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フォロワーを増やすために必要な分析時の3つのルーティン

日々試行錯誤しながらInstagramを運用されていることと思いますが、投稿後の分析はきちんとできていますか?
Instagramの運用を成功させるためには、アカウントの分析が絶対条件です。
正しく分析できていなければ、伸び悩んでいる原因が分からず、対策を考えることもできません。

Instagram運用の分析において、「保存数」が大きな鍵を担っていることはご存知でしょうか。以前は「いいね」数が多い投稿が評価されましたが、現在のInstagramのアルゴリズムは「いいね」数よりも「保存数」が重要指数になっています。
「保存して後から見直したい」と思ってもらえる投稿をし続けることができれば、Instagramから良いアカウントだと評価され、いずれ発見欄に掲載されるようになります。
その結果フォロワーではない多くのユーザーの目に留まり、リーチ数を増加させることができる、という流れになっています。
そのため、投稿がどれほど保存されているのか、定量的な観点から分析し日々改善をしていかなければなりません。

そこで今回は、フォロワーを増やしていくために必要な、分析の際の3つのルーティンについてお伝えします。

投稿の分析方法(ルーティーン)

STEP.1

◇数値を元に、傾向を分類します。

  • ①リーチが伸びて、保存率も伸びる場合

  • ②リーチが伸びて、保存率は伸びない場合

  • ③リーチが伸びなくて、保存率が伸びた系

  • ④リーチが伸びなくて、保存率も伸びない場合

このように、リーチと保存の関係で傾向を分類することができます。

STEP.2

◇STEP.1の要因を特定するために、主に4つの観点から、仮説を立てます。

〇表紙
キャッチコピー:言葉が直観的か
画像:キャッチコピーに連動して、タイトルを直感的にイメージできるものを使っているか(これができないと、投稿内容への期待値が生まれず、タップに至らない)

〇内容
説明内容:保存したいと思う要素があるか
画像の見やすさ:説明内容を直観的にイメージできる画像やイラストを使っているか

具体的に見ていきましょう。

表紙▷キャッチコピー

キャッチコピーを作る際は、以下のことを意識してみてください。
〇数字を使う
→3,5,7は、心理学上記憶に残りやすい

〇指示語を使う
→「これ」「アレ」などを使い、投稿に興味付けをする

〇不安をつく
→間違ったことをしてないか不安、という心理を突くと、興味付けしやすい

〇疑問を抱かせる
→続きが気になる状態を作れる

〇ベースとフックと呼ばれる2つの要素で構成する
ベース:何の記事について書いているのか概要を表すパート
フック:ユーザーの興味を引く表現をするパート

例)「もう二度と迷わない!3分で分かるタイトルの付け方」
このタイトルのベースは「3分で分かるタイトルの付け方」
フックは「もう二度と迷わない!」になります。

これらを意識してタイトルを作るだけでもタップされる確率は大きく変わります。

表紙▷画像

タップされやすい表紙作りのポイント

①キーワードだけ、大きく目立たせる
1秒でユーザーの目を惹くには、キーワードを絞り込み目立たせることが重要です。

②文字と背景色の、コントラストをしっかりつける
→色の対比が弱いと、視認性が低くなり、タップされにくくなります。
例)・明るめの背景に、枠なしの白文字が入っている
  ・暗い背景に黒文字が入っている

③フォントはできるだけ太く、視認性が高いものを選ぶ
→ゴシック / 明朝体を太くして使うのがおすすめ

④画像サイズは縦長に(比率4:5、サイズ1080*1350px)
縦長にした方が、情報量を増やしやすく、余白に余裕ができます。

内容▷説明内容

保存して後から何度も見返したいと思える内容になっているか

①ユーザーの抱える問題や具体的な困りごとが解決できるか

ユーザーは「今自分の抱えている問題や困りごとがこれで解決できそう」と思う内容であれば、後で実行できるように保存を押します。後で見直す必要のない、自分にとって悩みや問題が解決できる有益な情報でなければ保存には至りません。
ユーザーの視点に立って保存したいと思える内容かどうかを意識することが大切です。

②オリジナリティがあるか

今や投稿の質にこだわったアカウントは数多く存在し、同じような内容を発信している競合で溢れています。その中で他と差別化を図るには、情報にオリジナリティがあるかどうかが重要です。
ユーザーも多くのアカウントの投稿を見てきて目が肥えていますので、そのコンテンツをわざわざ選ぶ理由(独自の価値)がなければ保存されることはありません。

オリジナリティ=斬新さ、新奇性、専門性、独創性、本物であること

消費者の行動は「何を買うか」よりも「誰から買うか」が重視される時代に変化しています。自分にしか発信できない独自の価値を投稿に落とし込めれば、ユーザーはその情報を求めてやってきてくれます。

内容▷画像の見やすさ

内容がよくても、画像が直観的にわかりやすくなければ読み進めてもらえません。以下のことを意識してみてください。

1枚目:表紙 
  →文字数は24文字以内
     強調する文字は通常の文字の1.5倍に
          文字数:余白=7:3を意識
          使う色は3色以内に
2枚目:興味付け
  →悩みに共感する
     イラストを入れる
          強調したい部分を使い分ける
3~8枚目:具体例
  →画像やイラストを入れる
     文字サイズは「見出し>小見出し>本文」の順に小さくする
          1行あたりの文字数は20文字程度
9枚目:まとめページ
  →投稿内容を箇条書きで簡潔にまとめる
   ページの順番通りにまとめる
10枚目:保存を促すページ
  →保存マークを強調する

STEP.3

◇保存率も伸びるアカウントに育っていきます。

投稿後の分析無くしてアカウントの成長はありませんので、ぜひ改善できるポイントから始めてみてください。


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