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(7) 道志ダム - 神奈川最難関

振替休日で平日が休暇となったため、道志ダムに向かうことにした。
というのも、道志ダムの近くに向かうバスは、土休日は極端に少なく、実質公共交通機関で訪れることが難しいからだ。

すでにお馴染みとなっている、JR相模線/京王相模原線の橋本駅から、これまたお馴染みの神奈川中央交通バスで、三ケ木(みかげ)バスターミナルを経由して「月夜野」行きに乗り「青根公民館前」に向かう。

三ヶ木バスターミナル

これまで幾度となく訪れた三ケ木バスターミナルであるが、これで最後になりそうだ。ここからは相模ダム、宮ケ瀬ダム、城山ダム、そして道志ダムと、相模川流域のほとんどのダムに行くことができる。

途中から険しい道を進む

バスターミナルから約30分、途中崖崩れの修復現場にも遭遇しながら、険しい山道を越えて、青根公民館前で下車した。

終点「月夜野」は山梨県で、隠れた越境ルートとして知られる
青根公民館バス停の時刻表、土休日は一日2本しかない。

バス停のある青根公民館のあたりはちょっとした集落になっている。ここから川まで山を下り、道志ダムに向かう。

青根出張所跡、周囲に集落がある。今はバス停近くにとてもきれいな施設がある。
バス停からダムに向けての道には田畑が広がる

バス停からは田畑が続き、そのあと山道に入る。草木が生えている自然に還りかけている歩道を歩いて、川を目指す。

自然に帰りつつある歩道

約15分程度下山すると、道志ダムに到着する。山道の中から「ニュッ」っと現れるような感じだった。

山道から現れる道志ダム
道志ダムの全景。堤体の上の道路は県道75号
下流側左岸から見た道志ダム
下流側右岸から見た道志ダム

入り組んだ場所にあり、また上流側に一般人が立ち入れる道がないため、ダムの全景を撮ることはなかなか難しかった。

米国特許のプレパクト工法を初採用したことによる記念碑。

後で知ることになるが、また、急な増水に備えるため、ダムの規模にしてはかなり大型のゲートを持っているのが特徴のよう。

ダムから下流側を望む発電移設からの吐水口がある。
ダム上流側には発電施設の取水口がある。

道志ダムは看板類が充実している。
道志ダムで発電に使った水を相模ダムに回したり、宮ヶ瀬ダムと水をやりとりしたりしてることが、これらの看板から知ることができる。

周囲のダムとの関連
神奈川県のダム

ダムカード取得のための自撮りを済ませて、再び帰りのバス停に向かった。
途中、山の向こう側に、ここに来るまでに通りがかったがけ崩れの現場を見ることができた。

がけ崩れの現場・・・

ちなみにダムのすぐ横に「いやしの湯」という温泉がある。営業開始時間と次のバスの時間との接続が悪かったため、今回は訪問を断念している。

ダムカードは、これまで訪問した城山ダム本沢ダムと同じ「津久井湖記念館」で、自撮り写真を提示するともらうことができる。
青根公民館前から帰りのバスに乗り、三ヶ木バスターミナルから橋本駅行きに乗り、「城山高校前」バス停で下車した。

津久井湖記念館
道志ダムのダムカード

この時点でお昼前、そのまま橋本駅に向かい、相模線で寒川取水堰に向かった。

通った場所

ちなみに途中「近道」の案内がありますが、虫刺されが壊そうなのでやめました。

訪問日:2019/6/5

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