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ダッシュで坂道を駆け上がる 【こちら覆面DI室 #060】

今回も、2013年に週刊アプローチ誌へ掲載されたコラムからです。

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先日、小学生の娘がアニメの主題歌を歌っていたのですが、
その中の
「ダッシュで坂道駆け上がっていこう!」
というフレーズが、妙に気になるんですよ。

筆者の実家は、山の中程にあります。
麓から坂道を上がって、階段を上って、ようやく玄関、
という感じです。

小学校も、実家のある山をさらに登って、一度下って、隣の山を登って、
その丘の上にありました。

なんて書くと、どんな田舎に住んでたんだと思われそうですけど、
先日小学校まで歩いてみたら、
大人の足で5分くらいで着いちゃうんですよね。
たいした山じゃないんです。

こんな生活をしていましたので、
「ダッシュで坂道を駆け上がる」
ことが多々ありました。

というか、筆者の中では「頑張る!」というイメージが、
坂道を駆け上がっていく映像なのです。

だからその歌を聴いたら、
何か自分の中の「頑張る」イメージがわき上がってきたのです。

何だか懐かしいような気分です。

皆さんの中で「頑張る」イメージって何でしょうか。
徹夜で受験勉強してたとか、
千本ノックを受けてたとか、
あの頃は頑張ってたな、、、
という映像です。

それを、引き出せるようにしておくと良いかもしれません。

頑張っていた頃の映像が、
「今まさに頑張っている」っていうときに浮かんでくると、
辛さが懐かしさに変わってきませんでしょうか。

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さて、この「ダッシュで坂道駆け上がっていこう!」というフレーズは、
娘が当時見ていた「アイカツ」というアニメのEDテーマでした。

プリキュアの次にアイカツにハマっていくのは、
今でも一緒なのでしょうかね。


自分は山育ちと言ってもいいんじゃないかと思いますけど、
坂道の途中にある実家が、懐かしい風景です。
あのころ、自分なりに頑張ってたんだけど、
今考えると、まだまだ足りなかったね。
森林浴がしたくなってきた。


「こちら覆面DI室」は休刊となった週刊approach誌に連載されていました。そのコラムを少しだけ改編して掲載しています。


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