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(8) 寒川取水堰 - ダムと堰の違い

振替休日を取得した私は、平日でないと訪問が難しい道志ダムを訪問し、そのまま寒川取水堰を訪れることでひとまず神奈川県のダムをコンプリートしようと思い、橋本駅から相模線に乗った。

寒川取水堰の最寄駅は相模線の宮山駅または寒川駅になる。ただし実際は、茅ヶ崎駅からバスなどで向かった方が早いかもしれない。

205系500番台、独特のデザイン
宮山駅は無人駅だがSuicaが使える

宮山駅を降りた場合、
ダムカードがもらえる「水道記念館」と堰本体とは逆方向になる。
しかしながら、ここはセオリーを曲げずに堰に向かった。駅から西に進み、そこから相模川沿いを河口に向かう。

相模川沿いの道。左に見えるのは圏央道
堰が近づくと公園になる

しばらく歩くと「川とのふれあい公園」に入る。寒川取水堰は「川とのふれあい公園」の真横に位置している。

公園から見る寒川取水堰

タイトルの「堰とダム」の違いであるが、どうやら高さが15m以下だと「堰」、それ以外が「ダム」となるようだ。
間近で見たいものの、フェンスや門で固く閉ざされており、中に入ることはできない。

固く閉じられた門

なんとか近くで堰を撮影できないかと模索していると、ヘリが低空飛行でこちらに向かってきたため、断念した。

なんとか入れないか模索していたらヘリの猛攻にあう。

下流側に「神川橋」という橋まで移動して、そこから堰を撮影することとした。

堰全景。左側は増水時の越流、魚道、ゲートが並び、右側は水道の取水口になっている。
施設概要図

同じ日前半に訪れた道志ダムでは全景が撮れなかったのに対し、この寒川取水堰では接写が撮れなかった。ダムも色々である。

ダムカードをもらいに「水道記念館」に向かった。堰から市街地を10分程度歩く。

途中、寒川神社の参道を通る
水道記念館の門、歴史ある施設のようだ
水道記念館の建物

水道記念館は入館無料で、中は博物館になっている。こうやってダム巡りをしていると、無料で入れる様々な設備があることに気づかされます。

ダムカードは受付でお願いするともらえる。

寒川取水堰のダムカードと、水道記念館のパンフレット

なお、寒川取水堰の近所には「寒川神社」という大きな神社があるのでついでに参拝することにした。

寒川神社の門
今回通った施設たち

いったん神奈川県の公式ダムカードはこれで制覇することができた。県道が通行止めになっている関係で訪れることができなかった熊木ダムと玄倉ダムが残っているが、また後日訪問することとする。

訪問日:2019/6/5

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