CoinDeskJapanは2024年03月06日に、コインベースのビットコイン/ユーロ(Coinbase BTC/EUR)がほかの取引所と同等のレートに戻るまでに10分かかったと報告した。

「フラッシュクラッシュ(flash crash)」は通常、流動性の欠如やキーボードの打ち間違いにより大きな注文が入ってしまったために相場が大きく動いてしまった時に起こる「ファットフィンガー(fat finger)」取引が原因だと考えられる。
2024年03月05日に、暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)のビットコイン/ユーロ(BTC/EUR)で23.7%の下落が発生した。ビットコイン(BTC)がUS$6万9325(約1039万8750円、1ドル150円換算)まで急騰して史上最高値を更新した後のボラティリティの高い期間中に起きた。

ビットコインは€6万から€4万8529まで一時的に下落したが、例えばほかの取引所のクラーケン(Kraken)では€5万8400までしか下がっていなかった。「フラッシュクラッシュ」の原因は依然として不明であり、価格が他の取引所と同等の水準に回復するまでに10分かかった。

「フラッシュクラッシュ」の理由は通常いくつか考えられる。そのうちの1つは流動性の欠如だ。市場の売り注文の量がオーダーブック上の買い注文の量に対して多すぎるため、買い注文が存在する価格水準まで価格が下落するということ起こった。

もう1つの理由は、2021年のバイナンスUS(Binance.US)での「フラッシュクラッシュh」で見られたように、トレーダーやアルゴリズムが行うバグやミスで起こる。「flash crash」取引と呼ばれることもある。

今回の「フラッシュクラッシュ」は、ビットコイン(Bitcoine)が米ドルベースで過去最高値のUS$6万9325まで急騰した直後に発生している。

ビットコインは数分のうちに反落を始め、一時はUS$6万4000を下回った。

しかし、「フラッシュクラッシュ」が起こる可能性があるときは、取引所が取引停止にすることもある。

https://www.coindeskjapan.com/222454/
https://www.coindesk.com/markets/2024/03/05/bitcoineuro-suffers-flash-crash-on-coinbase/
https://cryptorank.io/news/feed/08633-flash-crash-on-coinbase-sends-bitcoin-euro-tumbling
https://coinstats.app/news/17a810bc57d1841a25bc308881b723727e3ebf020a7a079c46ab769e90c860c9_Bitcoin%2FEuro-Suffers-Flash-Crash-on-Coinbase/