香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」の2022年03月21日の速報に続いて、2022年03月22日続報を公開した。

昨日、詳細情報を書こうとしたら、現場から物凄い煙が出ている映像が配信され、日本航空の御巣鷹山墜落を思い出し、急いでも良い情報はなさそうだと判断した。

https://time-az.com/main/detail/76485

SCMPは、2022年03月22日続報「中国東方航空(China Eastern Airlines)MU5735便：航空機が山に墜落し、132人が死亡したおそれ(China Eastern Airlines Flight MU5735: 132 feared dead after plane crashes into mountain)」を公開した。

死傷者の公式確認はまだだが、地元の人々は広西チワン族自治区(Guangxi)の墜落現場で火や瓦礫を見たと報告している。

昆明(Kunming) - 広州(Guangzhou)便が離陸後約1時間で突然墜落したため、航空会社はボーイング737-800(Boeing 737-800s)の機体を着陸させると発表した。

墜落から7時間経っても死傷者の公式確認はなく、生存者を見つけるチャンスはほとんどないとの懸念が高まっている。

国営放送CCTVは、ボーイング737-800型機が広西チワン族自治区の梧州付近(near Wuzhou in Guangxi Zhuang autonomous region)に墜落した後、救助活動を開始し、600人以上の消防士を現場に送り込み、地元の救急サービスを支援していると報じた。

床が抜けたような墜落である。

MU5735便は123名の乗客と9名の乗務員を乗せ、午後1時10分に雲南省の昆明を離陸後、広州に向かう途中で消息を絶った。午後2時52分に予定通り到着しなかった後、広州空港のアプリで「out of reach」と表示された。

中国の民間航空データを提供するVariFlightによると、同機は午後2時19分に減速して高度を失うまで、ほぼ8,900m(29,200フィート)の高さを飛行していたという。

その3分後、高度が約1,300mを記録したところで、レーダーから消えたという。

メディアは、現場で瓦礫が発見され、地元の医療チームが救急車を派遣し、救急ステーションを設置していると報じた。

地元の村民は、飛行機が分解して火事になり、木や竹を焼き尽くした後、地元の消防士がほとんどの炎を消したと、オンラインポータルサイト「Jimu News」に語った。

李というトラックの運転手は地元メディアに、彼が南寧(Nanning)から、貴州の首都梧州(capital of Guizhou, to Wuzhou)への高速道路で運転していたとき、飛行機が落ちてくるのを見た、と言った。

「私は約2から3km離れていた、私は音を聞くことができなかったが、黒い煙はそこにあった、それは爆発のように見えた。」と、李は言った。

事件の全容は数秒しかなく、携帯で撮影していた頃には煙しか写らなかったという。

「とても恐ろしくて、100人以上の人が乗っていたことに後から気づきました。」

中国東方航空は、2022年03月22日火曜日からボーイング737-800型機の全機を着陸させると発表した。

家族のための緊急電話の援助ラインはセットアップされ、キャリアは黒と白にWebサイトを公開し、そこに家族への深い哀悼の意を表した。

また、昆明、広州の両空港では、待機していた家族への支援を開始した。

ある実業家は、広州の葬儀に向かう10歳の少年を含む6人の知り合いがこの飛行機に乗っていたと、傑门新聞(Jiemian News)に語った。

CCTVは、航空部門の安全点検が行われると報じ、習近平国家主席(President Xi Jinping)は、この事故を知りショックを受け、直ちに緊急対応するよう命じたと述べた。

月曜日に墜落した737-800型は、2018年にインドネシア、2019年にエチオピアで死亡事故を起こし、中国で3年以上地上待機となっている737 MAX型の前身で、安全性が高いことで知られている。

CCTVによると、ボーイング(Boeing)は墜落事故についてより多くの情報を集めようとしていると述べた。FAA(US Federal Aviation Administration/米国連邦航空局)は、報道を把握しており、要請があれば捜査当局に協力する意向を示したという。

ただし、中国は直ちにFAAの調査を許可しないだろう。

Aerospace Knowledge誌の編集長であるWang Yananは、深い失速は飛行機が突然下方に落ち込む原因になると述べている。

深い失速はパイロットのミスや乱気流によって引き起こされることもありますが、原因はブラックボックスが発見された後にしか特定することができません。

「1つの事故の影響は大きいが、中国の航空安全は全体的に良い記録を持っている」と彼は言った。

Cai von Rumohrが率いるコーウェン(Cowen)のアナリストは、民間航空輸送の墜落事故の主な原因は、製造や設計の問題ではなく、メンテナンスの問題、パイロットのミス、妨害行為である傾向があると、月曜日のメモで書いている。

広西チワン族自治区の梧州(Wuzhou in Guangxi Zhuang autonomous region)の緯度、経度。

23°28'36.9"N 111°16'45.0"E

または、

23.476911, 111.279169