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伝説の「Buy Bitcoin」サイン、オークションで約US$100万(約1億5500万円)で落札。

CoinDesk JAPANのレポーター、サム・レイノルド(Sam Reynolds)は2024年04月26日に、ジャネット・イエレン米国のFRB(Federal Reserve Board/米国連邦制度準備理事会)議長(当時/現在財務長官(U.S. Treasury Secretary Janet Yellen)の後ろで2017年に掲げられていた歴史的な「Buy Bitcoin」のサインが、オークションで16BTCで落札されたと報告した。

オークションの収益は、Tirrel Corpというビットコインレイヤー2のスタートアップに資金提供される。
ヨーロッパでオークションといえば、歴史的な家具や本などが売買されるが、歴史がないアメリカでは、こんなものまで売買され、無駄なお金が舞っている。

まさにバブリーな「Bitcoin」関連の紙屑を(約1億5500万円にした。
アメリカ文化。
そのスターは、アンディー・ウィホールと麻薬。

16BTC、つまりUS$100万(約1億5500万円、1ドル=155円換算)強で競売にかけられた。

この取引を仲介したオークションハウスのScarce.Cityは、同社としては記録的な金額だと述べた。

オークション自体は、ニューヨークにあるビットコインをテーマにしたバー、PubKeyで開催された。

ニューヨークにあるビットコインをテーマにしたバー「PubKey」の緯度、経度。
40°43'56.0"N 74°00'00.1"W
または、
40.732219, -74.000025

PubKeyのツイートによると、このサインの新しい持ち主はSquirrekkywrathというハンドルネームの人物だという。

新しい所有者についての詳細はわからない。ギャラクシー(Galaxy)の調査責任者であるアレックス・ソーン(Alex Thorn)は、その人物は「誰も聞いたことのないビットコインOG(オリジナル・ギャングスターズ)」だと語った。

CoinDeskとのオークション前のインタビューで、看板を掲げたクリスチャン・ランガリス(Christian Langalis)は、収益はUrbit上でビットコインライトニング・ネットワークのウォレットを開発している彼のスタートアップ、Tirrel Corpの資金に使われると語った。

2017年の米下院金融サービス公聴会でこの看板を掲げた後、ランガリスは委員会の規則に違反したとして建物の外へ退出させられた。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:「Buy Bitcoin」のサインを掲げるクリスチャン・ランガリス氏(左端)(C-Span)
|原文:‘Buy Bitcoin’ Sign Sold for Over $1M at Auction

Sam Reynolds

Sam Reynolds is a senior reporter with CoinDesk's markets team in Asia based in Taipei. He's previously reported for Blockworks and Forkast News. Prior to a career in crypto journalism he was a technology and semiconductor analyst with IDC's research team and has appeared on BBC and Bloomberg. He holds a small amount of BTC and ETH.


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