見出し画像

【日記】膝、心臓、つむじ|旅のしたく

2024.01.22 月
最近膝が痛く、整形外科に行ったら、普段の姿勢に問題があると指摘された。僕は膝が内向きに曲がっていて、それを解消しようと、膝の先がやや外向きに曲がっているらしい。そのせいで脚がねじれて膝に負担がかかっているのだという。

ふーんと思って膝の仕組みを調べたら、うまくできていることに感動した。太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)という2本の太い骨の間を、膝蓋骨という「お皿」がすべっていくらしい。このお皿は膝の前側にあるので、膝をスムーズに曲げるだけではなく、前部の衝撃から膝を守ってくれてもいる。

理学療法士の人には「まだ何十年も付き合っていく膝ですから」と言われた。たしかにそうだ。すごいなあ、膝。僕のからだは、僕が想像することもできないような仕組みでできているのだ。それはそれとして早く走れるようになりたい。


2024.01.23 火
午後半日休みをとろうと思っていたのに、結局急ぎの対応が入って、仕事になってしまった。休みたかった〜〜泣

今週の一枚。関西弁みたい
喧嘩の時に「やっちゅうまえしょうてんかい!」とか言いそう

2024.01.24 水
買ったソファが先日届いた。大きな買い物だ。リビングに置いたら、それだけで一気に「部屋」らしくなった。調査を重ねて購入に至ったから気に入っている。ネットで沢山調べたし、現物も自由が丘まで見にいった。

ソファを買ったら、玉突きのように、暮らしに変化があった。まず、今まではリビングから廊下へつづくドアを外し、代わりに大きな布をのれんのように吊り下げていた。こうすれば、ドアの開閉なしでリビングとトイレが往復できる。

問題は外したドアの収納場所で、これまではリビングの壁に寄せて置いて、外から見えないように本棚で隠していた。しかし、ソファを置いたので、リビングが狭くなった。だから、同居人の発案で、ドアを元の位置に戻して空間を確保することになった。要はドアが一度外されて、また元の場所に戻ったわけだ。

元々ドアの代わりに吊り下げていた布は、玄関の扉の前に移動させた。宅配便の人などが玄関を覗くと、だからまず布が見える。布の奥にはドアがある。ドアの奥にリビングがある。だから何って話なんだけど、ドアの位置が変わるだけで、風景が変わってみえる。それがちょっと楽しい。


2024.01.25 木
朝、コーヒーを飲みながら、ブランキーの赤いタンバリンを聴いた。とてもうつくしい歌だ。

あの娘のことが好きなのは
赤いタンバリンを上手に撃つから
流れ星一個盗んで
目の前に差し出した時の顔が見たい
Oh 愛という言葉に火をつけて 燃えあがらす
いくらか未来が好きになる

BLANKEY JET CITY. 赤いタンバリン. 1998.

有名な話だけど、これは作詞した浅井さんに娘が産まれた時につくった歌で、赤いタンバリンは心臓の比喩だという。本家は公式では聞けないけど、BiSのカバーもいいので載せておきます。

聴いたら、赤いタンバリン、鳴らしたくなった。今週もあとちょっと頑張ろう。

2024.01.26 金

今日はインドカレーを食べたよ。あなたの街は曇りのち晴れ

今日の一句

2024.01.27 土
初台のFuzkueに初めていく。読書に特化したカフェで、東京に3店舗ある。具体的に「読書に特化した店」というのはどういうことかなと思っていたら(本なら普通のカフェでも読める)、行ってみて納得した。

席と席の間はもちろん広く取られていて、私語も基本的に禁止。あとは料金体系が変わっていて、通常のカフェだと、店側はできるだけ回転率を上げるために努力をする。客のほうもなんとなく長居するのに気兼ねをする。

Fuzkueは一人あたりの客単価を飲食代+席料で設定していて、これくらいが店側の損益分岐点ですよという数字をある程度オープンに示している。つまり「店の経営を成り立たせるために、一人からこれくらい頂く」というラインが明確だ。

そのラインを示すことで、Fuzkueは客に「こっちは十分もらっているので、店に気兼ねなく、好きなだけ長居してください」というメッセージを送っているのだと店内に書いてあった。店内はしずかで、色んな人が本を読んでいた。

2024.01.28 日
夕方、散髪。アフリカ出張の前には必ず髪を切る。僕は頭のうしろにつむじが二つあって、すぐもさっとしてしまうのが小さな悩みだ。頭のてっぺんにつむじがある人だと、髪の毛が伸びても、てっぺんが膨らんで見えるので見栄えがいい。ところがつむじが後ろにあると、跳ねたときに寝癖に見えてしまう。人生で何番目くらいの悩みかと聞かれるとよく分からないけれど・・・

(おわり)

▼▼前回の記事▼▼


この記事が参加している募集

旅の準備

今月の振り返り

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?