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日本代表メンバー31名が発表!注目選手は2名。田中史朗選手とあとひとりは…

8月29日、ラグビーワールドカップにのぞむ日本代表のメンバー31名が発表されました。

メンバー一覧は日本協会公式HPから。

『ラグビーは3つのルールで熱狂できる』編集担当的、注目選手は2名。

身長166センチの巨人

ひとりめはスクラムハーフの田中史朗選手。

身長166センチながら、大男たちにもひるまないハートの強さと、巧みな状況判断が武器の選手です。

ただ、スクラムハーフは激戦区。ライバルには流大、茂野海人という、トビウオのようないきのいい選手がいます。また今回、スクラムハーフのポジションの枠は2名までしか選ばれないのでは?という噂もあったのですが。

結果は、流選手、茂野選手とともにメンバー入り。

やはり指揮官ジェイミー・ジョセフは、この大舞台に田中選手の経験値の高さがいきてくると判断したようです。34歳は日本人選手の中で最年長です。

日本代表の最終兵器「アタアタ」

もうひとりはウィングのアタアタ・モエアキオラ選手。

「アタアタ」なんてちょっとかわいらしい名前ですが…

トンガ出身のパワフルなトライゲッターです。

↑はU20時代の動画ですが、南アフリカ相手にハットトリック!

185センチ114キロの体格で、力強さはもちろん、しなやかなステップも兼ね備える日本代表の最終兵器です。

スーパーラグビーのチーフスでも活躍するアタアタ選手は、直近のテストマッチには不出場。“隠し玉”としてあえて出場させていなかった可能性もあります。

今さら聞けない外国人選手が多い理由

ちなみに今回のメンバー31名中、海外出身選手は15名。

「外国人選手が多いなあ」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

それはラグビーは国籍主義をとっていないから。

その国で出生した場合や、3年以上居住していれば代表資格が得られるのです。

ちなみに大西将太郎さんは、チームに外国出身選手がいることは、日本人選手にとって考え方やプレーの幅が広がるのでメリットしかないと言ってたのが印象的でした。

そうしたラグビーならではの背景がわかると観戦がもっと楽しくなるでしょう。

※本マガジンは毎週金曜日更新予定です。



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