見出し画像

白ホリ宣材撮影初心者の為の白ホリスタジオの選び方とは?

【プロ直伝】白ホリ宣材撮影初心者の為の、白ホリスタジオの選び方!【白ホリ#001】

はじめに~選び方のポイントとは?~

白ホリとは白ホリゾントの略で、真っ白な壁や背景、空間での撮影を意味します
白ホリスタジオはオーディション用などのプロの撮影ではよく使われ宣材撮影などで使用する機会があるかと思います。
では…白ホリスタジオにはどのような選び方があるか知っていますか?

「スタジオの選び方」と一口に言っても、どんなスタジオがあるのか?どんなところをチェックすべきなのか?など、初心者の方は何を基準に選んでいいかわからないことが多いかと思います。

今回はそんな悩める初心者の方向けに、白ホリスタジオの選び方について4つのポイントに分けて解説していきます。良い撮影をする為には様々な要素があるかと思いますが、スタジオ選びも大きな要素となります。
①~④のポイントを覚えて、今後の撮影に活かしていきましょう!

①壁の何面分が白壁であるか?

よくある背景紙だけ白の撮影スタジオ


「白ホリスタジオ」と言っても安いスタジオだとバック紙だけが白で、サイドは普通の部屋ということが多いです。
しかし、ちゃんとしたスタジオはサイドも天井も「白」です。これを4面白ホリと呼びます。
白は光を反射するので光の計算がしやすく、全部(の壁が)白の方が初心者はやりやすいでしょう。

②壁の境目が直角ではなく曲面(R)

r(アール)のない壁は、角に影が出来てしまっています


壁と床との境目が直角ではなく、なだらかになっているスタジオを「Rスタジオ」と呼びます。
Rになっている場合は境目がありません。境目があると、そこが影になってしまいます。


③レンタル機材があるか

ストロボ本体だけでなく、周辺機器も重要です


ライティング機材は自分で買ってもよいのですがそれなりに高価な物が多いです。例えばワイヤレスストロボなどは、自分で買おうとすると数十万します。値段もですが重いし大きいので持って歩くのも大変です
レンタル機材がある場所の方が便利だと思います。

④縦(正面からのヒキ)の広さが充分あるか

壁~モデルさん~カメラのヒキの距離が長い方が良い

背景を白で撮る分には特別問題はありませんが、最近流行っている「グレー」の宣材撮影などは実はヒキがないと撮れません。
グレーバックの撮影は背景と被写体の距離を置くことで、背景へのライトが減光にすることにより白をグレーに見せているわけです。
このような理由から「グレーバックで撮りたいならヒキが必要」ということです。

最近需要が高くなってきたグレーバックの宣材撮影


白ホリスタジオの価格感は?

3,500円(スタジオレンタル代)+1,000円(機材レンタル代)/1hが最安クラスとなります。
ある程度設備が整っているスタジオで撮影をするなら、上記の価格帯を1つの目安に選んでみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
要点をまとめると、以下4点がポイントです。
①何面分白壁?(4面がベスト)
②壁の境目がR(曲面)である
③レンタル機材があるか
④縦(正面のヒキ)があるか

スタジオ選びもカメラマンの必須スキルですので、自分が撮影しやすい環境選びの方法についても身につけましょう。ぜひ「良い撮影」を実現する環境作りの参考にしてみてください。

以下、今回の内容をまとめた動画です
復習も兼ねて、是非動画でもご覧ください↓

このチャンネルでは、カメラ初心者向けに、写真、動画撮影のプロを目指す為に役立つ、撮影ノウハウや、機材を含めたノウハウや知識を発信していますので、よろしければチャンネル登録&いいね応援よろしくお願いいたします!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?