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イギリスの小売大手M&S、20店舗を新設。3000人を雇用。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2023年01月17日に、イギリスの小売大手M&S(Marks and Spencer/マークス・アンド・スペンサー)は2023年01月16日に、2023/24年度にイギリス全土で20店舗を開設すると発表した。


そのために£4億8,000万を投資し、3,400人以上の新規雇用が創出される見通しだと言う。

新店舗のうち、衣料品や家庭用品、食品などを販売する「フルライン」店舗は8店開設する。

このうち、リーズ(Leeds)とリバプールで(Liverpool)今夏、マンチェスター(Manchester)で今秋、バーミンガム(Birmingham)とサロック(Thurrock)では2023年末までに、それぞれ店舗を移転して新たにオープンする。これら5店舗は、2021年に経営破綻した大手百貨店デベナムズ(Debenhams)の跡地に建てられる。このほか、食料品に特化した店舗も今年、全土に12店を出店する。

CEO(Chief Executive Officer/最高経営責任者)スチュアート・メイチン(Stuart Machin)は「実店舗はM&Sのオムニチャネル化の中核を成すもので、現在の顧客の買い物傾向において競争優位性を提供するもの」と述べた。

M&Sはまた、直営店への投資に加えて、フランチャイズ店を拡大し、利便性を高める計画とした。
M&Sは石油BPやMoto、SSP、コーヒーチェーン「コスタ(Costa)」と提携している。

同社は昨年10月、「ストア・ローテーション・プログラム(store rotation programme)」と呼ぶ5カ年の店舗計画を加速させ、25/26年度までの3年以内に実現させることを目指すと発表した。計画では、「フルライン」店舗を現在の247店から180店に減らす。一方、食料品専門の小型店「シンプリー・フード(simple food)」を104店増やし、420店にする予定だと言う。

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