みねたかずのV
銀杏BOYZが来る。
富山に。
3月に。
銀杏BOYZを知ったのはいつ頃だったか。
多分中学生の頃だったと思う。
メンバー2人が抜けて、その後村井くんも抜ける事になって、峯田と村井くんがユーストで(どっちか忘れたが)号泣配信していたのを覚えているからそれ以前だろう。
2012年かな。
この頃は中学生らしく青春パンクにハマっていた。ガガガSPに関しては小学生の頃から好きだったがゴイステやスタパン、B-DASHは聴く事もなかった。
中学生になり、何故か聴くようになった。
多分だけどロッテの応援歌の原曲からだと思う。
そしたら最初に聴いたのはゴイステだけど「愛しておくれ」かな。
当時はケータイもスマホもiPodもWALKMANも所持しておらず手段はCDとパソコンのみ。
親のスマホの通信量を減らしながら曲を聴いたこともあった。
部活の帰り道、うろ覚えで「ベビベビ〜」だの「銀河鉄道のぉよぉる〜」とか呟いていた。
2年の冬、病気で不登校になってからは夜更かししてもリピートしていた。
その頃に「光のなかに立っていてね」というアルバムが出た。
買わなかった。
少し時間が経って元気になって試聴したが、聴こえてきたのはノイズ。ファンの方には申し訳ないし、今なら少しは聴けるが(当時も一応新約銀河鉄道の夜は好きだった)当時の自分は受け入れられなかった。
メンバーが2人辞め、村井くんも「数年前から辞めようと思ってた」とアルバムが出る時期に辞め(それが上記のユースト配信)実質峯田和伸だけの作品。それが「光のなかに立っていてね」だった。
自分は「峯田和伸」好きなのではなくアサイも含めて出来た「ゴイステ」「銀杏」が好きだったんだな、と感じた。
その後はたまにシングルを出して、テレビで見かける事も増えた。
ひよっこでは親戚のおじさん、高嶺の花では石原さとみとラブラブしている役。
世にも奇妙な物語にも出ていた。
峯田和伸は「曲を出すタレント」になっていた。
古参ファンじゃないのに何様なんだ、と思うが当時はそう思った。
そして2020年、元andymoriを引き連れて「ねえみんな大好きだよ」というアルバムを出す。
正直シングルで出てた曲が多かったので全く期待していなかったが「いちごの唄をCDで聴きたい」という思いだけでHMVで購入した。
正直言うと「GOD SAVE THE わーるど」が一番好きだ。
シングルの曲も好きだし、「アレックス」や「アーメン・ザーメン・メリーチェイン」も好きだ。
「峯田和伸」ではなく「銀杏BOYZの峯田和伸」だった。
翌年、「少年少女」という曲が「sonny boy」というアニメに採用された。
世界観に合っていた。
今でも「好きなアニメは?」と聞かれると「フリクリ」「sonny boy」の2つがまず出てくる。
そんな峯田和伸、いや銀杏BOYZがアコースティックで富山に来る。
チケットぴあの画面を開き発売開始の10時まで10分待つ。
午前10時になる。画面が変わった瞬間に連打。アクセス集中の画面とエラー画面が表示されるが諦めない。
取れなかった。10時1分には無くなっていた。
そりゃそうだ、と思う。
ファンクラブの抽選もあるバンド(今回はアコースティック)だし、1分かからず売り切れるのも仕方ないかなあと。
そんな事言ったら2022年だってアジカン、50回転ズ、POLYSICSが金沢来てるのにライブ自体怖くて見に行かなかったんだからね?確かチケット即完じゃない分そっちの方が後悔してるよ。
それに「峯田和伸を生で見る」という人生の目標が出来た、といえば出来たかも。
リセール含めてワンマンは99%取れないと思うので4つの手段がある。
1.フェスに行く
2.菅田将暉やイノマークラスの人間になり峯田和伸と対談
3.楽器屋やレコードショップでたまたま会う
4.村井くんと友達になる
うん。まあ1だよな。
フェスならチケット取れる可能性まだあるし。
まだまだ目標は多い。まだまだ頑張るぞ。
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