博士

LCCとの付き合い方はケースバイケース【スマホ博士のひとり旅:山根康宏】

第2回

携帯電話研究家で香港在住の山根博士による、ケータイやスマホ以上に“こだわり”の多い、“ギーク”な目線の旅コラム。

第1、3、5金曜日更新
<著者:山根康宏>

日本でもLCCの存在が一般的になり、国内やアジア各国へ気軽に出かけられる時代がやってきた。自分もアジア内の移動はたまにLCCを使うようになったが、実はその利用は限定的だ。ついついLCCの安売りキャンペーンの開始日に半年先の航空券を買ってしまい、予定が合わずに四苦八苦することもよくある。

「LCCがいいか、従来からのレガシーキャリアがいいか」これは一概にどちらがいいと言えるものではない。自分の場合はアジア内の移動のように、他の代替手段があることや、仮に運休などのトラブルがあってもリカバリーできる場合は積極的にLCCを使うこともある。だが時間が押している時や確実にその日に現地に到着しなくてはならないときなどはLCCの利用は当初から避けてしまう。

LCCだろうがレガシーキャリアだろうが遅れるときは遅れるが、異国の地で電話をかけまくったり長い行列に並ぶのは避けたいもの。トラブルが無ければ安い運賃を選んだ方がいいのだろうが、問題が起きたときの対応を考えると、LCCを使うことをどうしてもためらってしまうのだ。

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