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ドイツの大学で最も人気のある研究テーマ - 昨日と今日。

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)でSenior Datenredakteur(シニアデータ編集者)のマティアス・ヤンソン(Matthias Janson)の報告として、レネ・ボックシュ(René Bocksch)、フラウケ・スール(Frauke Suhr)の報告と共に2022年08月17日に、ドイツの大学で最も人気のある学位プログラムは、40年前と現在では異なっている。

これは、連邦統計局のデータに基づくStatistaの調査(Statista-Recherche auf Basis von Daten des Statistischen Bundesamts)によって示されたものである。1980/81年冬学期のトップ3は、法学(Rechtswissenschaft)、総合医学(Allgemein-Medizin)、ドイツ学(Germanistik)であった。

https://time-az.com/main/detail/77540

一方、40年後の現在では、「経営学(Betriebswirtschaftslehre)」が圧倒的なトップで、「コンピュータサイエンス(Informatik)」「法学(Rechtswissenschaft)」がそれに続いている。
また、ドイツ学(Germanistik)と電気工学(Elektrotechnik)が現在ではトップ8から外れていることなども見て取れる。
また、40年前と比較すると、学生の数が格段に増えていることも特徴的でる。

日本の独文科の先生が留学する学部は、トップ8から外れている。

日本の独文科の先生は、短期留学で勉強しないから、仕方がない。

ドイツの新入生数は、2006年から2011年にかけて連続的に増加したのを最後に、その後はほぼ同じ水準で推移している。

2020/2021年度の大学1学期の学生数は約48万9000人であった。

2019年のドイツにおける初学者の平均在学期間は8学期で、大学卒業生の平均年齢は約23.6歳であった。
このStatistaのグラフィックが示すように、ドイツで最も人気のある徒弟制職業のトップリストにも変化があった。

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