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貴重な経験

朝9時の電車で
ホーリベッドから
リバプールに向かおうと思っていた。

お爺さんには
伝えていたが

8時頃に
お爺さんが起こしてくれた。

朝飯でも食べて行けと
御飯を
作ってくれていた。

イングリッシュ
ブレックファーストだった。

なぜ
ここまで
親切にしてくれるんだろう。

感謝で一杯だ。

何か出来ることはないかと
考えた。

お金はいらないそうだ。

そうだ。
ロンドンのバスステーションの
お婆さんに
渡した
折り鶴を折って
プレゼントしよう。

少し時間を
もらって
折り鶴を
プレゼントした。

お爺さんは
とても喜んでくれた。

良かったと思った。

家を出ると
1台の車が停まっていた。

昨日一緒に
飲んでいたもう一人の
お爺さんだった。

駅まで送って行くよ!
早く乗れ!

だそうだ。

涙が出てきた。

何でこんなに親切にしてくれるんですか?
と聞いたら

二人のお爺さんは
同時に

俺達は暇なんだよ!

と言いはなった。

素敵な老人だと思った。

こういう風に
年をとって行きたい。

そのまま
駅まで送ってもらい
親切な人達に
別れを告げた。

ここに来て
本当に良かったと思う。

船が8時間遅れて
宿が満室で良かった。

そうでないと
この素晴らしい人達に
会えなかったからだ。

旅は面白い。

イギリスの中央部を目指すべく、
リバプールをして目指す。

[ではまた明日!]

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