天津飯食べたい

天津飯とブロッコリーが好きですよ。

天津飯食べたい

天津飯とブロッコリーが好きですよ。

最近の記事

誰か、一緒にチーズケーキを食べに行きませんか。

今の気分は、スフレチーズケーキ。 しゅわしゅわの。 別に有名店じゃなくていい。むしろ町の小さなケーキ屋さんの、すみっこのイートインがいいかも。 でも濃厚レアチーズケーキもいいな。学校の友達のお母さんがつくったようなサッパリもいいかな。 ああ、流行りのバスクチーズケーキ、口に入った瞬間の、ほのかな苦み。少し大人っぽくていいよねえ。 食べたいな。できれば誰かと一緒に。 コーヒーと共に。 紅茶をすすってもいい。 テーブルで向かい合って。 カウンターで隣り合ってもいい。

    • 先輩が怖い

      初めての業務なのに 2度同じ質問をすると めちゃくちゃ不機嫌に それさっきも言ったけど! と言われる。 テンパって質問をすると 今無理。あとにして。 とお断り。 仕方ないから、他の人に聞いていると それはさ〜と結局茶々。 めちゃ怖いよね。嫌な感じ。 でも気づくよね。 歳が6も下の人間に一々つっかかるってさ 中々しょうもない人間だなって。 とりあえず教えてもらったことは ありがと、で。 一々冷たい声にびびんない。 そういう人って、わりと使い分け

      • 夢。それから9:24。

        今日、夢を見た。  白い太陽の光が、パステルカラーの建物が並ぶ街並みを強く照らしていた。腕がジリジリと焼けていく。 ただ、建物は可愛いけど、道路は車と人と電線で雑然としていた。ガスの匂い。何言語も混じり合う声たち。パチモンが並ぶ露天。人が好き勝手に生活している風景だった。2月に旅行したタイのプーケットの雰囲気と似ていたかもしれない。リゾート地ならではのやかましさ。うさんくささ。喧噪。 男と手を繋いでいた。金髪で、体躯がしっかりした男性だった。繋がれた手から、ピュアなエネル

        • 頑張れないなとおもう。頑張れないけど、頑張れなかったことをスルーされたくない。反発してほしいし、心配してほしい。そして、頑張らせたことに罪悪感を抱いてほしいよ。

        誰か、一緒にチーズケーキを食べに行きませんか。

          カツカレー。地球生活。

          緊急事態宣言前夜。 我が家は、特に緊張感もわかず、カレー2日目だった。 昨夕飯カレー。 起床即カレー。 昼休憩カレー。 退勤即カレー。 自粛テレワーク生活、家にこもり続け、変わらぬ景色。変わらぬ飯。 自室の窓から見える林は、2ヶ月前となんら変わらずに、サワサワと今日も風にそよいでいる。 ニュースで見る情勢は、目まぐるしく変わっているというのに。 本当に、私たち、パンデミック?ワイドショーの思い詰めた表情たちが、白々しく感じられる。画面越しの世界が疑わしい。 だって、目の前

          カツカレー。地球生活。

          いつも、マスカラを二度塗り

          彼に会うときは、いつも、マスカラを二度塗りしている。 正確には、二種類のマスカラを順番に重ね塗りしている。 ビューラーできっちりと根元を立ち上げ、指で毛の流れを整える。カールキープタイプのマスカラを薄く、根元からジグザグとのせる。束感を調整したのち、ブラウンの繊維がたっぷり入ったマスカラを上から重ねる。コームで整えて完成。 こんなに面倒だけど、私が二度塗りをしなくても、彼は違和感なんて抱かないだろう。 いつもよりまつ毛が短くても、束感がなくても、茶色くなくても、彼は気付かな

          いつも、マスカラを二度塗り

          「もーえっち笑」にくそ腹立つ

          恋人とLINEでやり取りしていたある時のこと。 わたしが婉曲表現の下ネタを会話の中でつぶやくと、彼は言った。 「もーえっち笑」と。 は~~~~~???沸々と沸き上がる怒り。怒りの矛先はえっちと称されたことではない。「笑」にだ。 なにわろてんねん。だ。(「えっち」と称されることは特に何とも思わない。わたしはえっちである。堂々宣言。) 何回わたしとセックスしたと思ってんだ。てかあなたはわたしより5年も長く生きているのだから、人生の中ではわたしよりセックスしてんだろ??あ??

          「もーえっち笑」にくそ腹立つ

          かんけいと名まえ

          好きな人ができました。 どうやら恋人になったようです。 でもわたしは、恋人の意味も義務も権利も、あまりわからないのです。 恋人なら、何が許されますか。 あなたの貴重なお休みの予定を、もらうこと。 あなたの眉毛を、とくに理由もなく撫でること。 あなたの名前を、たまに怒りを込めて呼ぶこと。 あなたの所在を、知りたがること。 あなたの誠実さを、当たり前に搾取すること。 あなたがわたしを恋人と呼んだから。 わたしは、あなたをわたしの何の人と名まえをつければよいので

          かんけいと名まえ

          真夜中のオムライス

          深夜2時。眠れない。身体にはしんしんと労働の疲労が積もっているのに。何度も寝返りを打ってみる。収まるべき体勢を見つけられなかった。シーツの上で溺れる。 仕方ないので、オムライスを作ることにした。 何かを細かく刻んで、雑に炒めたい。それだけの衝動だった気がする。ただ、平和の象徴みたいな料理が良かった。名前があるものがよかった。 真夜中オムライス材料(チキンライス 3人分) 家にあるもの。なんせ夜中だし。足りないものは買いに行けない。ピーマンは入れないことをおすすめする。お

          真夜中のオムライス

          エアコンを使うとキレられる

          実家住みの宿命。エアコンを使うとキレられる。 一階のダイニングの食卓上に、電気代の請求書。 朝ご飯をもぞもぞ食べていると、母が私の顔を見るなり、ピクリと眉下を痙攣させた。 そして次の瞬間には怒号。 「あんた!!自分の部屋のエアコン切ったの!!」 10分もかからない朝ご飯のためだけに、なぜ切らねばならないのか。どうせすぐ自室に戻るのだから、つけたり消したりしたら逆にコストかかるよ。そう、母に申すと、彼女は吊り上げた目をさらに吊り上げて(仮面舞踏会で使いそうなあの眼鏡く

          エアコンを使うとキレられる

          「健やかでいてね」

          私がまだ10代の頃、大好きで、大切だった人は、身体が大きいけど弱くて、その上ものすごく不摂生だった。いつも心配で、祈っていた。「健やかでいてね」と。お酒を飲みすぎちゃだめだよ。ちゃんと寝なね。野菜も食べよ。うざったがられるだろうから、そんなことは言えなくて。だから代わりに何度も言った。祈った。「健やかでいてね」 会うたびに。ううん会わない日でも。それでも私の願いを聞いてくれた試しはなかった。 健やかでいてくれと過去祈っていた人に、1年ぶりに会った。 彼は、新しく彼を大切に思

          「健やかでいてね」

          軽やかな悪意について

          梅雨入りした。 今朝、公衆トイレのような、雨のにおいが充満する小田急に揺られながら、これまでの人生で遭遇してきた軽やかな悪意たちを思い出した。 強い恨みや嫌悪がなくとも、ほんの出来心のような意地悪に。 直近に遭遇した軽やかな悪意は、バイト先で初めて顔を合わせる同僚の女の子に「初めまして。〇〇です。」と名乗った際のことだ。 年下のその女の子は、「あ、名前は有名ですよね」とほほ笑んだ。 私は「どういう意味ですか、それ笑」と負けじと偽の笑顔を張り付けて、すぐさま更衣室にかけこんだ

          軽やかな悪意について

          第一志望の最終面接で泣いた就活生の日記

          第一志望の専門商社。社長の企業理念にひかれていた。扱う商品やサービス展開も好きだった。私の抱えていた苦しみを糧にして、新たな視点として働ける場所だと思っていた。どんな悲しみや苦しみも、その企業で活かせると思えば、目標や夢に転換できた。1年間思いをあっためてきた。熱すぎるほどに。大事に。 書類選考、第1次、2次面接とパスしてきて手ごたえを感じていた。私、やっぱこのフィールドにいるべき人間なんだ。 企業研究も抜かりなかった。人柄も評価された。 もう内定は間違いないな、なんて舞い

          第一志望の最終面接で泣いた就活生の日記

          ちょっと鷹揚に、ぽわんとして、てきとうで、なにも目指さない好きさで

          好きな人が欲しい。でもそれは、嵐のような、激しい好きじゃなくていい。自分の愛情を豪速球で投げて、相手からの返球を待つような好きじゃなくていい。好きな人が可愛い子と肩を並べている写真をみて、食あたりかのような不安を胃に押し込める好きじゃなくていい。 じゃあどんな好き? 「ちょっと鷹揚に、ぽわんとして、てきとうで、なにも目指さない好きさで。」 よしもとばななさんのエッセイ(「イヤシノウタ」)にこの文を見つけたとき、まさにこれだと思った。たしかに疲れた。愛されているのか確認せ

          ちょっと鷹揚に、ぽわんとして、てきとうで、なにも目指さない好きさで

          面接官に「プライド高そう」と言われた就活生の日記

          私の強みは。弱みは。行動派か慎重派か。ドライかウェットか。リーダータイプか補佐タイプか。 自己分析ってなんだろう。そりゃあたった一時間話すだけで、就活生の人格を把握できるわけはないから、本人に説明を求める理由はわかる。でも実際、人間の好きか嫌いかを判断する要素ってそんなプレゼンの中身とは関係ないよね。目線の方向、笑った時の歯並び、しゃべり言葉のくせ、瞬きの回数、相槌のトーン。私は、そんなもので、そんななんてことないことで人を好きになって、嫌いになる。そしてたぶん面接官たちも。

          面接官に「プライド高そう」と言われた就活生の日記

          さよなら、セックス

           セックス中恐怖に襲われたことが、2度ある。 1度目は初めてのセックス。今までフィクションだったセックスが、痛みを伴い現実となって目の前に現れた。ここは水中なのかと錯覚するほど、息継ぎができなかった。苦しかった。怖かった。結局ヤリモクだったことが分かって、この男とは1カ月で別れた。  2度目。この前の5月5日のセックス。処女を捨てたときとの相手は変わり、今度は信用できる大好きな彼氏。彼と数えきれないほどセックスをしてなれ始め、セックスがコミュニケーションの手段となってきてい

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