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(12) 権現堂調節池 - 池で川で湖でダム

引き続き有給が溜まっているため、休日はダムカードが入手できないダムを目指す。今回訪れるのは権現堂調節池で、東武日光線「幸手」駅から徒歩で向かう。

幸手駅
駅前には誰かの手形

いかにも「東京近郊」といった感じの道(途中でしまむらが出てきたりする)を、途中幸宮神社に遭遇しながら、北に歩く。

幸宮神社

住宅街を抜けると、茨城県境が見えてくるが、手前で左折し、川沿いの道を西側に進む。

橋を渡れば茨城県、川は中川。
ひたすら川沿いの道を進む
羊牧場

駅から歩くこと約40分、やっとゲートが見えてきた。これが権現堂調節池の行幸水門になる。

権現堂調池の行幸水門

行幸水門は中川に対して直角に接していて、水門から先が調節池となっている。水門の周りを撮影しつつ、中川を渡り水門上部を目指した。

中川にかかる橋から中川上流を見る。右に行幸水門が直角についている。
正面から見た水門右側のゲートは前後に立体的な構造をしているようである。
(この写真では中川は左から右に流れている)
水門の上部は橋になっている。

行幸水門の上部から上流側(中川と逆側)を見てみると、「権現堂調節池」を見渡すことができる。南北に延びるこの調節池の北端は利根川の「川妻給排水機場」まで伸びている。

そしてこの「権現堂調節池」、またの名を「行幸湖」といい、その昔は「権現堂川」という立派な利根川の本流であった歴史を持っている。
まさに「池」で「湖」で「川」そして現在は「ダム」としての機能も持っているのである。

水門上部から調節池(行幸湖、権現堂川)を望む

池の周囲は公園として整備されているものの、すでにだいぶ歩いていて、飼えりもあるのでダムカードをもらって帰宅することにした。

権現堂調節池のダムカードは水門横にある管理事務所でもらうことができる。

管理事務所
ダムカードとパンフレットをもらった。どこから来たかを聞かれる。

帰りは権現堂堤を歩いて帰宅した。
かつてここは利根川の本流で、北から来た利根川の水が東に90度曲がる場所であったために、この堤防で幸手の街を水害から救っていたものと思われます。
春には桜がきれいなのでしょう・・・

権現堂堤


権現堂調節池付近(住宅街の道は省略)

訪問日:2019年6月19日

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