キャセイパシフィック航空のロンドン・パイロット基地閉鎖。

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香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」は2021年07月20日に、COVID-19の大流行に伴い、コスト削減のためにキャセイパシフィック航空のロンドンパイロット基地(Cathay Pacific’s London pilot base)が閉鎖されることが提案され、香港の航空会社で100名の雇用が危険にさらされていると報告した。

キャセイパシフィック航空はこれまで、カナダ、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランドのパイロット基地を閉鎖してきた。

つまり、中国人パイロットに置き換えられているのだろう。

https://time-az.com/main/detail/74835

そうなると、100名の解雇されるパイロットが、他の航空会社で仕事を探すことになり、そのしわ寄せが、世界中のパイロットの人材と給料バランスを崩すことになる。

香港のフラッグ・キャリアであるキャセイパシフィック航空は、COVID-19の大流行の中、海外での事業を大幅に縮小する一環として、最新のコスト削減策を進めており、他の4つの海外支店の閉鎖に続いて、英国の拠点も閉鎖の対象となっている。米国の同様の拠点はそのままだというが、いずれ話題になる雨ことだろう。
同社はここ数ヶ月の間に、カナダ、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランドのパイロット基地を閉鎖し、280名の雇用に影響を与えましたが、香港で働く資格のある数十名の乗務員は移転を選択していた。

キャセイパシフィック航空も国有化の波に呑まれそうである。

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