泣いたら世界滅亡「メグとばけもの」

先日プレイしたゲーム、「メグとばけもの」が良すぎて涙が止まらなかったので、リリースしてから結構経って今更感はあるけど紹介と感想を書こうと思う。

「メグとばけもの」はSTEAM、Nintendo Switch、XBOX SERIESXSで販売中のアドベンチャーRPGだ。

魔界と呼ばれる世界で暮らす魔物ロイが、あるとき人間の少女メグと出会う。その少女が泣くと世界が終わってしまうことがわかり、ロイと同じ魔物のゴランと2人で泣かせないように守りながらメグの母親を探そうという話だ。
もう設定の時点でちょっと泣けてくる。
ストーリーの感想としては、いろいろ言いたいけどネタバレになってしまうのであんまり言えることがない。
基本的にメグとロイとゴランの3人で行動していくのだけど、この3人好きにならないわけないだろ!ってくらい愛着わいてくる。サブのキャラクターも個性的で面白いし、残酷なところもあるけどみんなどこか温かみを含んでいるのが好き。
ストーリーの筋としてストレートに泣けるし、自分の手で物語を進めていくゲームならではの演出で涙止まらなくなった。こういうのがあるからゲームが好きなんだよなあ。

今作はアドベンチャーRPGということなんだけど、普通のRPGと違ってレベルを上げて強敵を倒す、みたいなものではない。
そもそもロイはめちゃくちゃ強いのでレベルを上げるという必要がなく、戦闘はストーリーの進行上でイベントバトルが発生するのみである。
ただし、ただ敵を倒せばいいというわけではなく、メグを泣かせてはいけないので、ロイがダメージを受けるのと同時にダメージを受けるメグのメンタルゲージが0にならないように、おもちゃを使ってあやさないといけない。

メンタルゲージが0になると、メグが泣いてしまい世界が終わってしまい、ゲームオーバーになってしまう。(一応、世界滅び演出があるので1回くらいは見た方がいいかも)

そんな感じで序盤は適当にやってても倒せるんだけど、だんだん敵の攻撃も強くなって特殊な技使ってきたりもするので、ある程度考えないと負けちゃうときがある。なんかパズル解いてるみたいな感じ。苦手な人は終盤は苦戦するかもだけどそんなにいうほど難しくはないので安心してほしい。
ボクはそういうのは苦手な方だけどそんなには苦戦しなかったのでちょうどよくて遊んでて苦にはならなかったかな。レベル上げがないから作業感もなくて、毎回新鮮にバトルできるので楽しかったです。

「メグとばけもの」トレーラー - YouTube

あ、泣いちゃう…。

こんな感じのドット絵で近年だと、アンダーテイルとかそういうのが好きだと刺さる感じ。最新の美麗CGのゲームもいいけど、こういうレトロっぽいドット映像のゲームってのもいいよね。

価格は1,650円(スイッチ版)と安価で、ボリュームも値段に見合ってちょうどいい感じ。
1日あれば大体クリアまで行けると思うので、遊ぼうって人は休日にゆっくり遊ぶのをオススメしたい。
レトロ風のグラフィックと独特な世界観に浸ってストーリーで存分に泣いてほしい。

泣ける泣ける煽られてる作品(ユーザーの感想とかで)ってそれに気を取られて思ったより泣けなかったな…ってことがあるけど、この作品はわかってても泣いちゃうやつなのでいくらでも泣けると煽っていきたい。
泣けなかったらごめん。でも1,650円くらい出してほしい。(ボクはセールで買ったけど)

メグとばけもの ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

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