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全部やっちゃダメの超過保護社会


  • 子供たちが自分で危険を冒すことができず、健全な成長に欠ける原因を考える。

  • 過保護な親が増えた背景や影響を探り、解決策を考える。

  • 超過保護社会がもたらす政治的、経済的、社会的な影響や悪影響を分析する。

  • 家庭や教育現場で、超過保護を解消するためにどのようなアプローチが有効かを考察する。

  • 超過保護の文化が根付く背景にある社会的な問題点を探り、社会全体の改善を提示する。


人手が足りない、少子化、高齢化が進む、円安で外国人も来ない。 こんな社会にしたのは一体誰なんだろうか?  このままでは日本は本当に危ういし未来が無い

根底に有る共通点は、日本人はいつしか自分の事を自分で考えられなくなったと言う事だろう
国民総思考停止状態だ。選挙の投票率を見ればわかるだろう。大事な事ほど人任せで自分では考えられない、判断出来ない。偉い人が考えてくれるだろう、私は関係ないし、誰かが判断してくれる。と言う状態だ。

ひとつ大きな要因として挙げられるのは、1980年代に成立した3ない運動だろう。若者から移動の自由を根底から奪ったシロモノだ。安心安全、学業優先と聞こえは良い。しかしこれがまさか数十年後にこれだけ大きな問題を内包するとは誰も考えつかなかっただろう。

免許を取らせない、自動車やバイクを乗せない、買わせない、だ。過保護も甚だしい。
不幸な事に、低レベル大学の延命策もこの頃から始まり、大学全入の時代に突き進む。いまさえ名前を書けば行ける大学は星の数ほどある。
でも皆さん考えて欲しい。自分学生時代、クラス全員が勉強好きでしたか?と。学業が好きでしょうがない人もいる。しかし生まれつき勉強嫌いの人もいる。これが人間社会ではないのか。勉強嫌いの人を無理やり奨学金という名のローンを組ませて安易に税金を大量に投入して低レベル大学を増やして子どもたちを遊ばせて、卒業しても頭でっかちになってロクな就職もないし、する気もない。結婚もしない。これが実態ではないかと。

我が子は可愛いものだ。子どもにバイトもさせず、免許も取らせず、大学に遊びに行かせるのは有る意味親の自己満足に過ぎない。しかし勉強嫌いの子はどこまで行っても勉強嫌いだ。さっさと就職して親孝行した方が社会全体のためだ。
この不幸は高校時代から始まっている。いまや高校は大学予備校だ。バイトは一切禁止。普通高校に至ってははなから就職の選択肢はない。生徒指導の先生と話しをするとよくわかる。一体全体誰がこんな世の中にしてしまったのだろう。

超過保護社会の一面、それが3ない運動だ。
法律では16歳から免許を取って良い事になっているが、大人たちの都合で無理やり禁止にしている事だ。この弊害は実に大きいのだ。
これを無くすだけで、

○人手不足解消
○地方の交通問題の解決
○高齢者の事故の撲滅
○晩婚化の解決
○少子化にピリオドを打つ
思いつくだけでこれだけの効果が有る

とにかく今の若者は動かない。物理的に動かない。全てスマホで済ます傾向がある
いや、動けなくしてしまったが正しい。

学校と、家の往復だけで社会性を身につけることや社会との接点を持てるだろうか。答えはノーだ。スポーツ選手を見ればわかるが、活躍するのはほぼ例外なく10代だ。この貴重な時代から貴重な経験や出会い、社会との設定を奪ってるのは大人たちだ。子どもが自由に移動出来ず、全て親の送迎に頼っているのはある意味異常な事だ。
これではアルバイトなんて出来るはずもない。アルバイトで得られる体験は貴重ばかりだ。働く事の意義や、実際の収入で自分の判断で買い物が出来るなど、将来に役立つ経験ばかりだ。くだらない大学に行き、免許も無く、バイト経験も無いこんな子たちがいきなり社会に適応できるのか甚だ疑問だ。

いまプリウスミサイルと言う言葉が流行っている。老人が運転するプリウスだ。どこに突っ込むかわからないからプリウスを見たら逃げろと言う事らしい。良識ある大人たちに考えてもらいたい。80過ぎた老人が運転するクルマと、研ぎ澄まされた感覚の若者が運転するクルマとどちらが安全かと。 若者に嫌いな勉強を押し付け、免許も取らせず、移動の自由を奪ったつけが今回ってきていると言う事を。

○3ない運動は全国廃止
○免許取得は学校で推奨する
○バイトも推奨する
○交通安全教育は幼児から徹底する
○高校生を必要以上に過保護にしない
○勉強が好きでたまらない子だけ大学へ
○中卒でも就職できるようにする
○低学歴早婚姻を敵視する政策をやめる
○なぜ高齢者だけいつまでも働かせるのか
○なぜ若年労働力に目を向けないのか

今の政治家は欧米の切り取りの美辞麗句しか並べないし、本質が見えていない。

今の社会問題の元凶は、
若者も含めた現代における超過保護社会の成立だ。

国会や地方行政はくだらない法律やルールを作るのはやめて、もっと若者に目を向けて、若者が早くから活躍出来るような社会作りへ向かって、3ない廃止や、延命の大学政策に関わる法律やルールは廃止すべきだ。
世の中は勉強嫌いの方が多いはずだ。
勉強嫌いが、働き嫌いではない。
高学歴の人間が増えれば、国が発展すると言うのはレトリックであり妄想に過ぎない。
そこに世の中の大人たちは目を向けて、エセ高学歴の人間ばかり作ってきたこの社会の常識を根底から壊して見直す時期にきていると言うことを悟って欲しい。 3ない運動廃止にお金はかかりません。 これをやるだけで全ての社会問題に一定の効果がある。
間違いない。

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