今回も記事の前半に一般公開コンテンツを持ってきて、後半にAWTV有料会員限定コンテンツを有料設定で配置するつもりでしたが、その編集方法ではいつまで経っても記事を公開できそうにないため、また、内容の性質も鑑みて、今回は特別にすべて一般公開することにします。
1.10月21日のウェビナー
マイク:11月16日が、ティム・バーチェットがインテリジェンス・コミュニティの監察総監と会う日らしいです。理論上は、グラッシュがしたインタビューと研究を基本的にすべて網羅した機密データを見れるということです。
コーリー:その後、本格的に物事が動き出します。私は数人から、次の18ヶ月がディスクロージャーにとって重要だと言われました。多くの情報が公表され、非人間生命体の存在が確認されるでしょう。おもしろくなりますよ。私が聞いた話が本当なら、今後の18ヶ月でもっと詳細な情報が出てくることになります。もしそれが本当なら、情報公開が進むにつれて、私たちには、インフラを築き、計画を立てるための18ヶ月があるということです。それは起きているディスクロージャーにどのように関与し、周囲の人を助けるかを考え、もしくは自分自身を備えさせるための時間です。というのも、さっきも言ったように、世間にはたくさんの人がいます今、この部屋でこの話を聞いている人と同じ数の受け止め方があるように、情報に対して多くの様々な反応が起きる可能性があります。そして、前にマイクに言ったんですが、人に奉仕するためには、空のコップから注ぐことはできません。コップが満たされていなければならないのです。そのためには、この情報が出てきたときに冷静な感情を持っている必要があります。そして、ただ自分の宗教や信念体系を通して処理し始めるのではなく、オープンに受け止め、信念体系にとらわれないようにするのです。だから、私たち自身が備えるためにこのプロセスを経るのはいいことですし、それはショックを受けた他の人たちが、落ち着いて理解するのを助ける準備にもなるんです。
一旦ここで区切ります。基本的にコーリーが言っていることをまとめると、ネガティブなETが求めているETディスクロージャーをサポートしつつ、それを逆手に取って、さらなる情報開示を求めていけ、ということでした。この日はこの後、マイクのプレゼンが約2時間続きますが、それはひとまず後回しにして、先にコーリーのQ&Aを翻訳するつもりです。未翻訳のマテリアルがわりと膨大な量たまってきています。
2.11月22日のアライアンス・アップデート
11月16日が、ティム・バーチェット議員がインテリジェンス・コミュニティの監察総監と会う日とされていましたが、10月に国防総省の監察総監チームと会った時とは違い、何の声明も出されていないようです。逆に声明を出せないほどの情報を見せられたのでしょうか。10月のミーティングが「時間のムダ」だったと報じた記者は11月16日には以下のように投稿しています。
3.UAPディスクロージャー法の危機(11/26)
これを受けて、コーリーから下院議員たちに連絡してこの法案を求める声を届けるようにと、緊急のメールが配信されました。
日本人としては何もできることはありませんが、事態はちょっと予測不能になってきました。
4.10月28日のウェビナーQ&A(有料会員限定)
ここから先はYouTubeで一般公開されています。
5.なぜ共和党はUFOの透明性に抵抗するのか?
元国防情報局副次官補のクリストファー・メロン氏が言及している記事がこちらです。リンクがたくさん埋め込まれています。
記事には興味深いリンクが沢山埋め込まれていますが、文脈的に重要だと思った動画を一つ取り上げておきます。:
個人的には、「破滅的」あるいは「制御されていない」ディスクロージャーというのも悪くないな、という気持ちはあります。むしろ、何年も前からそれを望んできました。しかし、それでは政府の公式発表しか信じない権威主義的な人たちにはスルーされてしまう可能性も感じています。特に、ここ1~2年の生成AIの発展のスピードは凄まじく、すでに写真や音声は証拠としての力を失っています。さらにあと1~2年もすればAIによるフェイク動画の品質も「本物」と見分けがつかないレベルに達するでしょう。時間がありません。だから、数年前とはもはや状況が違います。コーリーが言うように、痺れを切らせた内部告発者たちが「これが証拠だ」と写真や動画をリークしても、「どうせ生成AIに作らせたフェイクだろう」と世間からは一蹴されてしまう可能性があります。専門家が映像解析でいくらそうではないと証明しても、もともと懐疑的な人の疑いは拭いきれないでしょう。結局、世の中の大多数の人は、何を信じるにも、実際にそれが起きるか、そうでなければ大本営発表が必要なのです。とすると、やはりUAPディスクロージャー法を通じたアプローチの方がこの行き詰まった状態を打開する可能性を持っていると言えるのかもしれません。
ザ・ヒルの記事の「破滅的」という言葉は、ニューズ・ウィークの記事からの引用でした。どういう意図で使われた言葉なのでしょうか?こちらも見ておきましょう。
6.米国は「破滅的」なUFO情報漏洩の瀬戸際にあるのか?私たちが知っていること
最後のナスカのミイラについて、関係者がコメント欄で反論しています。
Gaiaは確かに今では怪しい情報の宝庫となっていますが、「ナスカの発掘」シリーズは日本語字幕まで完備して、無料で視聴できるようにしており、本気度が高かったように思います。来年の春の発表まで、これらを見て復習しておくのも良いかもしれません。
結局「破滅的」というのは、グラッシュに協力し、陸軍未来司令部の近代化アドバイザーであったカール・E・ネル大佐の言葉でした。
彼がプレゼンを行ったスランフォード大学のカンファレンスについて書かれたデイリー・メールの記事の方も見ておきましょう。
7.米陸軍退役大佐、UFO秘密プロジェクトは2030年10月までに公開されるべきだと語る - アメリカのライバルに勝ち、「破滅的」な情報漏洩に先んじるために
なるほど、コーリーのウェビナーもこの「一般市民、政府関係者、科学者が並行して実行する努力の集中(Line of Efforts: LOE)」の一つとなることを意図していたことがわかりました。
ソル財団に所属する人たちの間でも「ディスクロージャー」に対する考え方はそれぞれ微妙に異なるようでした。特に、ベルギーの人工知能企業家、ジョナサン・ベルテが言っていた「UAPによる技術革新が実際に気候変動を悪化させる可能性」というのはバカげた心配のように思いました。しかし、裏を返せば、それだけ「UAPによる技術革新」を現実的に捉えて議論しようとしていることの表れなのかもしれません。
UAPディスクロージャーがフリーエネルギーと直結するというのは、秘密宇宙プログラムに興味を持った誰もが1日目に知る基礎中の基礎ではありますが、いざそれが現役の議員の口から語られると、感慨深いものがあります。
8.タッカーがティム・バーチェット議員にインタビュー(11/29)
上院が超党派で可決したUAPディスクロージャー法案を下院で否決しようとしていることに関して、タッカー・カールソンがティム・バーチェット議員にインタビュを行いました。
まるでかつてのコーリー&デイヴィッド&ジョーダンのドキュメンタリー作品「Above Majestic」を彷彿とさせる会話でした。バーチェット議員はUFOコミュニティの人たちの心をガッチリ掴んだことが、この投稿のリプライ欄を見るとわかります。
デイヴィッド・グラッシュのことを「MKウルトラを受けたような顔」と揶揄しているジョーダン・セイサーも、このインタビューでのバーチェット議員のエネルギー問題に関する発言を高く評価していました。
ティム・バーチェット議員の発言によって、グラッシュにとても懐疑的なジョーダンも、このディスクロージャーの流れが一元的に語れるものでなく、色々な利害関係者の思惑が複雑に絡み合ったものだという認識に変わってきたように見えます。
これは私も同じで、バーチェット議員の発言には少し心を動かされ、面白いと思いました。UFOコミュニティの偽情報にとても注意深いところも信用できます。コーリーのインテルともマッチしているように感じました。
9.打ち砕かれたUAPディスクロージャー法(12/9)
残念なお知らせです。
ティム・バーチェット議員が懸念していた通り、各政府部門の「UAP研究してやるから予算をよこせ」のための法律に成り下がってしまったということでしょうか?上院で可決された法案を下院のたった4人の議員の力でそこまで容易に骨抜きにできるものなのでしょうか?またいつものように、かりそめの期待と興奮の後に待つ失望で終わりなのでしょうか?続報に注目したいと思います。
10.11月のQ&A(12/19)
この記事も9万字を超えてきたため、「10月28日のウェビナーQ&A(一般公開部分)」の翻訳はパート2の記事で行いたいと思います。