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ゴスペルを長年やってるのに、声が出るようにならない3つの理由

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ボイストレーナーをやりつつゴスペル / クワイア指導をやってるものだから、よくこういう相談を受ける。

「もう随分長くゴスペルをやってるんですけど、いつまで経っても声が出るようになりません」

だいたいそういう時は「そうですねえ,,,うーん」とかやや困った返事になる。それは、いろんな理由 / パターンがあり得るからだ。つまる所、実際に声を聴いてみないと正確にはわからない。

ただ、あまりにこの質問は多い。どうにかして答えてあげたいものだと、いつも思う。

なので、細かい理由は何百パターンに枝葉として分かれるが、そのパターンの「幹」の部分でお答えしてみたい。今日はその「幹」の3つを、書いてみる。

この3つを消化するだけでも、あなたの声が変わる可能性はずっと高まるだろう。

ボイストレーニングで成功できるかどうかは、「情報を正しくゲットできるかどうか」だ。これがあまりにもデカい。自分の原因を精査するつもりで読んでみて欲しい。

1,あなたがしている`それ`はそもそもボイトレじゃない

そもそも、あなたがやっていることはボイストレーニングじゃないかもしれない。ゴスペルをやっているからといって、声のトレーニングをやっていない可能性がある。

「いやいや、いつも発声練習はしてますよ」というかもしれない。でもちょっと待って欲しい。

それは発声練習とかじゃなくて、ただのウオーミングアップかもしれない。

例えば、有名なリップトリル。プルプルと唇を震わせる、あの練習方法だ。あれはボイストレーニング要素は正直いって少ない。声帯に負担をかけずに、あちこちの音域をかけ回るウォーミングアップだ。つまり、「ストレッチ」みたいなものだ。

ストレッチしかやらないで、突然100キロのダンベルを持ち上げられるわけがない。

ボイストレーニングっていうのはもっと能動的に喉のあちこちの筋肉を動かしていくものだ。そこにアプローチをかけていかない限り、声は思うようには扱えない。

さらに、次の理由。これもかなり大きい。

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