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cocシナリオ買ってから実セッションまでにやってること備忘録(テキスト編)

正直、ただの自分用備忘録なので、すごく雑文です。許して……

全体でやっていることは「テキストの整形・読み込み」→「セッション部屋の作成」→「ココフォリア部屋の準備」
気が向いたり時間があれば部屋作りとかも手順書くけど、取り敢えずテキスト面について纏めていきます。

KPする気はあるけど卓の予定自体はまだだよ〜 ぐらいのイメージで読んでもらえるといいかな、と思います。


■大まかな流れ

  1. シナリオを読む

  2. コピペ用にテキストファイル化する

  3. 卓中に使う部分の精査、ファイル分割する

  4. 見出し作り(シナリオの精読)

  5. 文章を種類ごとに分類する

  6. 改変部分の追加・ココフォリアで見やすくなるように整形する

実際は4〜6の工程を一気にやることが多いです。
場合によっては順不同だったり、1〜5までを事前にやっておいて、キャラシートが出揃ったタイミングや実際のセッション中に6の手順をやったりもします。

購入してから卓が立つまで期間が開くこともあるので、そういう時はもっと順不同になります。

■作業環境

PCがブルスクを吐いてから治ってないので全部iPadで作業してます。
もう立ち絵描くのもセッションやるのも、シナリオ読むのも全部iPad、すげぇなiPadって

シナリオの確認については標準搭載の「pages」使ってたんですが、最近は「Obsidian」で.mdファイルとして保存してます。
markdownで見出し作ったりするのが本当に楽なので……ほんとうに……。
後は「pages」だとSplit Viewで表示した時に文字の大きさがものすごく小さくなったり表示箇所がずれたりして、若干(だけど卓中は非常に強い)負荷がかかるのでやめました。

PDFについては別の用途で課金してた「Good note 5」があったのでそれで読んでいます、付箋とか書き込みとか使い慣れているので。

兎角、動きが軽くて一覧性の高い方が良いという思考らしい。

□シナリオを取り敢えず読む

買ったんだからそりゃあ読むよなぁ!!

通過済のシナリオは、どちらかというと背景情報把握したくて読む面が強いんですが、どうせ読んでたら回したくなってくるので回す前提でざっくり読み返しに行きます。
自分が通過した時の進行をなぞりながら読んだり、初読のシナリオはなんとなく脳内で自分の探索者を仮置きして進行をイメージすることが多いです。

この段階で下の3点を把握するようにしてます。

  • 事前情報と注意事項

  • シナリオの流れ・分岐の有無・区切りと山場・戦闘回数をざっくり把握

  • 注意が必要そうな処理

特にこれ以上いうことないな……

事前情報の類は、卓用のDiscordサーバーに貼り付けたりすることが多いのでここでチェックして、適宜共有をします。
その他は意識してやってる訳ではなく、なんか、読んでるときにこの辺気にしてるかな〜程度のものです。

ココフォリア部屋のデザインイメージや、シーン演出なんかをぼんやりしてたりもします。

□コピペ用のテキストファイル化

近日のシナリオは形式がPDF・HTMLが多いので、いわゆる「KPノート」的なものを作るためにテキストファイルを別途作成します。
二段組PDFなんかにキレているタイミングは大抵ここ。

PDFは描写や記述のコピペで楽したい。
HTMLやtxtについては改変を加える場合に楽したい。
 
という目的でやってます。あとは普通にわかんなくなるし……

PDFの場合は変換ツールやwardを挟み、txtや HTMLはファイルごと複製します。
『シナリオ名_コピペ用』とか『シナリオ名_一陣用』みたいな感じでちゃんとわかるように名前をつけないと痛い目見るので今年からちゃんとつけるようになりました。えらい!

「obsidian」のアプリ内で『TRPG』というフォルダを作ってるので、その下にガンガン階層を追加していきます。

『TRPG』フォルダ
┗『シナリオ名』フォルダ
 ┣『PL共有用』フォルダ
 ┃ ┗事前情報.md
 ┣『シナリオ本文』
 ┃ ┣シナリオ名.md
 ┃ ┗エネミーデータ.md
 ┗『コピペ用』
┗『シナリオ名』フォルダ
┗(以下略)

表書くのめっちゃ下手なので堪忍して

みたいな感じのフォルダ構成。

これ以降は、頒布されているシナリオ本文ファイルと睨めっこしながら、作成したmdファイルの編集をします。

□卓中に使う部分の精査、ファイル分割する

要するに「テキストの整形①」
これからの作業で楽できるように頑張るフェイズです。
ここから「実際のセッション中に使用する文章のみ」にファイルを整えていきます。

やってることは下記。

  • 数字の半全角の統一

  • 記号、三点リーダの書式統一

  • 事前情報・あらすじ・あとがき・真相説明など、セッション本編中使用しない文章を消す

    • 削除した後は必要に応じて別ファイルに移動

意外と少ないな……
これ以降は置換事故が怖いので、全置換はほとんど使いません。
HTMLやtxtの時はとっても楽です。PDFが地獄。

◇PDFの場合に追加でやってること

  • txtへの変換をすると謎の半角スペースが入ったりするので全置換で消す。

  • 画像ファイルのリンクが入っている場合はそれも置換で消す。

  • その他、装飾テキストなんかも消す(ページ数やヘッダー・フッターなど)

  • 二段組の場合は更に文章の順序が崩壊していることがあるので、本気で元PDFと睨めっこしながら直す。

せっかくきれいなPDFで頒布してくれてるのに、俺は本当に何をしているんだろうな、申し訳ないな、読む時はきれいで見やすいとアガるので「ありがと〜〜!」って思ってます。

□見出し作り(シナリオの精読)

markdownの記法で見出しを作ります。noteの見出しと一緒だね。

主な目的としては下記の三点……?わかんないもっとかんがえてるかも

  • 回す時のシーン数の把握

  • 不定リセットタイミングの計算

  • セッション時アウトラインを使って各項目へジャンプできるようにする

見出しを作ると、シナリオ全体をチャプター毎に把握できるので、体感すごく楽になります。
実際、「今日はこのシーンまでやりたい」とか考える時も楽だし、情報を探したり分岐を処理する時も「この見出しにとぶ!」って視覚で判断できるので。

◇実作業の内容

大抵は、元ファイルの段階である程度シナリオをチャプターわけしてくれているので、それに沿ってどんどん#記号を打っていきます。
ない時はない時で「場所名」とか「○日目」とかで見出しを作ります。

適宜、分岐や特殊処理を小見出しとして追加していきます。
「〇〇になった場合」とか、そういうやつ。

□文章を種類ごとに分類する

この辺からしんどさが増してくる。
本当に短かったり一本道のシナリオだったりするときはしないこともあります、見たらわかるべという時。

シナリオの精読をするのがここのタイミングです。
描写が不足していそうな箇所の把握も行っておきます。
前述しましたが、実際はこの一つあとの改変作業と一緒にやっちゃうことが多いです

「描写」「情報」「判定」「KP用情報」に分けることが多いです。必要に応じて「秘匿情報」とかも。
シナリオで凡例がある時はそれを借りることもあるし、りぜみもKP用の記述凡例作ってるのでそれに合わせるようにしたりします。

▷ 日付
【場所】
▶︎ 探索可能箇所
●探索結果
《技能》
《正気度喪失 0/1d3》
◎技能結果

みたいな……
ココフォリアのチャットパレットにも同じもの入れるんですけど、シナリオテキストに書いてあるに越したことはないので。

エネミーデータやNPCデータが本文内に埋め込まれていることがあるので、そういったものは別ファイルにまとめます。
Obsidianはバックリンク機能が使えて、Wikiみたいな感じでリンク貼っておくと、必要な時だけ参照ができて嬉しくなります。

秘匿情報や、重要な処理なんかは色を変えるようにしたり見出しを追加したりして、項目としてわかるようにしておきます。

KP用情報は「引用」か「コールアウト」の形式にしておくと絶対に間違わないのでいいなって最近気が付きました。

この形式絶対ミスらないと思うので

□改変部分の追加・ココフォリアで見やすくなるように整形する

やってること上の項目と同じじゃね?
実際、九割型は同じタイミングでうわーーってやります。

語感やリズム、言い回しに引っかかる部分があると、ログを読み返すたびに「気になるなぁ……」となるので、それとなくりぜみが「いいな」って思うように変更をしていきます。
「元の文章のキラーフレーズは残したいし……」「でも自分の文章の書き癖だとこうする……」って唸りながら作業します。

◇実作業の内容

まず、語り口調の地の文など、本番で手打ちする部分と比較し違和感が出そうなものに関してアレンジ・改変をしていきます。
後はなんとなく自分が通常使わないなだろうな……という言い回しなどを、ちょっぴり書き換えさせていただいたりします。申し訳ない。

ついでにここで、明らかな誤字・脱字の修正なんかもします。
ここで気が付かなかったやつは、コピペして文章を送信する直前まで見過ごされます。直ってりゃええんじゃ直ってりゃ。

長い文章についてはココフォリアの画面だと真四角になって視覚の圧がやばくなるので改行を増やしたり、
一度に送信する文章の量を決めるために段落を調整したり、
その段落間は一行空ける
ようにしたり、
間の演出として更に空白行の追加をしたり、など。

実際にシナリオを回す際に備えて

───── ・ ──────
  Call of Cthulhu TRPG
   『シナリオ名』
───── ・ ──────

とか

───── 戦闘開始 ──────

みたいな装飾を加えておいたりなんかもしてます。

りぜみ独自の注釈を入れたりとか、絶対に入れたいセリフとかエンドロール用の記述とか、そういうのも打ちます。
もう兎角、事前に書き込めることは全部このタイミングで書いておきます。

□実際にセッション予定が立った後

やることが……多い!
上の2〜6の項目で作ったコピペ用のテキストたちを更に複製して、それを編集していきます。
『シナリオ名_1陣用.md』みたいな感じ。

◇セッション前にやってること

秘匿情報や事前の共有情報を分けているので、それをdiscord画面で見やすいように整形します。
「見出しの作成」と、コードブロックで区切りを追加したりとか。

後はキャラシートを受け取った後の難易度調整や、想定される動き、NPCの設定を詰めたり〜なんかもやっておきます。全部なんとなくだけど。

難易度調整はエネミーを減らしたり、判定を追加して回避できるようにすることが多いので、それに沿ってテキストの追記・項目削除をします。
また、分岐に関して、あまりにも難易度が高すぎるな……という箇所、メンバーの技能的に進行に影響が出そうな箇所に補足をつけたりします。

※ 適宜《アイデア》振らせても良さそう
※ 無理そうなら《知識/2》で判定

みたいな。
なるべく詰まないように〜と考えたりとかします。

◇セッション期間中にやってること

なにやってんだ……?

基本のテキスト編集はここまでの段階で終わってるので、ひたすらコピペしていきます。

ココフォリアのシーン機能やテキスト機能はあんまり使ってないです。誤爆が怖すぎるので……
開始時のシナリオタイトルとか、プロローグのフレーバーテキスト部分とかだけ入れてたりします。
描写中にPC名を入れる部分は、セッション中でコピペして送信する前に手打ちで編集しています。本当に……間違うのと置換事故が怖いから……

その他、セッションの進行上、分岐(選択によっての分岐・同行NPCによっての描写有無)が確定した場合は使わない本文を一旦消します
これも誤爆の防止策です。後は項目が無闇に増えるとスクロール回数が増えるので。

もし削除した文章が必要になった場合は、ほぼほぼ「オリチャー発動!」なので裏で同時に開いている頒布されているシナリオ本文と睨めっこし、描写を手打ちしてることが多いです。

実際のRPやエンド描写・戦闘描写は必死に作るものなので、楽できるところは楽しつつ、腹を括って「ごめん!まって!!」「うーーーん、今の感じだと多分こう……」って言って手打ちです。

■終わり

なんか思ったより色々やってたな……
総括して「自分が処理しやすい形式に整えて行く」っていう作業をしています。

大元のテキストをきれいに整えてくれているシナリオが最近は多数あるので、それを弄って行くことに後ろめたさはあるんですけど……
でも実際、自分が見慣れている形式にしておくと読むときに疲れないので大事だなって思いました。
最初にちょっと頑張っておくと、セッション中に項目を探したり、追記したり……っていう、ちょっとしたフラストレーションが減少しました。これはマジの話。

セッション中はRPやキーパリングに頭を使いたいし、KPの描写を待つ時間ってPLは暇になっちゃうので。
簡単にできるところは可能な限りレスポンスを速めて「PLの思考時間」を多くしてあげたいな〜みたいな気持ちでやってます。

まぁ、全部自分が楽したいだけなんで、短いシナリオはなんもしないでコピペ用の複製だけしかしないこともあります。

備忘録なのでざっくりだし、これからやってること変わる気もするんですけど、なんか、「へぇ、りぜみちゃんはこんなことかんがえてんだ〜」みたいな、そういう話でした。

おわり。

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