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ZV-E1熱停止問題とHDMI出力で電源が切れる問題

割引あり

いろいろ試した結果、検索しても出てこない理由でなんとか熱停止しなくなった件。

購入する前からいろいろな動画や記事で騒がれていた、ZV-E1の熱停止問題。
詳しくは皆さんの動画で解説しているので、私がざっくり検証した結果をまとめると、熱停止する場面はいろいろとあるとは思いますが、私が使っていて主に熱停止する場面は以下の2つ。

  1. 録画

  2. Webカメラ

録画の場面

1.の「録画」に関しては詳しく解説されている動画もあるので、ここでは説明しませんが、メモリーカードの種類や、録画形式、ビットレート、解像度、フレームレートなど色々な組み合わせで停止する時間も変わるようです。
この「録画」に関しては、外に持ち出して撮影する場合は、正直あまり改善の方法がないのが現状です。この機種自体が長回しせずに撮影するスタイルをコンセプトにしているのでしょう。
室内で撮影する場合は、いくつか改善策がありますが、それは後述します。

Webカメラの場面

私の用途で特に問題なのが、2.の「Webカメラ」用途の場面です。その名の通りZV-E1をWebカメラとして使う用途なのですが、配信やZoom会議などで途中で止まってしまうようでは、この用途で使用するには全く使い物になりません。

USBストリーミング

まずはUSBを繋げるだけでWebカメラ化できるというお手軽な「USBストリーミング」で試してみる。
当然ながら、液晶パネルを開けるとか、先ほどの録画の際の熱対策の設定などを施して、最低画質で試してみましたが、それでも、数分〜数十分で熱停止してしまいます。

HDMI出力

次に試したのが「HDMI出力」
「HDMI出力」での熱停止の検証が探しても見つからなかったので、熱停止しないのかなと思って試しました。
別途 Elgato Cam Link のようなキャプチャーボードが必要になるのですが、私は余っていたGC553というキャプチャーボードがあったので、これに繋げていざ実践!

仕様だけども・・・

とりあえずZoomで試してみました。
「温度上昇警告アイコン」も出ず、これは行けるのでは!?と思っていた矢先、開始30分後に突然画面に「No Signal」の文字が、、、
カメラを見ると電源が落ちていました。
そうなのよ、、、
動画の連続撮影は、決まった時間で電源を落とす仕様なのよ。。
↓公式サイト
https://helpguide.sony.net/ilc/2310/v1/ja/contents/1003C_recordable_time_movie.html

分かってはいるが・・・

高熱による負荷から精密機器を守るためとはいえ、2~30分おきに電源を入れ直すのは現実的な運用ではないので、別の方法を模索する。

動画がだめなら・・・

動画がだめならカメラモードならどうなのか?
「HDMI出力×カメラモード」で同じように試してみた。
その前に「メニュー」「画質/記録」「アスペクト比」「3:2」のままだと黒い枠が出てしまうので「16:9」に変更。
いざ実践!

意外と?

試してみたら、30分で電源が落ちることもなく、高熱で停止することもなく完走。2時間ぐらいで自分で止めました。
まぁ、普通にテレビにつなげて写真を見たり、写真撮影する際にも使う運用方法なので、当たり前といえば当たり前だけれども。。。
ただし、自己責任で。

別の方法

「HDMI出力×カメラモード」ではWebカメラとしてAFなどが動画モードに比べてもイマイチなので、なんとか動画モードで運用できないかを模索。
「USBストリーミング」で熱停止しなければ、公式も認める運用方法なので問題ないはず!
問題はどうやって熱停止を防ぐか。

冷やす!

カメラ本体での熱対策は検証し尽くしたので、すぐに思いつく残る方法は2つ。
どちらもサードパーティ製の力を借りる方法。
1つ目は強引に冷やす。
クーラーファンや、ヒートシンクをカメラの裏につけて冷やす方法。
こちらは、見た目がアレなのと、カメラを外に持ち出す際などにいちいち取り外さなければならないのが面倒なので、試してません。
実は、2つ目の方法で駄目だったら試そうかと思っていましたが、その2つ目の方法で解決しちゃったので。。

これで解決!?

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