クワイア指導論にあげるつもりの記事でしたが、たまには無料公開します。こんな感じの記事をたくさんあげてます。よかったら、クワイア指導論、購読してくださいませ。

9voicesシート、作ったものの、もう改変必要性を感じてまして、調整中。

足したのは、

・**トライアングル、トンネル、ラッパ

・ハナヌケ クチダケ**

唇の形

トライアングルうんぬんは、唇の形。

これまで、たて、よこ、の2種類でいいかと思ってたが、タテ、の場合、そこからさらに分類されるなあと9vをやっていて実感。

タテ、といってもいろいろある。

唇を丸くしつつ歯を隠しつつ、タテ、なのか、（トンネル型）

唇をめくり、歯をさらしつつ、タテ、なのか。
（ラッパ型）

トンネル型のほうは、高い倍音を控えめにすることができる。音色がダークになる。

ラッパ型のほうは、オ、ウ、母音が作れるが、かつ、明るい音色を維持可能。

トライアングルは、ア、エ、イの母音にのみ使用可能。▼この形に唇のを設定する。

これまでこれらは別のワードで設定してたが、わかりやすい言葉で分類して、これで行きたい。

ハナヌケ クチダケ

これは軟口蓋という発声器官のコントロールなのだけど、

要は、鼻を使うかどうか。

鼻にたぶんに息が流れるタイプならハナヌケ、

鼻に息が流れないのなら、クチダケ。

ハナヌケになると、音色は丸みを帯びる。クチダケ、ならより金属的になる。

ゴスペルの強烈な音色などは、C2で、

それからトッピングはかなりマシマシ。

でつくられる。クチダケ、が結構重要。ちなみに、Cパターンはだいたい、クチダケになることがほとんど。ハナヌケの状態でがんばってCパターンを出そうとすると喉にダメージを食らうことが多い。ので、はじめてCパターンをやる生徒にはクチダケの状態に誘導している。