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イギリスで与党党首選締め切りの日に対立候補が消え、リシ・スナクだけになった。




アジア経済ニュースNNA ASIAは2022年10月24日に、イギリスのリズ・トラス首相(Liz Truss British Prime Minister)は、が辞任を表明したことを受け、後任を決める与党・保守党党首選が実施される予定であった。

しかし、立候補希望者は、2022年10月24日午後2時(現地時間)までに、保守党の下院議員357人のうち100人以上の推薦を得る必要があるため、候補者は最大3人に絞られる。

その結果として、2022年10月28日には新党首が決定すると予測されていた。

保守党議員委員会(1922年委員会)のブレイディー委員長(The Chairman of the Conservative Party Parliamentary Committee (1922 Committee), Mr Brady)は2022年10月21日に、立候補の受け付け開始を発表した。

2022年10月24日の締め切り時点で推薦条件を満たす候補者が3人いれば、この日のうちに保守党議員の投票で2人に絞り込む。

残った2人に対しては、2022年10月28日まで一般党員を対象としたオンライン投票が実施され、同日に結果が発表されると予測されている。条件に適う候補者が1人であれば無投票で自動的に新党首が決まる予定であった。

ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)前首相の出馬も有力視されていたが、断念した。

市場調査会社オピニウム(Opinium)が2022年10月21日に発表した世論調査では、リシ・スナク(Rishi Sunak)とペニー・モーダント(Penny Mordaunt)が最終候補に残った場合、前者を支持すると答えたのは45%、後者は23%だった。一方、スナクとジョンソンの場合では前者が44%、後者が31%となった。

そして、ボリス・ジョンソンが、保守党の党首選から撤退してからは、リシ・スナクが、次期首相の可能性が確実視されていた。

そして、最後の対立候補で、下院議長、前国際貿易大臣のニー・モーダントが党首候補の指名が公示される直前に選挙戦を終えたため、リシ・スナクが月曜日に保守党の新党首に指名され、次期首相にイギリス史上初のインド系首相として、選ばれた。

また、42歳のリシ・スナクは、43歳7カ月で首相となったキャメロン元首相(former Prime Minister David Cameron)を抜いてイギリス史上最年少の首相となる。

ただ、私のようにボリス・ジョンソン政権で、財務相に就任したばかりの時を記憶していると、人はいつ首相になるチャンスが来るかわからない。

あなたにもチャンスはある。

2022-10-23---dailymailの世論調査で、ボリス・ジョンソンは良かったが、保守党の党首選から撤退。
2022-10-22---dailymailの世論調査。党首候補でボリス・ジョンソンが良すぎる。


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