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アユタヤ#2

ワットマハタートを
あとにして

遺跡巡りを
続ける事にすると
何も知らなかったが
大きな涅槃像があるようだ。

ワット·ロカヤスタというところの様で

我が地元
福岡県の篠栗町にも
ブロンズ製では
世界一の涅槃像があるが

アユタヤの本場のものが
見たくなった。

が、
当時地図アプリもなく
土地勘もなく
大雑把な地図で
探すしかなかった。

少し彷徨っていると
急に
笑顔いっぱいの
地元の子供達5,6人が
涅槃像のポーズをとって
あっちだよと
指差ししてくれて
そのまま連れて行ってくれた。

森の様な小道を抜けると
いきなり
大きな大きな
涅槃像が現れた。

安らかな顔は
人に安心を与えている。

何故、
子供達は
案内してくれたのだろう?

どうやらそこは
子供達の大切な
遊び場だったみたいだ。

観光スポットと
遊び場が
一緒になっているところ。

とても素敵な経験を
させて頂いた。

アユタヤを見終わり
バンコクに帰ろうと
最初に
着いた所に戻り
タクシーを探そうと
思っていたら

なんと
バンコクからアユタヤまで
乗せてくれた
タクシーの運転手が
ボクの事を待っていてくれた。

一体何時間待っていたのか?

もちろん
帰りも乗せていってくださいと
お願いすると

運転手は
当たり前だと。言った。

しかも
帰りの運賃はいらないと
言い出した。

タダで乗せて帰ると
言ってくれた。

お前は友達だと
言ってくれた。

ビジネスで
残ってくれたのではない。

こんな事あるんだろうか?

タイが大好きになった。

帰りの旅路も
楽しい時間になった。

[ではまた明日!]



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