Hackney Diamonds(使い古しのダイアモンド)は輝いていた
「ハックニー・ダイアモンズ」
ザ・ローリング・ストーンズの17年ぶりの新作である。
これは「ストーンズ」なんて略称で呼んではいけない、襟を正して手を合わせて聞かなきゃいけないくらい有り難いアルバムです(笑)
平均年齢78歳なんて関係ない。
ストーンズは「枯山水バンド」なんかじゃない。
コレは2023年、今のザ・ローリング・ストーンズが作り上げた、
どこまでも新しい空気感に溢れてるアルバムだ。
チャーリーの不在などストーンズには関係なかった。と乱暴だが言ってしまいたい。もちろん実際は
3人が3人ともその悲しみを乗り越えて来たとは思う。
でも、ここではセンチメンタルな気分はファンに丸投げしてプレイしてる。
今回、エルトン・ジョンを始め、スティーヴィー・ワンダー、レディ・ガガ、ポール・マッカートニーそしてビル・ワイマンと豪華なゲストを迎えている。
しかし、ストーンズというバンドはゲストはあくまで話題づくりでしかない。
バンドのエンジンだったチャーリーの不在というピンチを見事にチャンスに変えて見事な新作を仕上げて来たことに感服する。
60年以上も世界のロックシーンの頂上に立ってるのは伊達じゃ無い。
改めて思う。
なんて凄いバンドなんだ!
結論。
平均年齢78歳のバンドにまだ伸び代が有ったなんて…
一番驚いてるのはずっとストーンズファンだった僕たちだよ。
「Hackney Diamonds」
紛うことなき「傑作」です。
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