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Deinonychusを色鉛筆で描いてみた

もう一月以上たちますが、私のこのチャレンジを覚えている方はいらっしゃるでしょうか。

先生!瞳が輝きません!とふてくされ(?)つつ、再挑戦を心に決めていたものの、いろいろやるべきこと、やりたいことにもまれ、なかなか着手できずにいました。

そしてやっと始めたと思ったら、思いのほか時間がかかってしまいました。
今回は画材選びの話なども含め、「瞳のつくりかた」再海賊受講の報告をいたします。

画材の話

前回の挑戦で使ったのはとりあえず手元にあった水彩色鉛筆(Faber-Castell, Albrecht Dürer)とこれまた水彩画用の洋紙。
その後、鶫先生からお使いになっているのは同じFaber-CastellでもPolychromosとのコメントをいただき、そうだよな、水彩色鉛筆はさすがにガシガシ塗り込んでいくには柔らかすぎるよな、と反省。

さっそく同じ色鉛筆を買い求めました。12色、24色、36色…とセットでも売っていますが、セットって使わない色が必ず入ってて、欲しい色がそろってない場合が多い。描くのは恐竜。ファンシーな色はいらない…と欲しい色だけ厳選して11色そろえました。

紙はとりあえず良質で値の張るものはあえて避けました。
水彩画用の紙には普段かなり投資しているし、今回だけの挑戦に終わるかもしれない色鉛筆画、そこまでしなくていいか~、と子供用のお絵かきブロック帳のA3サイズで手を打つことにしました。

まず瞳を描く

「色鉛筆で輝く瞳を描く」で始まった色鉛筆による恐竜画。
今回も瞳から描きはじめました。

どうも普段から「描いている過程を記録しておく」癖がないため、瞳の途中経過はありません。
完成した絵からの切り取りですが、今回、目はこんな感じに仕上がりました。

前回よりはずっと艶めいている、と思うのですが、いかがでしょう?

描きたいのはデイノニクス

前回は「なんとなく肉食恐竜っぽいものが描きたいかも?」と仕上げてしまいましたが、今回は「Deinonychusを描く!」を決めて取りかかりました。

こちら、瞳が仕上がったあと、さあ本体をはじめるぞ、という段階の写真。

え、恐竜だよね?羽根っぽいものが生えてますけど?と思われた方はDeinonychus(デイノニクス)でググってみてください。かなりの量の翼付きのこの恐竜が見つかると思います。どうも同じ類の恐竜で羽毛が見つかっているようです。

とにかく、メインは目だったのですが、それに伴いほぼ上半身全体を仕上げることに。しかも翼をつけちゃったからますます仕事が増えることに。

そして完成

あれ、今日もあんまり進んでない…と就寝前に自分で疑問に思うこと数夜、やっと完成したのがこちら。



取って付けたような翼にならないよう、後頭部から背中にかけて毛を生やしてみましたが…。ちょっとモヒカン族を連想させないでもない…。
頭部はこの皮膚が頭蓋骨に直接張り付いている感じが嫌だったのですが、どう解消していいのかいまいち分からず、そのままにしました。

いろいろ反省点はあるものの、前回よりは確実に進歩した気がしているのは私だけでしょうか。

これからもこの技法で恐竜を描き続けるのか?は、自分でも分かりません。
私はやっぱり、こうやってきちっとみっちり描き込んでいくよりも、感覚まかせでバッサバッサ仕上げていく方が性に合っている気がします。

時にはいつもと違う手法もとても勉強になるので、また挑戦するかもしれません、「色鉛筆で恐竜」。

参考資料

色鉛筆で輝かせる瞳は橘鶫さんの記事を参考にした方が確実なので、リンクを載せておきます。
画集として眺めるだけでも楽しいですよ。


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