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タイ大手銀、東南アジア新興4カ国、今年の経済成長率は5.5%。

アジア経済ニュースNNA ASIAは2023年02月06日に、タイのSCB(Siam Commercial Bank/サイアム商業銀行)EIC(Economic Intelligence Center/エコノミック・インテリジェンス・センター)が2023年01月31日に発表した報告書によると、カンボジアなど東南アジア新興4カ国の2023年の経済は、新型コロナウイルス禍前の水準には届かないものの、順調に推移する見通しだと予測したと報告した。

カンボジアの2023年のGDP(Gross Domestic Product/国内総生産)成長率の見通しは5.5%。
カンボジアの財務経済省の予測(5.6%)とほぼ同水準だった。
4カ国ではベトナムの6.2%に次ぎ、3.0%と予想されたラオスとミャンマーを大きく上回る。

SCB-EICは、各国の経済成長は主に内需と観光産業の回復にけん引されると予想。

特にカンボジアでは、GDPに占める観光産業の割合が18.2%と他国に比べ大きいことに言及し、中国で2023年02月06日に、解禁となるカンボジアへの団体旅行が観光産業の活性化につながるとの見方を示している。

カンボジアは、中国に膨大な借金をしているので、手綱捌きを間違えるとスリランカの二の舞になる可能性もある。
ただし、フンセン首相は、その点、他の東南アジアの主導者と同様、良くやっていると評価されている。

https://www.nna.jp/news/2475906?media=bn&country=khr&type=5&free=1
https://www.scbeic.com/en/home
https://www.scbeic.com/en/detail/product/clmv-310123

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