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先週の私~山口天神祭~


こんにちは。

11月23日に行われた山口天神祭に行ってきました。

朝は友人と!夕方は練り歩きに一人で!

お神輿まって~(そんな早く進みません(笑))
神さま、急ぎすぎて洗濯物干しがぶら下がったままみたいです。(笑)

いざ、山口天神祭へ。

大学の宗教学概論という授業で先生におすすめされた山口天神祭(古熊神社)に行ってみることに。

山口の商店街あたりから紙垂(しで)が道路わきに連なっていてなんだか神秘的な世界に誘われている感じに。。。

白いギザギザのやつを紙垂(しで)っていうの初めて知りました。

古熊神社まで自転車で行くのは思いのほか遠くて迷いました。友人は、祭りに参加して、インタビューするっていう課題が出てたので地域の人にお話を伺うことに真剣。私も話を聞くものの、梅ヶ枝餅の誘惑に誘われてばかり。(笑)

梅ヶ枝餅をおいしくいただいたあと、地元の人に話を聞いたり、稚児さんたちにお話を聞いたりしました。ちょっとした好奇心から超お忙しい宮司さんをつかまえてお話を聞くことにも成功。ありがとうございます。
私は、ちびっこ相撲大会をリアルで初めて見て、みんないきいきとたたかっていて、地域の人も暖かく応援していて、なんともいえない空気感に包まれてハッピーになりました。それにしても、まだ、地域での町内会的な集まりが残ってるのは羨ましいです。


宗教学概論とは??


私の通う大学の学部では、シャーマンという宗教色の強い方の研究をされてる先生がいて、宗教の世界も少しのぞくことができるんです。
最初は少し怪しいと思っていた??けど、これから留学とか考えるなら宗教について知っておくのも大切かなと感じるようになってきました。


また、今年の夏にフィリピンに語学研修に行ったんですけど、そのとき、

”What's your religion?"(宗教何信じてるんだい?)

って現地の先生に言われて、

あー、どうしよ(汗)

って、日本語で頭が埋め尽くされたのを覚えてます。

とりあえず、仏教?

とか思ったけど、そこまではっきりした信仰はないからなあと困りました。(事前研修で宗教について考える機会はあったのでは?準備不足でした汗)

脇道にそれてます、汗、それでは話を戻そう


宗教学概論では、日本の人は無宗教の人が多いけど、お正月は初詣に行ったり、ハロウィンやクリスマスを祝ったり、願掛けをしたりするよね、意外と身近なところに宗教はあって、それらと実は共存してるんだよ、という趣旨の授業で、興味深く受けさせてもらいました。


その中で興味を持ったことは、「媒介者としてのシャーマン」です。
シャーマンは天界・陰間等(簡単に言えばあの世)の世界と現世をつなぐような役割、依頼者の見えていない部分を映し出す鏡のような役割をしているみたいです。そのことは不思議だけど、自分の前に起こっている不可解な現象を理解したい依頼人にとって必要な役割だから存在しているのだと考えると、昔から、自分の中だけでは解決できないことにアドバイスや第三者的な客観的視点を与えうる媒介者は必要とされてたんだなと感じました。

(だれも私の感想は求めてないってつっこまないでください汗(笑)
あと、wikiから持ってきた情報はそんな信頼性ないとも汗 イメージだけつかんでほしくて☆)

 宗教に対しては、信じる、信じないのどちらかによるのではなく、メタ的な立場に立って、そういうこともあるんだと向き合う姿勢でいようかなと思ってます。(「コウモリ」ではないですよ(笑))

だから、もし

"What's your religion?"(何教信じてる?)

って聞かれたら、

"I don't have specific religion, but I respect all religion."
(これ!って特定の宗教は信じてないけど、すべて尊重してるよ)

って答えるのが今のところベストかなと。もちろん、それぞれの宗教の特徴は押さえておきたいものです。あと、日常生活にも宗教色は入り混じっているということも。そんな一言じゃ言えないけど、この問いはもう少し今後も考える必要がありそうです。
少子高齢化が進んでいる日本は外国の方も今後多く入ってくるでしょうし、ますますグローバル化が進んでくると、宗教的理解も必要なのでその辺の準備もしておきたいものです。

すみません。すごく前置きが長くなりました。

これらのことを学んだうえで、いざ、山口天神祭にいってみたんです。
(ということを伝えたかった汗)

山口天神祭は1373年から、約650年続く山口の伝統的祭りみたいです。
一番の見どころは御神幸祭(ごじんこうさい)と呼ばれるもので、普段お宮の外に出ることができない神さまが、年に一度お神輿にお載りになって直接街の様子をご覧になり、神さまに喜んでもらうという趣旨があるみたいです。
気になる方はホームページをチェックしてみてください。

これに加えて、稚児さんの舞も素敵でした。私も幼い時にこんな経験が出来たらなと、稚児さんたちを羨ましく思います。経験って大事ですね。

稚児さんたち、お化粧もしてかわいいです。


何を感じた??

正直、

ほへ~楽しい~!こういう世界観もあるんだ。。。

くらいです。私は初詣も願掛けもするくせにそこまで宗教に深入りしないthe 一般 Japanese peopleなので、楽しい行事!って感じです。でも、よく見てみると、その祭りを実行するのにはかなり多くの人が関わっていることがわかりました。

運営する宮司さんはじめとする関係者の方々はもちろん、黒い服を着た会社のお偉いさまたちや、ご飯などを振る舞う地域のお母さんお父さんたち、練り歩きの際に、安全を守るための警備の方々、お神輿を担ぐ地域の方々、舞を舞ってお祭りを盛り上げる稚児さんたち、その保護者、練り歩きをする際に通る道や街の整備をする方々など、数え上げるときりがないほどの方が携わっていることで成り立っているんだなと感じました。

そしてもちろん、天神祭に参加する人もいて成り立つもので、行事一つ行うのもかなり時間的、金銭的にも負担のあるものだなと気づきました。でも、それだけのエネルギーを打ち込むだけの価値があるから開催されているんだと思うと、感慨深くなりました。(エモいで済ませられることではない(笑))

私も、このnoteの発信が、みなさまの

Time is money.

のtimeのうち少しを割いてあげても読みたいって思ってくださるくらい
価値のあるものになるように日々奮闘したいなと思っているところでございます(^▽^)/

今回の天神祭に参加しなければ気づけない当たり前のこと(一つのイベント成功には裏で多くの人が関わっていること)、そして、こんなに若い子どもがいるんだって気づきました。(一応、私もまだラストティーンです。(笑))

当たり前のことに常に感謝できる人でありたいです。(いきなり何を(笑))
大学ではよく当たり前を疑えと言われますが(笑)
あ、でも、日常も同じですね。イベント一つとっても開催できること、成功できることを当たり前と思うのではなく、いろんな要素が関わって成功につながっていることは常に理解しておく必要があるかと思います。
実際、天神祭に去年も参加した方とお話しした時、面白いことを耳にしました。
去年はお神輿が街を練り歩く時に雨が降っていたのですが、お神輿が古熊神社に帰るときにすっと雨が止んだみたいです。これも、偶然なのか運なのか、そういった要素も絡み合ってお祭りの成功につながってるんだなと感じた例です。(成功の定義とは(笑))

あと、「運」って概念は宗教的要素が含まれてるってこと考えると、やっぱり私たちの身の回りには「宗教」があふれていますね。
(山口天神祭というより宗教に関する話にとんじゃってる気がします汗)

学問はそれぞれ独立してるのではなくて、日常とも深いつながりがあるって考えると、また明日も学ぶことが楽しみになります。

今日も未熟な文章を、想いを読んでくださりありがとうございました。

みなさまの明日も晴れやかでありますように。(これも宗教的なのか?(笑))

私は明日統計学の試験があるので少し緊張しています。(笑)

2023年11月27日  今藤彩佳



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