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そう言えば、墨でまだ貴女を描いていなかった

墨で鳥、墨で鳥、と騒いでいるくせに。

水墨画で描かれる鳥の中でもよく描かれるモチーフなのに。

貴女にまだ、挑戦していなかった…何たる不覚。


ええっと、何の話をしているかというとですね…

ですよ、

つる・るるるさんの大ファンとして、その発想をしなかったとは!「不覚」としか言いようがありません!
これまでるるるさんに捧げるという名目で、何枚かおふざけ鶴(の被り物)を描いています。
そのうちの二枚は現在、るるるさんのクリエイターページとマガジンのヘッダーで使っていただいています。

ちなみにこれらのイラストは、決してるるるさんから依頼を受けたものではありません。
コンサートでファンがステージにぬいぐるみとか投げ込むじゃないですか、そんな感じだと思っていただければ。
ファンアートならぬ「追っかけアート」、押しかけ女房ならぬ「押しつけ絵師」。

実は超迷惑!なのかもしれないのに、使ってくださっている…なんとありがたい。もしや、これがいわゆるファンサービス…?
しかしほんの一年くらい前までは「るるるさんに暑苦しがられないように」と控えめに追っかけていたというのに、最近の私のこの図々しさ、いかがなものか…って書いてみただけで完全に開き直っております。
好きなものは、好きなんです。


と、また脱線しはじめましたが、とにもかくにも今回の「墨で鳥」のテーマは「鶴」です。

残念ながら、今の時点では「これだ!」という一点が出来上がりませんでしたので、今回はこんな風に練習してみたよ、という報告の感じで四点お披露目いたします。

最初に思いついた構図がこちら、見返り美人ならぬ見返り鶴。


27 x 35 cm


後頭部がちょっと出すぎてないか…と同じ構図でもう一枚。


27 x 35 cm


ここでふと、「ツルってこんなに首が回るものなのかしら」と疑問が。
筆を手に取る前にタンチョウヅルの動画も見てみたのですが、皆さん、首は振っているものの、後ろを見た状態で静止していない。後ろに振ってもすぐ前方に戻してしまう。先日のアオサギとは違った構図にしたいと思い選んだ見返り鶴でしたが、ここは鳥同盟の長のご助言を待つことにしたいと思います。

次は今回お披露目する中でいちばん失敗している感のある一枚。


27 x 35 cm


頭から首にかけての形はいちばん鶴っぽいんですけどね。翼がいけない。上部のラインがビシッと描かれすぎてる感じが嫌だし、羽根の黒い部分もどこまで入れたらいいのか迷いながら描いてる感じがすごくします。

気を取り直してもう一枚。


25 x 35 cm


今回練習した中では一番気に入っています。が、何にしても成長の余地は無限大。

う~ん、練習あるのみ、ですな。

るるるさんが大文豪になったあかつきには「ウチの屋敷の床の間に飾りたいから」と、鶴の掛け軸を注文してくださることを夢見つつ、精進いたします。



🦖🦕🦖🦕