メルセデス・ベンツ、未来の車。

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DesignTAXIは2021年11月26日に、メルセデス・ベンツは、未来の車にインスピレーションを与える 「Super-Efficient(超効率的)」EVモデルを発表したと報告した。

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「EQXX」と名付けられたこの新しいコンセプトEV(Electric Vehicle/電気自動車)は、今年初めの8月に発表され、自動車メーカーは「super-efficient electric car with a real world range of more than 1,000 kilometers.(現実世界での航続距離が1,000kmを超える超効率的な電気自動車)」と称している。

https://time-az.com/main/detail/75703

これは、完成後にEVの新技術をテストするために使用される。
プロジェクトXのように、象徴的なテストベッドカーとなるかもしれない。

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しかし、今週、メルセデス・ベンツのCOO(最高執行責任者)マーカス・シェーファー(Markus Schäfer)がLinkedInに投稿したティーザー画像には、これまでにない詳細な情報が含まれており、このEVの詳細が明らかになった。

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この 「compact-class(コンパクトクラス)」のEVは、「実際の道路状況(real road conditions)」において、1回の充電で1,000kmの航続距離を可能にし、「通常の高速道路走行時の100kmあたりのキロワット時(kilowatt hours per 100 kilometers at normal highway speeds.)」の消費量は1桁になるとのことである。

「VISION EQXXは単なるショーカーではなく、学際的な技術プログラムです(Our VISION EQXX is more than a show car, it is an interdisciplinary technology program,)」と、シェーファーは画像のキャプションに記している。「私たちは、個々の要素だけでなく、すべての効率的な構成要素を精査しています。(We are scrutinizing every efficiency building block and not just focusing on individual elements.)」

デザインチームが注力しているもう一つの特徴は、車両の空力特性で、現在のEQSよりも一歩進んだものにすると述べている。EQSは「市販車では最も低い空気抵抗係数を誇る」が、EQXXはこの分野で「さらなるポイントを獲得する」ことを目指している。

その姿を目の当たりにするのは、そう遠いことではなさそうである。シェーファーは、この車が2022年01月03日にデビューすることを明らかした。その日を考えると、CESで公開される可能性が高いとInsideEVsは述べている。

EQXXは今のところコンセプトカーにとどまっているかもしれないが、このコンセプトカーでテストされた技術が、将来のオール電化時代のメルセデス・ベンツのモデルに採用されないとも限らばい。

シェーファーは、「これまで私たちが知っている自動車は、130年に及ぶ継続的な開発の成果です。」「私たちがこれまでに達成してきたことは驚くべきことでしたが、EVの進歩はもっと早く、ずっと早く進まなければなりません。」と書いている。

しかし、決して新しく感じないのはなぜか?

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