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韓国大統領、米国主催の会合でカメラに気付かず米国侮蔑発言。

AFP(Agence France-Presse/フランス通信)は2022年09月22日に、すでに史上最低の支持率を記録している韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル、Yoon Suk-yeol)大統領が2022年09月21日に、訪問先の米ニューヨークでジョー・バイデン(Joe Biden)大統領主催の国際会議を退席する際に米国を侮蔑する表現を用いて側近に話し掛ける瞬間を映像に捉えられ、海外メディアも報道し、非難を浴びている報告した。

尹錫悦大統領は、感染症対策に取り組む基金への増資を検討する会合で米国がUS$60億(約8600億円)の出資を表明した後の記念撮影の時に「もし、こいつらが議会で可決しなかったら、バイデンのクソメンツは丸つぶれだな」と側近に韓国語で話し掛けている。

https://time-az.com/main/detail/77770

この映像は韓国で一気に拡散され、YouTubeでは投稿から数時間で再生が200万回を上回り、韓国語のTwitter上では「こいつら」がトレンド1位になった。

尹錫悦大統領の発言は、バイデン大統領が約束した資金拠出には米議会の承認が必要な点を指摘したものとみられるが、大統領のコメント欄には、「大統領の言動は韓国の威厳に関わる」との投稿があった。

2022年05月に大統領に就任したばかりの尹錫悦だが、すでに評論家の言うところの「無理解」ぶりを連発し、支持率は一時24%まで下落した。その後32%まで持ち直したものの、記録的な低迷が続いていると伝えている。

数日前には、エリザベス英女王(Queen Elizabeth II)の国葬参列のため訪英した際、女王のひつぎが公開安置されていた国会議事堂のウェストミンスターホール(Westminster Hall)を弔問に訪れず、その理由を「交通渋滞のため」と釈明する羽目に陥ったばかりだった。

産経ニュースは2022年09月22日に、韓国大統領府が韓国の国会を指した発言だったと釈明したことで、さらなる批判を呼んでいる。
また、「この野郎」の部分に当たる韓国語は公の場で発してはならないとされる卑俗語で、韓国野党などは「国の品格が失墜した。」と猛非難したと報告した。

米欧メディアまで騒動を扱い始めると、大統領府高官が22日の記者会見で釈明に当たった。尹氏が出席した会議では各国が開発途上国の疾病撲滅のための国際基金へ出資を表明したが、「韓国国会が野党の反対で出資を承認しなければ、国が恥をかく」との意味だったとし、「バイデン」の部分は別の単語の聞き違いだと主張した。

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