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フジロック&サマソニ2024 第一弾ラインナップ発表! 個人的に楽しみなオススメのバンド&アーティストについて

今年もこの季節がやってきました。

今年のフジロックとサマソニの第一弾ラインナップが発表になりました。


今年は両方とも例年に比べてちょっと遅かった印象ですが、

ブッキング大変なんだろうな

と普段から他国のフェスラインナップを見ちゃうような音楽ファンなら思うと思います。いろいろ理由はあると思うので、それについては他の解説できる方にお任せして。

とりあえず、それぞれの第一弾ラインナップを見た感想は、そんな世界的な流れの中でも

頑張っててくれて感謝♪

そしてそれぞれ

ほんとフジっぽいしサマソニっぽい!!

と思いました。どちらもそれぞれのカラーが出たラインナップで「本当に面白いな」と思います!!

とはいえ、結構「今年は知っているバンドやアーティスト少ないな」や「予習したいけどどう取り組んだらいいかな」みたいな感じになる方がいるのも分かるというか。
ものすごく話題になってて目や耳にイヤでも入ってくるぐらいのアーティストやバンドは「今時点では確かに少ないのかも」と思うので、個人的な目線にはなりますが、もし私が行ったら「絶対ライブ観たいな!」とか「こういう系が好きな人にはオススメかも」と思うバンドやアーティストについて書いてみたいと思います。
「聴いてみたい」とか「行ってみたいな」と思うきっかけになったり、参考になったら嬉しいです♪

ではフジロックから。


とりあえず、フジロックのラインナップの印象は

フジロックをきっかけにして日本で人気になってほしい品質高めのアーティストやバンド


みたいな感じで、最新からベテランまでどのアーティストも苗場になじむだろう、そしてライブの内容によっては「伝説作れるかも」的なアーティストが多いなと思いました。本当に組み方が上手いですね。

すみません、ちょっとKREFTWERKは置いておいて、私がまずマストでオススメしたいバンドは

TURNSTILE
FONTAINES D.C

の2組。

両方ともロックバンドですけど、ボーカルがカリスマで、ライブ力がめちゃめちゃ高いです!!
なので(ないと思うけど)万が一タイテが被ったらスマッシュを恨むレベルですね(笑)。

私の勝手な意見ですけど、「この2組がヘッドライナーでも良かったかな〜」と思うくらいです。後で書くサマソニのヘッドライナー2組が死語かもだけど「まーフレッシュ!」感だったし。
ただフジロックのお客様の年齢層などを考えるとまだまだ難しかったのかもしれないですけど。

TURNSTILEはアメリカのハードコア・パンクバンド。確かに音を聴くとハード感溢れる印象ですが、そんな中でもキャッチーというかジャンルを一言で言いくくれない魅力があるバンドです。アルバムではBlood OrangeというR&B系のアーティストと共演してたり。一聴きはパンクロックだけど、しっかり聴くと幅広い音楽性が背景に感じられて面白いです。

で、インスタとかで流れてくる彼らのライブハウスの映像っていつも客がしっちゃかめっちゃかで(笑)。たぶんフェスにもそういう空気を持ち込んでくれると思います。

ボーカルのBrendan Yatesが才能があって、Paramoreの「This is why」のMVの監督もしていたり。

私は

このtiny desk concertの縫いぐるみに囲まれたライブが大好きなので(笑)。ライブが絶対楽しいはずなのでオススメです!

FONTAINES D.Cはダブリンのバンドで、ポストバンクバンドだそうです。私はあんまりジャンルの理解が出来ていないところがあるのですが。

こういうライブの音を聴いていると「わーUK!」って思っちゃう感じのバンドです。どこがってうまく言えないんですけど(笑)。初期のArctic Monkeysとか好きな方は聴きやすいんじゃないかと思います。ちなみにこの時はイギリスのReading Fesのライブで、半裸でギターイントロ弾いてるかわいい感じの子はメンバーじゃなくてたぶんファンの子ですね(笑)。

このバンドもやっぱりボーカルがとても魅力的で、名前はグリアン・チャッテン。ライブ映像を見ていていつも思うんですけど、なんかセクシーっていうか独特の色気があって、ゾクッとすらくるような。曲は割と硬派っぽく感じるんですけど、彼の存在で女性人気も結構高そう。ソロでも作品をリリースしていて、そっちもとてもいいんですけど、やっぱりバンドのフロントマンとしてステージに立った時のカリスマ感が凄く光ると思います。

グリアンだけでなくバンドのメンバーが全員しっかりと骨太感と繊細さが同時にあるっていうか、硬派な感じなのにギターとかちょっとThe Cureっぽいっていうか。TURNSTYLEもだけど、アルバムを聴くと1ジャンルにくくれない幅を感じる魅力があります。

FONTAINES D.CもTiny Deskに出てまして、シカゴの図書館でライブしてます。大好きなのでオススメです!

ほんとざーっくりざーっくりでいうと、TURNSTlLEはアメリカのグランジから以降のバンドがお好きな方向け(レッチリとか?)、FONTAINESはUKのバンド(アークティックとか?)あたりがお好きな方向けというか。あくまで雰囲気的な話ですけどね!
アメリカとUKの「今の2大注目バンドが揃った!」って感じで、これだけでも既に「最高だな」って感じなのですが、確かに2組とも日本で十分に浸透しているかというとまだな感じはするので、このフジロックを機に大人気になってくれたら嬉しいです♪

そこに

並びでFONTAINESより大きな扱いで驚いたGIRL IN REDは、ノルウェー出身のまだ20代半ばのインディロック系の女性アーティスト。「インディロック系の女性アーティスト」と一口に言っても、今は本当にたーくさんいいアーティストやバンドがいっぱいで、それ系のプレイリストを聴いていても誰が誰だか分かんなくなっちゃう時がたまにあるくらいなのですが(笑)、その中でも「あ、この曲いい曲だな」と思ってチェックするとたいてい彼女の曲だったりすることが多いです。

これは本当に個人的な意見なのですが、凄く人懐っこい感じのメロディと、歌い方が上手くて心をつかまれやすいんです。メロディの良いアーティストが人気になりやすい印象の日本の音楽ファンには彼女は本当にピッタリだと思います♪

それでいてライブがこんな感じでしっかりとロック感で若さならではな魅力も詰まってるので男女共にとても楽しめると思いますし、

私は最近リリースされた新曲「Too Much」に激ハマっていて今毎日聴いてます♪この春に絶対オススメしたい1曲!!「フジロックで聴けるなら最高だ」と日々妄想しています(笑)。

今旬な最新バンドで言ったら

イギリスから出てきた全員女性メンバーのロックバンド、THE LAST DINNER PARTYはデビューアルバムをリリースしたばかり。でも既に本国では破格の人気!そんな彼女達を今年にフジロックでライブが観れるなんて「最高のシチュエーション」だと思います。
このバンドは、私的には売り方さえ合致すれば「日本での今のマネスキン並みに人気が出るのでは?」と思っていて。存在が気づかれれば何もしなくても自動的に人気が出るくらい、曲も見た目も圧巻の華華華!できるだけ大きな舞台でライブさせてあげてほしいです!伝説作っちゃうかもよ。私はこのバンド、とにかくギターが大大大好きなのです!!

そしてエレクトロ系も得意なフジロックは

Floating Pointsは最近は名前を見ると「宇多田ヒカル」がセットになって頭に浮かんでしまうのですが、イギリス出身のDJ・音楽プロデューサー、サム・シェパード。この方は本当にDJにとどまらない、多彩な音楽を扱う「天才アーティスト」という印象で、しかも結構日本に来ているような。日本好きなのかな?
エレクトロ系には弱い私はそんなに聴きこんではいないけれど、そんな私でも耳に入ってくる彼の音楽の心地よさといったらいつも「凄い」と思うので、ライブではとんでもなく素敵な音が聴けそうですね。宇多田ヒカルも来るんじゃないのかな?(勝手な予想)

今まさに大人気のKpopガールズグループ、NewJeansの曲を手掛けたと話題のErika De Casierは、90sR&BからUKガレージっぽい曲で浮遊感を感じさせるようなトラックとソフトで軽い歌い方が確かに今っぽい感じが溢れてて、これ系が好きな人にはたまらないアーティストだと思います。

そしてルーファス・ウェインライトは、

90年代のデビュー作「Rufas Wainwright」がリリースされた時から天性のソングライティングと表現力、美しいお顔立ちなどで人々を魅了した彼が、

今50代になって現在はフォーク・アーティストとしてさらに深みのある表現で苗場に来てくれるなんて贅沢です!!!ほんと贅沢!!!フジロックは初めてなのかな?できればあんまり暑くない時間帯に没入して観たいな~。

これも好き。

そしてサマソニは

今旬感が爆発!


って感じで、めちゃくちゃサマソニっぽいですね!ヘッドライナーの

この2組見ただけで

わっけーーー!!!!

と思いました!両方ともファンの中心年齢20代とかじゃないかな?BMTHはもうちょっと上かもだけど。しかも

2バンドとも最近来日している

というわけで「え!来たばっかじゃん」とは私も一瞬思ったとはいえ(笑)、こういうちょっとラインナップ組むのが難しい時期に「日本とバンドの相思相愛感」を高めておくのは決して無駄ではないと思います!!
特にBMTHはソングライティングの要だったメンバーのジョーダンが抜けてファンもちょっと心配だったと思うので、昨年は脱退なのか分かんないままの状態だったところから、今年に新体制としてライブが観れるとファンも安心ですよね~。

そして個人的にめっちゃ嬉しいのが

nothing but thieves

昨年のReadingでめっちゃ人気なのを見かけてからずーっと「来日来日来日」と心で念仏唱えていたので(笑)、ラインナップ見て「やったーー!!」と一番嬉しかったです♪さすがサマソニ感謝ーー!!
彼らはUKのバンドですが、確か1回サマソニで来日してるので、「よりビッグになって帰ってきた」って感じですよね。音はちょっとMUSEとかあたりを彷彿とさせる感じで、これまたMUSEのマシューやRADIOHEADのトム・ヨークあたりからの影響が強そうなボーカルのコナーの歌唱力抜群の声が光るバンド。最近はエレクトロの要素が少し入ったようなサウンドで、「若い人の心をつかみやすい曲作りが面白いな」と思います。

バンドで言うと、アメリカのGRETA VAN FLEET、イギリスのLOVEJOYもそれぞれ海外では人気ですよね。できれば私は室内がいいので(笑)、メッセのマウンテンステージを希望したいところ。

またラインナップを見て「面白いな」と思ったのが、今のメイン洋楽ソングライター・PDがそれぞれバンドを従えてくるところ。

ジャック・アントノフはラナ・デル・レイからThe1975までPDしているところでグラミー賞のベストPD賞も2年連続でとっちゃって。最近はもっぱらテイラー・スイフトの盟友としてお馴染みになった存在ですが、彼はBLEACHERSとして参加。

そしてOneRepublicはライアン・テダーがボーカルを務めるバンド。彼もソングライティング歴が長いですが、最近でもTate McRaeの「greedy」をバカ当てしてまして「まだまだ健在だな~」と思わせられました。kpop系でも最近名前を見かけますね。そういえばあのトップガンマーヴェリックのビーチバレーソングを歌うんでしょうか⁈

アメリカのミュージシャンで多彩な才能でグラミー賞では常連になってきているJON BATISTEは、日本の音楽ファンと相性が良さそうなアーティスト。分かりやすく凄い、分かりやすく品がある、分かりやすく楽しい、みたいな感じで。メッセージ性も強く凄くまじめそうな方なので、サマソニでも全力でライブしてくれそうですよね。

LAUFEYやMadison Beerは女性アーティストとして今人気がどんどん出てきている存在。海外でもコアなファンがついている印象ですが、日本でも好きな人は絶対いるはず!フェスで知名度を上げるにはサマソニはもってこいの場だと思います。

PINK PANTHERESSは、昨年にNewJeansがあんなに人気だったなら、音楽的に似たようなジャンルで見た目も可愛くて「Boy's a liar Pt.2」という昨年の大ヒット曲も持っているUKの人気っ子なので、彼女のライブも若い子の間で盛り上がること間違いなしだし、

Olivia DeanはUKインディソウルで人気が大きくなっている女性アーティスト。ちょっとジャズの要素もあるのかな?UK女性アーティストの抑え方も上手いですね。

そしてTylaは、バイラルヒットで昨年から徐々に人気が出てきたところから、最近海外メディアでライブを披露するようになってからがぜん人気が盛り上がってきた南アフリカ出身のシンガーで、とにかく美人で、スタイルがめっちゃ良くて、ダンスも上手いです。シングル「water」が「ランキングぐいぐい上がってきてるな~」と。先日グラミー賞を受賞してさらに注目されてると思っていたら、もうラインナップにいて、「サマソニのエグさがこういうところに出てるな」と思いました(笑)。

もう一人似たようなエグみを感じた(笑)アーティストがStephen Sanchez。アメリカのナッシュビル出身の若手男性シンガーですが、「Until I Found You」って曲が今配信を中心にバカ売れしている彼。ちょいちょい海外のフェスラインナップで名前を見かけ始めていたのですが、「サマソニ、さらにエグいな」って思いました。

ぶっちゃけ来年以降は分かんないけど(笑)、「今売れてる曲!今聴かれてる曲!」って「今年に観たい今年に聴きたい」って思うのが普通なので、そんな欲を満たしてくれる「今年観ないと意味ないよ!」くらいの圧すら感じるラインナップ。サマソニ毎年そういうとこある。そこが「サマソニ威力が発揮されているな~」と思いました!

と思えば、UnderWorldやベルセバでちゃんとベテラン勢も入れてくれてて、ホッとしました(笑)。


というわけで、現時点でのラインナップで個人的にオススメだったり気になっているバンドやアーティストについて書いてみました!

第2弾以降の発表もそれぞれ楽しみですね♪

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