見出し画像

【日比谷公園行ってみた】人生初の、ラグビーパブリックビューイング観戦記【まさかの画像なし】

 どうもはじめまして! 『ラグビーは3つのルールで熱狂できる』の構成を担当したライターの福田です。

   9月6日、日本対南アフリカのW杯前最後のテストマッチが埼玉県営熊谷ラグビー場で行われることを知り、編集の竹林さんと日比谷公園で開催されたパブリックビューイングに行ってきました。

 南アフリカとは、日本中が沸いた2015年W杯イングランド大会の“ジャイアントキリング”以来の対戦です。

 僕も、竹林さんもパブリックビューイングは初めて。有楽町駅近くの中華料理屋でお腹を満たし、万全な状態で日比谷公園へと向かいました。

 僕たちが会場に着いたのは、ちょうど19時ごろ。試合開始は19時15分のため、すでにラグビーファンが大集合。「日本にもラグビー好きってこんなにいるんだ!」と思ったのが正直なところで、仕事終わりのスーツ姿の人や、日本代表のユニフォーム姿の人たちで賑わっていました。

 会場のモニター前には、椅子がたくさん設置されていましたが、到着したころには満席状態。覚悟はしていましたが、立ち見で観戦することに。

 いざ日本のキックオフで試合が始まりました! しかし、開始直後、世界トップレベルのスピードを誇るWTB福岡堅樹選手が右ふくらはぎを負傷し、交代してしまいました。

 その数分後には、南アフリカの波状攻撃に遭い、最初のトライを許した日本。

 序盤の印象としては、南アフリカのプレッシャーの影響もあり、ハイパントキックからそのままトライに持ち込まれたり、ラインアウトがうまくつながらなかったりするなど、ラグビー観戦歴の浅い僕から見ても、終始南アフリカペースでした。

 日本も前半終了間際、敵陣に攻め込むものの、南アフリカの頑強なディフェンスラインを破ることはできず、会場全体から大きなため息が漏れました。まったくチャンスをつくれなかったわけではなかったですが、結局前半は0-22で折り返しました。

 後半に入ると、NO.8のマフィ選手も負傷してしまい、交代。つくづくラグビーは怪我が多いスポーツなんだなと実感しました。

 そのあとすぐに、敵陣ゴール前5メートルからゴールまであと一歩まで迫りましたが、南アフリカの粘り強いディフェンスを崩しきれず、なかなか得点できません。

 一方、日本のディフェンスラインはあっさり破られてしまい、WTBマピンピ(トライ後のパフォーマンスが独特でした!)にこの試合3本目のトライを決められます。幸いにもコンバージョンゴールは外れましたが、スコアは0-27と防戦一方の展開。

 後半も残り半分にさしかかり、もしかすると、このまま0点で終わってしまうのではないかと、会場全体にいやな雰囲気が流れます。

 しかし、やっと会場が盛り上がるプレーが起こります。

 相手のパスミスをタップでうまくつなぎ、そのパスを受けたFB松島幸太郎選手が右タッチライン際を一気に走り切り、見事トライ!

 会場のボルテージも最高潮に達し、大歓声に包まれました。コンバージョンキックもSO田村優選手がしっかり決め、スコアは7-27と、まだまだ試合はこれから!


 と思ったのですが、さすが優勝候補筆頭の南アフリカ。その後もロングパスをカットされて、トライを決められるなど、結果は7-41と完敗。

 日本も惜しいプレイがいくつかありましたが、うまく攻め切れないシーンが目立ち、素人目にも力の差を感じた試合でした。

 でも、W杯本番はきっとやってくれるはずです!

 初めてのパブリックビューイングの感想としては、観客のマナーがとても良く、落ち着いて楽しく試合を見ることができました。

 80分間、ずっと立ちっぱなしでしたが、試合に集中していれば時間はあっという間に過ぎ去りました。たとえ座れなくても、会場の雰囲気を味わってみるのもいい経験。もし日本が勝っていれば、より一体感を感じられ、もっと気分が良くなったと思います。

 W杯期間中も、日本全国各所でパブリックビューイングが行われる予定なので、実際の試合会場で生観戦できない人は、ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。↓

※試合を観るのに夢中でまさかの画像なしです。スミマセン。実際に当日行った方のツイッターの投稿をご紹介します。

※本マガジンは毎週金曜日更新予定です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?