アジア経済ニュースNNA ASIAは2023年11月14日に、カンボジアの新聞「クメール・タイムズ(Khmer Times/電子版)」は2023年11月11日に、カンボジア中央銀行NBC(National Bank of Cambodia/カンボジア国立銀行)のチア・セレイ総裁(Chea Serey(Khmer: ជា សិរី [ciə serəj]),は023年10月10日に、去20年間でリエル(Khmer Riel)の流通量が約17倍に増加したと述べ、自国通貨リエルの普及が確実に進んでいるとの考えを示したと報告した。

以前は、カンボジアの通貨リエルは使用されず、US$が一般通貨として利用され、レストランやホテルでリエルを受け取らないところも多かった。

チア・セレイ総裁は、日本の経済学者である奥田英信との共著に関するセミナーで、リエルの流通量が現在14兆5000万リエル(約5,300億円)に達し、20年前の8,500億リエルから大幅に増加したと明らかにした。

「米ドル依存からの脱却を図るため、中銀が2000年代初頭から段階的に実施してきたリエルの使用促進政策の効果が出てきている。」と説明した。

内外での決済取引などでリエルの使用が徐々に増加している背景としては、カンボジアの政情安定や経済成長により、リエルへの信用度が高まっているためとの見方を示した。

中銀は、決済に使用するQRコードの国内統一規格「KHQR」やデジタル通貨「バコン(Bakong)」の導入により、リエル決済の加速を促してきた。

チア・セレイは2023年06月06日まで副総裁であった。
彼女の努力で、カンボジアの通貨リエルが変わったとも言える。

全責任を彼女が一人で背負っている。
ただし、少し疲れ気味である。

2023年11月16日---カンボジア中銀、QRコード決済で中国アリペイと提携。
2023年08月07日---カンボジアでモバイル決済、2023年01月〜06月は倍増。
2023年06月20日---韓国のQRコード決済システムをカンボジアで展開。
2023年06月20日---カンボジア中銀、ベトナム・ラオスと越境QR決済開始へ。
2023年06月08日---ACLEDAによるカンボジアとタイのQRコード決済が急増中。
2023年06月06日---カンボジア王国、QRコード決済レベルアップ。
2023年03月08日---カンボジアの電子通貨「Bakong」取引額、2022年下期は3.5倍。
2022年11月10日---世界経済の成長鈍化は、ますます顕著に、高頻度になる。
2022年11月10日---カンボジアの銀行預金口座数、2022年08月に昨年末比18%増。
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2022年08月25日---カンボジア財務経済省は、初の国債発行は2022年09月開始と発表。
2019年06月28日---「アフリカ版Amazon」は、住所不要の宅配便！

https://ncet.asia/topics/notice/20231116-293/
https://www.khmertimeskh.com/501393142/nbc-governor-chea-serey-meets-governor-of-dubai-international-finance-center/
https://www.khmertimeskh.com/501390501/nbc-governor-says-cambodia-has-seen-big-increase-in-local-currency-usage-in-past-2-decades/
https://www.khmertimeskh.com/501355029/national-bank-of-cambodia-to-auction-50-million-to-stabilize-riel/
https://www.khmertimeskh.com/501348060/intl-financial-institutions-laud-chea-sereys-appointment-as-nbc-governor/
https://www.khmertimeskh.com/501318139/nbc-sets-new-capital-risk-rules-for-banks-financial-institutions/
https://www.khmertimeskh.com/501302668/nbc-calls-for-strengthening-cybersecurity-across-banks-financial-institutions/
https://ci.nii.ac.jp/naid/500001556891