゃ楽しかったです(笑)

全アルバムを時系列に聴いていくと、もの凄い速さで進化と成長をしてきた事がよく分かります。たぶんk-pop界自体がそうだったんだろうと思います。

その中でもBTSがトップを走る理由も分かった気がします。

では以下にまとめます!

※「MAP OF THE SOUL : 7」については思い入れが強すぎて全曲レビューにしちゃったのでここでは除いてます。後日別記事で公開します♪

追記:アップしました。本記事の下にリンク貼ります。

アルバムについては公式のディスコグラフティーを元に聴いてます。(日本盤は除いてます)

「2 COOL 4 SKOOL」

1作目ほぼラップ!しかも最初から結構ハードな感じ。いきなりRMのハードなラップから始まってビックリしました。デビュー作からすごいな。バランス的にラップ量が多く聴こえるのはやはり上手いからかな。今のBTSを知ってると、若さや曲に幅はない感はあるけど、ラストのわちゃわちゃ含め聴いててパワーを感じます。

ちなみにデビュー当時の写真。

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写真見た時2名ほど誰か分からなかった(笑)(ジミンとJ-HOPE)



「O!RUL8,2?(Oh! Are you late, too?)」

ちょっとシリアスなムードを感じるけど「coffee」みたいなサビが優しめのいい曲もあってデビュー作からすでにかなりアップデートされた感がありますね。歌もやはり大事。とはいえやっぱりラップについ耳がいってしまう。「cypher」凄すぎです。


「SKOOL LUV AFFAIR」

前2作と合わせて「学校三部作」とこれ聴いて知りました。「Boy In Luv」が凄くいいな!と思いました。韓国語の強烈な発音とVのがなり声がめちゃめちゃ活かされてる!「Cypher」はシリーズなんだとこの時に知りました。個人的にSUGAのラップがいいとこ持ってくアルバムだなと。この頃はだいぶ不良的イメージだったんですね。社会に反抗するかのような。ラップがそうですしね。


「DARK & WILD」

これが初のフルアルバム扱いみたいですけど、今までの作品もアルバムじゃないのかな?

「Look here」はファレル期のジャスティン・ティンバレークみたいな曲で聴いててニヤッとしちゃいました。上手いです。「Cypher」はこのバージョンが一番好き。ジョンググの存在感が増すものの全体的にはまだラップ勢に耳がいくアルバムでした。

 

「花様年華 pt.1」

前作から半年強でだいぶな変化が。もう1曲目の「I NEED U」から過去作とちょっと違ってだいぶラップと歌のバランスがとれて聴きやすくなります。半年⁈対応力が凄い。「Dope」みたいなカッコいい曲もありますね。振り付けもカッコいいです!これまではラップに耳がいきがちでしたけど、このアルバムはシンガー勢の実力が見えはじめる1枚。

「花様年華 pt.2」

pt.1から7カ月でpt.2。pt1での変化をさらに強調したような印象で、「Butterfly」のようなスローな曲が本当にしっくりくるようになります。この曲いい曲だなあ。「silver spoon」みたいなラップ曲もあるし「house of cards」みたいな難しい曲も。


「花様年華 YOUNG FOREVER」

「花樣年華」の2枚をまとめて数曲足されてるアルバム。「FIRE」と「Save ME」どっちの曲も本当に良くてここらへんからPDOGGさん最高モードに入る感じ。「young forever」もいい曲で一体感を感じる。サビの印象が今までの曲よりさらに耳に残りやすくなって曲の良さが凄く上がってる感じがしました。

「WINGS」

このアルバム、私的に凄く好きです。このへんからソロが強調されてきてるみたいでますます聴いてて楽しいったらない。「誘惑」がアルバムテーマらしいのですが確かに1曲目「血汗涙」は歌い方とかエロっぽい。1stからは考えられない(笑)激変してますけど、こうやって変化できるのは凄いなって思う。私個人的に「Lost」がめちゃくちゃ大好きです!!「Cypher」もあった。JINの「Awake」めちゃいい曲&いい声で驚いたよ!

「YOU NEVER WALK ALONE」

「WINGS」に3曲追加された完成版?外伝らしい。ソロを入れる事で歌ものの幅が広がって、歌担当各人とも歌の力が上がってるのがよく分かりました。「spring day」は特別な歌なんですね。凄くいい曲だし、最近tiny deskでも披露してましたけど凄く感情が伝わるメロディだなと思います。

「LOVE YOURSELF 承 'HER'」

「LOVE YOURSELF」群1枚目。確か私が初めてBTSを知ったのは「DNA」で、この時はまだアイドル感に目がいってしまってついていけなかった(笑)今はこの曲も本当に好きです!やっぱり「MIC drop」は別格格好良い曲ですね!この盤だと1曲目「Serendipity」だったのがシビれますね。本当に曲のバラエティ感が強くなってきます。

「LOVE YOURSELF 轉 ‘TEAR’」

こっちはVの「Singularity」が1曲目。声を活かした曲でいいですよね。「FAKE LOVE」は確かテレビでMV観て当時から耳に残る曲だなと思ってた。通して聴くとほんとラップのみの曲が少なくなったなと感じます。

「LOVE YOURSELF 結 `ANSWER`」

ここで「IDOL」が入ってくるんですね。凄くカッコいいと思います。「MIC drop」などpdoggチームの曲が強いって感じですね。とはいえかなり洋楽よりな曲も。ラップ勢の変化が力だけじゃなくて柔らかい面が見えたり面白いです。「cypher」期とは本当に違う。「LOVE YOURSELF」ってメッセージは素敵ですね!

「MAP OF THE SOUL : PERSONA」

「7」の全曲感想を別で書くので、そちらの収録曲はとりあえずおいておいて「Mikrokosmos」「HOME」も悪い曲ではないけど「7」に収録しなかったのは、それだけまとまりを大切にしたのかな。それは大正解だったと思う。両曲とも先日のBTS WEEKで披露してましたね!

「Map of the Soul:7」の全曲レビューはこちら


以上です。

(あくまで個人の感想なので、いろいろ間違えてたらすみません。)

時系列で聴くとデビューから本当に変化していて、特に歌担当の4人の技術は本当に上がってますよね。まっすぐな成長が分かります。ラップラインはもうデビュー当時から上手いので、最初から「凄いな〜」と感心しきりでした。

時代に合わせて曲風や歌とラップの比重を調整したりしてますが、基本は7人のチームワークの良さと技術の高さがなければできない事だと思うので、本当に凄いと思います。

やっぱり全体的に曲そのものが良いので聴いてて単純に楽しいです。pdogg制作チームからだんだん洋楽ポップの作家へ移るけど、「WING」あたりのバランスが個人的に一番好きでした。

次は「MAP OF THE SOUL : 7」を全曲レビューを載せたいと思います。

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