天神のど真ん中でロックンロールの真っ最中
毎年、行きたいと思っていた「高塔山ロックフェス」
そうこうしてたらシーナさんが亡くなり、遂には鮎川さんまで亡くなった。
そんな今年、何と天神のど真ん中で「高塔山ロックフェス」が行われると聞いて行って来ましたよ、ええ!
出演者は
横道坊主
ザ・グライダー
苗場音楽突撃隊
シーナ&ロケッツ
コレが一度に見られるんだから、さぞや人が一杯と思いきや、へ?こんだけ?
相変わらず熱いロックを聞かせてくれた横道坊主。
結成39年のロックはダテじゃない事を証明してみせた。
カッコ良かったよ、義人君。
また五島に遊びに来てね。
次はザ・グライダーの登場だ。
僕は全くの初見のバンドだったが、ボーカルの彼が高塔山ロックフェスの主催者と言う事でどんな感じなのかと思ってたら、コレが中々好きな音楽。
グレッチ使いとしてもカッコ良かった。
サンハウスの「ビールスカプセル」は燃えたね!
いい音を鳴らしてる。
1番見たかった「苗場音楽突撃隊」
レッド・ツェッペリンのロックンロールを始めとしてロックへのリスペクトに溢れるセットリストは燃えたね。ボーカルのダニー・ホリディはこんなに歌が上手いなんて知らなかった。
しかし、花田裕之、この男が歌い出したサンハウスの「ロックンロールの真っ最中」には痺れた。
おば様たちが花田さん、素敵😍となるのがよーく分かった。
あと、池畑潤二、細海魚のプレイも見れて満足♥️
燃えに燃えて、いよいよラストは…
すっかり陽の落ちた天神中央公園のステージにバットマンのテーマが鳴り響く。
3人の男たちがルーシーを待つ。
そしてシーナさん、鮎川さんのいないシーナ&ロケッツのライブが始まった!
ルーシーの音程が定まらない。
いい時はいいのだが。
しかし、両親が残したロックの遺伝子はちゃんとルーシーに受け継がれている。
奈良&川嶋がルーシーを献身的にサポートする。
大丈夫だろう、いつかもっとエモーショナルなルーシー&ロケッツが見れると思う。
実は今回、シナロケを見るのは最後にしようと思って来た。
シーナさん、鮎川さんがいないシナロケは僕の中では無しだから。
でも、今回健気に頑張るルーシーと奈良&川嶋、そして鮎川誠の看板(ブラック・レスポール)を託された澄田健のプレイが素晴らしくてシナロケは死なず!と確信した。
何よりシナロケの名曲の数々をこのまま忘れ去られてはいけない。
大変だけどルーシーちゃんが受け継がなくちゃいけない。
そんな意味でも、最後のシナロケになるはずが最高のシナロケになった。
こうして「高塔山ロックフェス天神」は終わりました。
ただひとつだけ。
せっかくのスゲー面子なのに寂しい客の入りだったのが残念で仕方ない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?