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九条ネギを全国に広めたい - 3人の”サムライ”とイシイがタッグを組み、時代を斬る!

生産者さんの思いを大切に、地域ごとにある伝統的な食材や食文化を発掘するイシイの取り組み「地域と旬」。発掘した”おイシイ”ものを商品化し、お食事を通して「プチ旅行」を楽しんでもらいたい…そんな思いから始動しました。

今回は、「地域と旬」の取り組みで以前からお世話になっている「京葱SAMURAI株式会社」さんについてお伝えします。

京葱SAMURAIは九条ネギにイノベーションを起こす?!

京葱SAMURAIは、京都で農業に関わる3人の社長…そう、”サムライ”が運営する、九条ネギの生産に特化した農業グループです。

3人のサムライのうちのひとりである村田さんは、イシイの中でもファンの方が多い、真っ白でそのまま食べることができる「京都舞コーン」を生産しているロックファーム京都の代表をされています。

京都舞コーンスープのパッケージ画像

京葱SAMURAIさんのモットーは「先人たちの思いを継承し、新たな文化と組み合わせる」こと。まさにイノベーションです!

なぜサムライは3人で農業を進めるのか?

この3人が活動する京都という土地は南北に細長く、大陸性と海洋性、両方の気象影響を受けやすい、農業にとって難易度が高い土地です。一つの地域に限った生産体制の場合、常に自然被害の不安がつきまといます。そこで、京葱SAMURAIでは10ある農園を府内に分散して確保することでリスクを減らしています。

「1人では無理。3人だからできること」にこだわり、取引先へ安定供給ができる体制を整えました。10の農園の総面積は40ヘクタールにも上り、府内の九条ねぎ生産農家の中では最大級です。

おいしい、でも知られていない。だから「広める」。

名前はよく知られている九条ネギ。京都を訪れたことがある方ならば、一度は口にしたことがあるのではないでしょうか?しかし、“葉ねぎ ”のポテンシャルはまだまだ認知されていな いと考えたサムライたち。外食に限らず、家庭でも当たり前に九条ねぎを楽しんでもらい たい。もっと全国に、食卓に広まることで、九条ネギが適正な評価を得ることができれば、農家の収入にも繋がります。

そこから、農業を“一生の仕事”として次世代に受け渡す。後継者不足に悩む農業をもっとかっこいい仕事にできるように頑張っているのがサムライたちです。だから自らがPRするのがサムライです。いつでも袴姿で奔走するサムライたちは、一度見たら忘れませんね。

収穫量が増えれば、食品ロスの可能性も増える

ただし収穫量が増えれば食品ロスが発生する可能性も増えます。商品を整えるために省かれてしまったものの、十分おいしくいただける部分がたくさんあります。その部分を石井食品では余すことなくハンバーグに活用しています。

九条ネギは切った際に旨味の元となる「ぬめり」が出てきます。京葱SAMURAIさんの九条ネギのぬめりは格別。その旨みが詰まったソースはご飯にかけて余さず食べていただきたいです!

味付けは、同じく京都亀岡の「竹岡醤油」さんの醤油を使った地元タッグでビシッと締まった味に。使用しているお肉は、宮崎県産若鶏100%、お箸で簡単に切れるほどふっくらとやわらかです。

この季節限定の味は、12月下旬から発送を開始します。
中の人は、ダイレクトにロコモコ丼にして、ソースを一滴も残さないつもりです!

※本年度は終売いたしました。