【0002】 Fingers inc.

SNSや、YouTubeで、
私を知った方は
「HIPHOP 寄りの人」

という印象が強いかもしれません。

しかし、多種多様な音楽が好きなのです。

たまたま産まれ育った時代に、
世界の音楽シーンが刻々と変化していく時代だったのも、そうした要因になったのでしょう。

後々紹介します「YMO」が1番大きい影響なのは、間違いありません。

1988年

この年は、音楽シーンが劇的に面白くなってきた年です。
1988年は絶対に覚えて、ぜひ今の世代の方々も
この年前後の【音楽】を聴いて欲しいと思ってあります。

このアルバムも、1988年のリリースです。
1988と言えば、Public Enemyの2ndアルバムが
出た年です。
このころ、自分自身HIPHOPに狂っていた時期で
敬愛するリーダーの CHUCK Dも

「ハウスミュージックは、クソだ!!」

と言うくらいだったにもかかわらず、
HIPHOPと同時に、HOUSE, TECHNOの
レコードも買い漁る日々となりました。

そんな中で出会ったのが、
Fingers inc. / Mr. Fingersです。
特に有名な曲が、「Can You Feel It.」です。

世界中のDJがプレイしたことでしょう。

※もちろん、あのWILD BUNCHの、DJ ミロも、ヘビープレイしたり、自身のMIXコンピに入れるくらいでした。

※日本のFUNKY KING 中村ゆうじも、ヤン富田プロデュースの2枚目でサンプリングしています。

HOUSE、ガレージ、テクノなんかは、12インチだと良いのですが、

テクノの雄=ケビンサンダーソン(Kevin Saunderson)とか、ハウスの雄=フランキーナックルズ(Frankie Knuckles)も、「アルバム」単位となると、非常に退屈で残念なアルバムになってばかりでした。

それよりも前に【アルバムとして】1988年に、これほど、全曲素晴らしいハウスミュージック・アルバムが出たことを、皆さんに知って欲しいです。
ボーカリストのRobertOwensとRonWilsonも
後にRAP界で言えば、RAKIMに匹敵する重要人物になっていきます。

Fingers Inc.の曲担当=リーダーの、
ラリーハードの当時の、お部屋。
右隅には、S1000かS1100、SP1200の名機が見てとれますね。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?