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ディグラム診断、16personalities,MBTIと何が違う?(相関図付)

今回は、弊社サービスの「ディグラム診断」と、16personalitiesと、MBTIについての違いを説明します。


そもそも16personalitiesとMBTIは違う


日本MBTI協会では、明確に二つが違うものだということを報告しています。

Chat GPTを使用して簡単に説明すると、
【MBTIは、スイスの精神科医であったCarl Gustav Jungが提唱した理論をIsabel Briggs MyersとKatharine Cook Briggsという親子が、ユングの許可を得て、心理検査として開発したもの。一方、16personalitiesは、David KeirseyとMarilyn Batesによって開発された性格分類モデルに基づいています。】
ということで開発者が違いました。
内容において、類似点が多数ある点と、先に世の中に出ているのがMBTIなので、16personalitiesは、それを少なからず、ベースにして開発したのだと思います。


ではディグラム診断はどのようなものなのでしょうか?

ディグラム診断はエゴグラムをベースにしています

ここでは、MBTIとエゴグラムの違いから説明します。

MBTIは、人々が情報を収集し、意思決定をする方法、エネルギーを得る方法、そして外向的か内向的かなど、4つの基本的な次元に焦点を当てています。これらの次元は以下の通りです:

  • Extroversion (E) vs. Introversion (I): 人々が外部からエネルギーを得るか、内部からエネルギーを得るかを評価します。

  • Sensing (S) vs. Intuition (N): 人々が情報を収集し解釈する方法を評価します。

  • Thinking (T) vs. Feeling (F): 人々が意思決定をする際の優先方法を評価します。

  • Judging (J) vs. Perceiving (P): 人々が生活を組織し計画する方法を評価します。


これに対してエゴグラムは、5つの基本的な項目が存在します

エゴグラムは、Eric Berneが考案した「交流分析」をその弟子のJohn M. Dusayが考案、発展させたものです。

エゴグラムは、人間のエゴ(自己意識や自己保身の側面)を評価し、分析するためのツールとして開発されました。このテストは、個人が自己評価し、自分の性格特性や行動傾向を理解するのに役立つもので、精神分析や心理学の分野で使用されています。

エゴグラムは、個人の性格を9つの基本的なタイプに分類し、それぞれのタイプが異なるエゴの特性を表すように設計されています。これらの基本タイプは、父性、母性、論理性、自由度、協調性などの特性を捉えるために使用されます。

エゴグラムは、自己理解、対人関係の改善、コミュニケーションスキルの向上など、さまざまな目的で利用されており、心理学やカウンセリングの分野で広く使用されています。

診断においては、以下の5つの項目(特性)について聞いています。

  1. 父性: この項目は、個人が自己主張し、自分の意見や欲求を表現する度合いを示します。高い父性のスコアを持つ人は、自己主張が強く、意志が強いと見なされることがあります。

  2. 母性: 母性は、個人が他人の期待や規則に従う度合いを示します。高い母性のスコアを持つ人は、他人に従順で協力的であることが特徴です。

  3. 論理性: 論理性は、個人が論理的思考や分析的思考を好むかどうかを示します。高い論理性のスコアを持つ人は、論理的で分析的な傾向があります。

  4. 自由度: 自由度は、個人が独立心を持ち、自己主張しようとする度合いを示します。高い自由度のスコアを持つ人は、独立心が強く、自己決定能力が高いと見なされることがあります。

  5. 協調性: 協調性は、個人が他人と協力し、対人関係を重視する度合いを示します。高い協調性のスコアを持つ人は、協力的で社交的な傾向があります。


ディグラム診断は、エゴグラムの理論をベースに開発

この「エゴグラム」の理論をベースに、弊社が行なってきた数々のアンケートの集計結果(統計)とを掛け合わせるなど約10年間の改良を重ね、独自のアルゴリズムを構築したのが、ディグラム診断です。

ディグラム診断は20問、約2分で診断を受けられます

一般的なエゴグラムの質問数は、50問程度です。5つの項目についてそれぞれ複数の質問を行います。(例:東大式エゴグラム【TEG】は53問)
一方、ディグラム診断は20問です。これは、一般的にこれ以上質問が多いと、離脱率が上がっていってしまうため、最低限確度の高い診断結果を出すための必要な質問数として、20問としています。

ただ、ディグラム診断は心理テストという側面だけでなく、統計データとかけ合わた独自のアルゴリズムを構築しているという側面もあり、20問と質問数は少ないもの、性格と行動特性を凡そ理解するには十分な質問数となっています。

ここが大きな違いで、ディグラム診断は、心理テストというよりは、集客用のコンテンツであったり、マーケティングツールとして利用できる所以です。統計データを用いているので、100%ということにはなりませんが、凡その行動は得られた結果から紐づくものとなり、好評いただいております。

MBTIや16personalitiesの場合は、質問数が非常に多く、離脱も多いと思います。ディグラム診断は20問ですので、思い出した時に簡単に診断を受けられるというメリットもあり、利用者の多くは実はリピート率が高かったりもします。

MBTIは16タイプ、ディグラム診断は9タイプ・31タイプ

ディグラム診断はエゴグラム同様、9つの基本タイプに分かれます。さらに細かく分けると31タイプに分けることができます。
エゴグラムでは、29タイプに分けて説明されますが、エゴグラムの「P優位型」と「C優位型」について、それぞれを二つに分け、合計31タイプとしたのがディグラム診断です。A(論理性)の高低により、統計上、行動に差が出た事が理由です。

ディグラム診断の31タイプの特徴はぜひ、YOU TUBEまたは、note内のページにてご確認ください。


MBTIの16タイプと9タイプでの相関関係

最後まで読んでいただいた方に、MBTI、16personalitiesとディグラム診断の9タイプとの相関関係をお伝えします。
基本的に調査方法が異なるので、イコール関係にはなりませんが、傾向は見えています。(二つの性格診断もそもそも異なるので、16タイプの回答も異なる可能性があります。)両方の診断を行った方の中でも、表と同じという方もいれば、違うという方もいると思いますが、是非参考にしてみてください。

最後に

実は、弊社は数多くの企業様の性格診断コンテンツを制作しておりまして、〇〇診断とあるものの多くは、弊社が製作しています。これも、20問という最小限の質問数でそれなりの質の良い回答を提供させていただいているからで、コンバージョンアップの施策や、マーケティングツールとしてご活用いただける理由でもあります。(10問で製作したこともございます。)
もし、お読みいただいた方で、ディグラム診断を用いて自社のコンバージョンアップ施策や、ユーザーのサイコグラフィックデータを取りたいという方がいらっしゃいましたらご相談ください。

きっと、今まで得られなかった、御社固有の、ユーザーの性格的なデータが得られて驚かれると思います。サイコグラフィックマーケティングが出来るようなりますので、新たな戦略の打ち手が見えるようになります。

ユーザーの性格を理解して、そのユーザーが喜ぶセールスを行えるセールスアドバイス提供サービス「ディグラムコーチ」も、好評販売中です。

お読みいただき、ありがとうございました。

(一部の記事については、ChatGPTより引用しました。)