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シャード・オブ・マッポーカリプス(2):ニンジャについて


 ようこそ。コンニチハ。コンバンワか? それともオハヨか? 外の様子はどうだい? 見ての通り、俺は暗い場所が好きで……ヒヒヒヒ、そんな話はいいって? 君はニンジャについて知りたいんだったな。いいぜ、さいわい俺はそういう話に関してはそこらの連中よりは詳しいからな……。

 俺は人より長く生きているし、いくつか修羅場もくぐって来た。幸か不幸か、死に損なっているんだよ。そんな中で、良い奴も、悪い奴も、頭のおかしい奴も、それなりに見てきたよ。君はどうだろうな? ヒヒヒ……。それじゃ始めるとしようぜ。

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歴史の中のニンジャ

 ニンジャとは平安時代をカラテで支配していた半神的存在だ。半神、笑っちまうな。だとすると俺もいっぱしの半神ッていう事になる。こんなナリでな。ヒヒヒ……。ま、俺の事は置いておくとして。平安時代の当時、強大なニンジャ・オーヴァーロード達が豪族として各地に城を築き、非ニンジャの連中を奴隷にして、好き勝手やって暮らしていましたとさ。

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