ニューヨークの33億円の不動産、「ビットコイン決済のみ」で販売開始。

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Forbes JAPANは2021年11月16日に、ニューヨークの不動産大手が、支払い手段をビットコイン(Bitcoin)のみに限定したコンドミニアムをUS$2900万(約33億円)で売りに出したと報告した。

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このことは、高級不動産市場においても、暗号通貨が大きなトレンドになりつつあることを示していると伝えている。

https://time-az.com/main/detail/75626

ヤフーファイナンス(Yahoo Finance)の11月16日の記事によると、マンハッタンの不動産会社マグナム・リアル・エステート・グループ(Magnum Real Estate Group)は、グラマシーパーク(Gramercy Park)に新たに建設される合計約840平方mの3つのコンドミニアムを合計US$2900万ドルで売りに出し、支払いをビットコインのみとしている。

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この取引は、ビットコイン決済サービスのBitPayを通じて行われ、同社は受け取ったビットコインをドルに交換して、マグナム社に支払うという。

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ビットコインの価格は先週、史上最高値の約US$6万9000に達しており、マグナムの代表のベン・シャウール(Ben Shaoul)は、暗号通貨の保有者が投資先を多様化したいと考え始めると予想している。

BitPayによると、同社の10月の決済の約32%が不動産、宝石、金、ヨットなどの高級品の購入によるもので、この数字は上昇しているという。

支払いをビットコインのみとする不動産取引は珍しいが、不動産業界では少なくとも2014年から、暗号通貨による取引が始まっていた。BitPayの最高マーケティング責任者のビル・ジールケ(Bill Zielke)は、同社が数年前から暗号通貨ベースの不動産取引を手がけており、国内外の買い手と連携し、最近ではスキー場の別荘などの高級物件に注力しているとヤフーファイナンスに語った。

2021年06月には、マイアミの高級住宅がUS$2250万相当の暗号通貨で匿名の買い手に販売され、暗号資産による不動産売買としては史上最高額と報じらた。

マイアミの不動産開発業者のアレックス・サピア(Alex Sapia, a real estate developer in Miami)は、「シームレスでセキュアな暗号通貨を用いた不動産取引には、力強い需要がある」と述べている。
暗号通貨を用いた不動産取引は、ブロックチェーン上で行われるため、暗号化されており、安全で銀行や従来の決済手段を介さずに行える。

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EDMの有名DJのデヴィッド・ゲッタ(David Guetta, the famous EDM DJ)は現在、マイアミにある高級コンドミニアムをUS$1400万で売りに出しており、現金に加えてビットコイン(Bitcoin)とイーサリアム(Ethereum)での支払いを受け付けている。

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