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服作りの自己紹介


はじめまして。

私は、服が好きで、服作りが大好きです。

画像のチワワ3頭と暮らしています。犬を飼い始め、服作り以外に服作り以上に大事な存在ができました。一番すきな犬種はフレンチブルドッグです。(猫だとエキゾチックショートヘア。)今となっちゃ犬種に限らず、犬は全て大好きで、自分ちの子はもちろんだけど、そうでない子もみんなみんな大好きです。

はじめましての記事は、犬のことではなくて、服に絡む自己紹介をしていこうと思います。

いつの頃だったか(社会人時代かその後の専門学校時代か)、 ディオールだったか誰だったか、現物のドレスの展示を見てその美しさに吸い込まれ、衝撃を受け、感動と感激で心と体が震えました。私も美しい服を作れるようになりたい、一生この美しさを目指していく!となってからずっと、今も虜の状態です。



服作りとの出会いと 服作りを学ぶまで


「服を作ること」とのはじめましては、高校時代に、教育実習の先生が自作の服を着ていると知り、服がどう作られているかなんてそれまで意識すらしたことがなく「服って作れるんだ!?」という驚きが、まずのはじめまして。

大学時代に、趣味で服作りを無理矢理に始めました。今思うと、独学で無茶苦茶。それなのに着ちゃってたし、無知は罪とよくいうけど、無知による厚顔無恥さってばすごい。無知は強い。

大学をやめ服を学びたい欲求を抱え、それを親に言えなくて悩み、結局、大学を卒業し、就職活動はアパレル一択。総合職扱いで企画職での就職活動はできず、なんとか企画職で就職できたミセスアパレル会社に就職しました。

同期の中で、服について勉強したことが無いのは私だけ。自分が何を知らないかすらわかっていない状態で、専門学校で学ぶ必要性を感じ、繊維業界の新聞社に転職した後、少しして専門学校の夜間部に通い始めました。

私がラッキーだったなと思うのは、学校が初めて募集した夜間部1期生だったからか、最初に出会った先生のレベルが高かった!こと。そして、当時は遠回りしているとも感じたけど、繊維業界の新聞社に勤め、繊維業界の情報に触れることができ、そこでの人との出会いとその人達から学ばせてもらえたこと。


専門学校の夜間部は、クラスの大半が社会人だった記憶で、「夜間部でこんなに良いなら、昼間部はどんなに良いんだ!」と、その大半が夜間部終了後に昼間部へ移るほど、とにかく先生がよかった!夜間部終了後、(繊維業界の厳しさを知る上司や周囲にかなり強めに何度も止められたけど) 退職して昼間部に入学しました。

(すぐに夜間部で出会えた先生達が良すぎたとわかりました。最初の最初って本当に大事で、最初にその先生達に学べたことが本当にラッキーだった。その他大勢の中の一生徒に過ぎず、わけわからないながら働きながらで必死でフラフラだった記憶だけど、私にとっての服の恩師はその最初の二人の先生達で一生感謝の存在です。)

繊維業界の新聞社時代に出会った当時同じ会社の人達、同じ繊維業界の別の新聞社の人達にも感謝で、退職後も繋がれてお世話にもなりました。

専門学校選びの際も、服飾専門学校担当の記者さんが多くのアドバイスをくれ、おかげで良い学校選びができました。ミシンを買う時には、縫製機器担当の記者さんに相談し、JUKIの方が来社くださり直接にミシンの詳細を教えてもらえてミシンの購入ができました。ファッションショーや展示会などに同伴させてもらえたりなど、貴重でありがたすぎる経験を数多くさせてもらえ、その当時に刺激を受けたり経験できたことも出会えた人達も、私にとっては宝物です。



服の仕事


職種として自己紹介をするとき、デザイナー、パタンナー、縫製、講師などなど、いろんなことを一括りに活動していると、どこにスポットを当てるのか迷います。以前は、一つを選ぶと、専門的にそればかりしているわけでもないのに名乗るなんて、その職業を専門にされている方に申し訳ないような気持ちがありました。

レディスアパレルと犬服のデザインをしてパターンをひいて縫製もする。服が完成するまでを一人で一貫して行うので「クチュリエール」と名乗ることにしています。トータルでやるからこそわかることやできることがあり、生地が大好きで、縫製機器もすきで、服作りに関わる全てのものがすきです。それらが私の服作りの特徴だろうなと思います。


活動当初は、レディスの服作りのみで、犬服は数年経過後から。

オーダメイドで、日常着〜ステージ衣装やウェディングドレスなど、レディス・メンズに関わらず、オーダーに応じて服を作っていました。展示会用の展示衣装やショーなどの衣装の依頼を受けたりもしていました。デザイン〜服が完成するまでの仕事、デザインの仕事のみを受けていました。


運営している犬服スクールは今年で12年目。

犬服のスクール情報がまだ他に見つからない頃、熱望してもらい断りきれずスタートしました。数年間、専門学校へ出講したりもしました。

(自分が学んだ)専門学校の犬服版をイメージし、自分が専門学校で学んだレベルを意識して指導しています。専門学校レベルできちんと正しく犬服作りを学べるところが他にないことを知るにつれ、存在意義を感じるようになりました。

犬服は、作りたくて作り始めたわけでなく、偶然に機会があり、流れに流されるままに作り始めたのがはじまりです。その頃はまだ犬を飼ってもいませんでした。講師業は好きな職業でもなく、これまたやりたくて始めたわけでなかったけど、生徒さんの技術習得を第一に真摯に取り組み、スクールに10年通ってくれる生徒さんもいて、講師経験も熟しました。

いろいろな経験を経て、いろいろなこともわかってきて、スクールでは新たなことを計画中で「犬のための犬服」を広めるべく、新たに研究開発をしています。仕組みや構想もあれこれ思案中で、脳がパンクしそうなくらいに盛り沢山です。




私の強みは、 犬服になるのだろうな


レディスアパレルでは、デザインでもパターンでも縫製でも、どんなに頑張っても、自分よりずっとすごい人達はうんと沢山いると思います。犬服制作では、日本の中で、いや世界の中で、5本指の中に確実に入れる、トップクラスレベルと言えると、犬服のスペシャリストだと自信をもって活動しています。より高みを目指し、できることが当たり前になっても、その向こう側を見るべく、一生勉強、一生精進していきたいです。

どんな体型でもどんな犬種でもどんな服でも、犬にとり快適で、体にフィットした犬服を作ることができます。

それを実現するための犬服の製図方法と作り方の理論を自分で生み出し、確立しました。最善と思われる独自の方法で、スクールでもその方法を指導しています。

自分で言っちゃなんなのですが、これがホントによくできていて、どんな服でもどんな体型の犬にも対応できる理論です。スクールでは、多種多様な犬達のための服作りを指導してきました。必ず対応でき答えが出せる安心感は我ながら心強いです。

偶発的に始めたことや流されて始めたことであっても、胸を張って強みだと言えることは、無いよりある方がいい。何がどうなるかなんて、わからないものだなぁ、と思います。



あれこれしつつ、レディス&犬服のブランド準備をしています


強みだと自分で自覚できるなら特化すればよいと頭ではわかっていても、どうしてもレディスの服作りがすきです。犬服だけではその気持ちを満足させられない。やりたいこと作りたいことの欲求とその満足度を求めてしまうのは、ビジネス面では難しいことだと思いながら、どこまで叶うか頑張ってみたくて、今現在、「レディス&犬服」のオリジナルブランドの準備をしています。

服作りの工程の中で、一番好きなのが、デザインです。

なので、服作りがすき、というよりかは、自分でデザインした服を作ること、自分のデザインを形にしていくことがすきです。


レディスブランドは星の数ほどあるし、犬服ブランドも沢山あるけど、私がこれから作ろうとしているような服が両方で揃うブランドは、あっても限りなく少ないはずで、自分が欲しいものは存在していない。まだ見当たらないその隙間を狙って、大好きな服作りとブランド活動のチャレンジをしてみたいなと思っています。自分の作るものが自分も欲しい。自分も着たいし私の犬達にも着せたい。犬好きなので、自分のブランドを着て過ごすわんこ達を見てみたい。そして、すきなことで 一生 生きていきたい!

自分でデザインする服作りを主軸にして、スクールもする。レディスも犬服もする。織物生地でもニット生地(カットソー)でも作る。デザインしてパターンひいて縫製もする。そんなあれこれしている人も少ないかな?と、あれこれしている私が思うことや、すきな服作りを書いていきたいなと思います。

どうぞよろしくです!

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