0.『ネサラを待ちわびて』の感想
映画『ネサラを待ちわびて』はご覧頂けたでしょうか?ネサラを信じているかいないかに関わらず、コミュニティにいる誰しもが少なからずショックを受ける内容だったと思います。しかし、あの映画には悪意のある作為的な編集はほとんどなく、コミュニティの実態(狂気)をありのままに伝えたドキュメントでした。そこでは、現在のコミュニティには20年前とほとんど変わらない負の遺伝子が残っていることが否定し難く明示されていました。
私自身も9.11をきっかけに、徐々に陰謀論に目覚め、20代半ばからこのコミュニティに足を踏み入れたので、必然的にこの20年間を振り返ることになり、若くしてこの世界にハマってしまったのは取り返しの付かない間違いだったのではないか、人生を棒に振ってしまったのではないか、といった思いに駆られ、記事を書くモチベーションが一気に下がっていました。
今は少し冷静になって、自分で記事を出すようになってからの5年間でやってきたことは「ネサラのデタラメ」とは違い、むしろデタラメを許さず、真実を探すための努力だったと振り返ることができます。しかし、それまでの15年間は、オープン・マインド・フォーラムに集まる人々と全く同じでした。だからあの映画はとても身につまされます。
コミュニティでは、嘘やデタラメに便乗すれば、少なくともそこに目をつぶって「もうすぐ救われる」と言っておけば、人に好かれ、感謝され、支持され、経済的に成功できるようです。そしてこれまでは主に50代~60代の人々がターゲット層にされ、パターンに飽きるまでファンタジーが売り込まれ、10年~20年くらいエネルギーとお金を吸い上げられ、失意だけを残し、また何も知らない次の世代が新たなカモになる、ということが繰り返されてきたのではないかという気がしています。私はその一部になりたくありません。加担したくありません。
これからも、どれだけ孤独になっても、インチキやデタラメには与することなく、本当のことを探し求めていきます。日々繰り返されるコミュニティの空騒ぎには付き合いませんし、どんな影響力のあるインフルエンサーの言う事でも、嘘やデタラメには今まで以上に厳しい目を向けていきます。間違っっているものは間違っていると指摘します。
オープン・マインド・フォーラムのジムのことは少し擁護しておきたいと思います。彼は真面目な男であり、議員に立候補したり、ファーラムを立ち上げたり、自ら行動を起こして、すごく努力していた人だと思います。尊敬できる部分も多くあります。しかし、識別力やデタラメを感じ取る力が欠落していたことと、現実を受け止めて軌道修正する勇気がなかったために、ズルズルと同じパターンにハマってしまったようです。彼は末端で操られ、踊らされていた人に過ぎません。シェイニ・グッドウィンは彼を操っていたうちの一人ではありますが、彼女もまたピラミッドのトップではなさそうです。なぜなら、グッドウィンが死んだ今でも同じことが続いているからです。むしろ今ではグッドウィンのような人が世界中で数え切れないほど増殖しています。この何十年、もしからしたら百年以上続くこのスキームを企て、非常に多くの人々を罠にはめてきた存在とは、一体何者なのでしょうか?
前置きが長くなりましたが、たまってしまったコーリーのマテリアルを翻訳していきます。正直、ここまで時間が空いてしまったのは、以前のように「今すぐ翻訳を出したい」と思える情報も、こちらのモチベーションもなかったからです。とはいえ、実際に翻訳してみると、常に新たな発見や学びがあるのがコーリーの話の良いところです。翻訳していて後悔したことはありません。しかし、予告や宣伝のたぐいは、みなさんも聞きたくないでしょうから、そういった部分は翻訳せずに割愛していきます。
1.2023年4月末のQ&Aより
①銀行の破綻
②今後のこと、今起きていること
③核とポータル・システム
④洗脳とDNAプログラムなど
⑤Qオペレーションの中心にいた人物
⑥変わらない理由
⑦ETコンタクト
⑧負の遺伝の克服
続いて5月のライブ配信からです。
3.2023年5月のQ&A(6/4更新)
①サイバー調査報告
②DIA文書とアライアンス
ちょっと前置きが長すぎましたね。個人的にはもう十分すぎるくらいにわかっている内容だったので、若干苦痛でした。SBA JAPANというコミュニティで同じことを経験しているので、コーリーの言いたいことはわかります。おそらくコミュニティには何度話しても理解せず、話が通じない人、聞き流しているだけですぐに忘れる人が多く、コーリーは同じ質問や批判を何度も繰り返し浴びているのでしょう。だからコーリーも同じことを何度も繰り返し、わかりやすく説明せざるを得ないのだと思います。しかし、こちらもその全てに付き合ってはいられません。レッド・トーチ・レポートも今のところ翻訳するつもりはありません。もっと他の、実のある調査に時間とエネルギーを使いたいです。SBA JAPANも実質崩壊しており、誰も何もしない状態が続いています。Facebookグループなど作っても、結局集まる投稿はよそのYouTube動画やブログ記事の転載や宣伝ばかりで、しかも何のコメントもつけず、まさに投げつけるように投稿をする人たちが多く、情報の見極めも一切行わずに(こちらに丸投げで)それを行うため、投稿者の代わりに管理者がリンク先の情報を精査する負担を強いられ、ほとんどの場合が承認できるレベルの情報ではなかったり、何らかの個人的・団体的利益への誘導であったりすることが判明する、というのが実態です。そしてそれはよそのコミュニティも似たりよったりみたいです。結果として、ほぼ管理者やモデレーターだけが投稿を行うようになります。そして疲れ切った管理者が定期的に交代していくのです。これまでコーリーの公認のチャンネルとして、かなり無理して、自分の生活を大いに犠牲にして頑張ってきました部分がありましたが、これ以上は自分がボロボロに擦り切れていくだけなのでやめます。そうでなくてもコミュニティの人々の要求は厳しいのです。翻訳記事を書くだけでは不十分で、さらに「それをツイッター等のSNSで常に発信し、YouTube動画にし、フォロワーをたくさんつけ、愛想を良くし、人気者になれ、そしてもっとワクワクするような話をしろ、そうでなければお前のやっていることなど全く価値がない、お前に存在価値はない」というのがコミュニティの多くの人々の考え方ではないでしょうか。まさに愛と光の奴隷コミュニティといった感じです。だから「搾取されるくらいなら逆に搾取してやる」というスタンスの詐欺師的な情報発信者がはびこっているのではないかとすら思えてきます。そうでなければ「ネサラが起きる」なんて根拠のない無責任な発言はできないでしょう。そこに誠意や良心といったものは感じられません。
そういう意味では、ascensionworks.tvは、最近あまり訪問していないのでわかりませんが、安定してうまくいっているコミュニティと言えるのではないでしょうか。見識のある投稿が多いと思います。モデレーターが現在のデビーになるまでは、本家SBAも管理者がかなり入れ替わってきた印象があります。今後もascensionworks.tvの成功を心より願いたいと思います。
6月に入ってしまいましたが、Q&Aの続きがありますので、この記事に追記を続けます。
③ホワイトハットとアライアンス
④地球における煉獄のようなアセンション・プロセス
⑤スフィア・ビーイング・アライアンス:SBAと現在の状況
⑥人類がネガティブなタイムラインを選択したら?
⑦AIとトランスヒューマニズムへの抵抗
Q&Aはまだ続きますが、ここで一旦ブレイクです。今回の記事では、ちょうど『ネサラを待ちわびて』と符合するように、コミュニティの挫折と失敗について、コーリーも頻繁に口にしていました。これまでも、こちらで独自に調べていたことが、コーリーが同時期に話していることとタイムリーに符合するということはよくありました。いつものことです。しかし、コーリーが言及していなかった、「コミュニティの成功例」についても少し触れておきたいと思います。
4.資料①コミュニティの成功事例?
これについて知ったきっかけは、英語検定で昨年出題された文章です。出典は不明ですが、時事を反映することが多い英検の問題でこのテーマがピックアップされたのは興味深いことです。
さらにWikiの情報も見てみましょう。
雲行きの怪しい話も出てきました。閉じられたコミュニティの内情は実際の参加者の話を聞いてみないことにはわかりません。難しい問題です。主流の社会はこういったコミュニティを認めたがらないでしょうし、偏見や穿った見方はあると思います。しかし、こういったコミュニティがオウム真理教化する危険と隣り合わせであることも事実だと思います。
日本でもこのような賛否のあるコミュニティとしてまず思い浮かぶのが、ヤマギシ会です。
賛否をよくよく踏まえた上で思うのが、まず、ネット上のスピ系コミュニティとは本気度が違うことは確かです。その持続性とコミュニティの強度は単純に凄いと思いますし、見習うべきことも多いのではないでしょうか。さらに、ダマヌールは独自の通貨(クレディト)を持つという点で、ヤマギシ会を上回っています。
この通貨は他のコミュニティー、フィンドホーンでも使えるというから驚きです。
エゴが強い自分にはこういったコミュニティに参加してうまくやっていける自信はありませんが、ソーラーイベントが起きた時に強いのはこういう人なのではないかとも思います。
そして、こういったコミュニティ(お金の心配はないがエゴの許されない共同社会)に参加していて、主流社会(自由とエゴが許されるがお金に支配された社会)に離脱した人たちの心理は、様々な個別の体験(エゴ)のためにソース(一なる無限の創造主)から分離する魂の働きと似ているのが興味深いです。
しかし、今の主流社会は、とても自由が満喫できる状況ではなくなってきています。経済、食料、健康、仕事(AI化)、あらゆる面でプレッシャーをかけて、追い込みをかけてきています。お金がある人は、まだ自由を買うことができています。お金がない人は、自由が空から降ってくるという淡い期待(ネサラ)にすがるのみです。世界経済フォーラムが掲げる「あなたは何も所有せず、それでも幸せになる」というビジョンは、ある意味では全世界の主流社会を一斉に目的共同体に転換するということでもあります。このビジョン自体は、目的共同体の目指すユートピアと同じであり、日月地神示で予言される未来と同じです。それは所有している者にとっては悪夢であり、所有していない者にとっては救いとなる面もあるでしょう。しかし、実際にはその裏に技術官僚支配(テクノクラシー)や監視資本主義、AIへの権限委譲の意図が隠れており、奴隷制の継続を願う既得権益層がいることが問題なのです。つまりは全ての物事にはポジティブな側面とネガティブな側面が混在しており、私たちはそのことに混乱し、どちらの道(タイムライン)を進むべきか決めかねて、マイクの言っていたように「選択しない、無関心の陥没穴のような状態」に陥っており、だからこそ選択のための触媒(きっかけ)として、COVID-19以降、様々な問題や困難が日増しに激しくなってきているのではないかと思えます。
5.資料②約15年前の予言
ゴールデンウィーク中に大掃除をして、10数年ぶりに整理した書類の中から、おもしろいものを発掘しました。これはちょうど私が東京から長野に移住することを決意した頃に読んでいたものなので、おそらく15年前ほど前にネット上で公開されたものです。今では理由があって、削除されているみたいです。だから貴重な記録と言えます。これが何であるか、わかる人にはわかるでしょう。
まあ、こういったメッセージは真に受けるのもほどほどに、ということでしょうか。当時生まれたお子さんは今では15歳です。そして、この先もちゃんと生きていけるでしょう。
ではQ&Aの続きに戻ります。
3.Q&A続き(6/7更新)
⑧タイムライン、ハイヤーセルフ、エネルギーの変化、マニフェステーション
⑨ワームホールとポータル、他者奉仕
⑩崇拝しないこと、オリオングループ、ガイド
この記事はこれでおしまいです。