第5回 交通時間の重要性について【スロット】
ども、くろっくです。
今回は、「交通時間」だけに特化した考察noteです。
結論から言うと、「交通時間を徹底的に削って実質時給を錬磨させよう!」という主旨の記事です。
交通を削ると仕事量が確保できなくなります。
1日あたりの稼働時間も減るし稼働日数も減るでしょう。
でもそれで良いのです。(その理由については下記事を)
少し前までは「交通には何時間でも使おう!」「とにかく持ち駒を増やそう!」という分母の拡大が主流でした。
そりゃ確かに、バブルの状況ならばそれで良いかもしれません。
しかし今は状況も真逆なので、それに応じて真逆のことをすべきです。
交通時間を徹底的にカットして、持ち駒ホールをふるいにかけて、分母を縮小させたほうが有利だと思います。
Ⅰ 稼働時間+交通時間=純正稼働時間
当noteでは、稼働における時間や時給を下のように定義します。
稼働時間
=台を回す時間+徘徊+待機+店移動+下見+並び
純正稼働時間
=台を回す時間+徘徊+待機+店移動+下見+並び+交通
稼働時間で割る時給=稼働時給
純正稼働時間で割る時給=実質時給
ちなみに店移動と交通の違いについて言うと・・・
店移動=店から店に移動する時間
高期待値を確保するために費やす時間であって、立ち回りの1つの戦術。
最近では店移動や待機中の時間もちゃんと時給に含める人は増えてきた。(ひと昔前までは少なかった)
交通=家のドアを開けてから1軒目の店に着くまでの時間(の往復)
稼働時間(≒仕事)を開始するために費やす時間。
ここを時給に含めている人は少ない。
パッと見は変わらないんだが、似て非なるものです。
Ⅱ 交通時間の効能について
交通時間を増やしたり減らしたりすると、どのような効果があるのか?
交通時間を増やす
・ホール&台数の分母も増える→仕事量は確保しやすい。
・ただし時間投資が増える→実質時給は下がる傾向が強い。
交通時間を減らす
・ホール&台数の分母も減る→仕事量は確保しづらい。
・ただし時間投資が減る→実質時給は上がる傾向が強い。
ちなみに時給の上下はエナ情勢や地域によっても変わってきます。
そのために「傾向が強い」と前置きしています。
ただし1つ言えるのは・・・
今のエナ情勢では、実質時給が減る展開がほとんどでしょう。
交通時間の効能をどう生かすか?は人によります。
仕事量を重視したい人は、交通に時間を費すべきです。
逆に時給を重視したい人は、交通を徹底的に削るべきです。
ただし2018年現在のエナ情勢では、後者の「交通カット」が優位に働くでしょう。
2012~2015年のようなバブル期であれば時給ベースが非常に高い時代でした。
なので、実質時給を下げてでも交通時間を増やして仕事量を取りに行くべきでしょう。
しかし2018年現在では、時給ベースが低いために仕事量を増やすことには全く価値がありません。
なので、「交通コストを減らして実質時給を錬磨させる事」だけを意識すべきと考えています。
Ⅲ 交通時間が実質時給に与える影響
「交通時間の影響は大きい」という事を、極端な例にて説明します。
例えば、AさんとBさんがいます。
Aさん
・時給4000円×4hの稼働時間を得る
・交通の片道2時間(往復4時間)
=16000円÷(4+2×2)=実質時給2000円
Bさん
・時給2286円×7hの稼働時間を得る
・交通の片道0.5時間(往復1時間)
=16000円÷(7+0.5×2)=実質時給2000円
(Aさんのようにエナで片道2時間も費やす人なんていないと思いますが、極端な例のほうが伝わりやすいと思うのでね。)
Aさんの稼働時給は4000円。
Bさん(時給2286円)の倍近くあります。
Aさんは高時給で立ち回れてるように見えます。
しかし交通時間に片道2時間(往復4時間)も費やしています。
これでは何の意味もありません。
仮に4000円×7~10hとかで仕事量を積めるならば、交通に2h費やす意味は大きいです。
しかし、2012~2015年ならいざしらず、2018年のハイエナ事情では無理なはずです。
そりゃ、時には4000×8h積める日もあるでしょう。
しかし長い目で見れば、「4000×8h×1日+4000×3h×4日=平均で4000×4h×5日」とかで落ち着くはずです。
言い方を変えると・・・
本来なら「4000円×4h」と「2286円×7h」は天地ほどの開きがある。
しかし「交通時間」の一手だけで圧倒的格差が無効化されてしまう。
交通時間はそれほどまでに重要である、とも言えます。
Ⅳ 時間を浮かせて別分野開拓
今のハイエナ情勢は、エナ仕様の新台が出てくれません。
新台が出ないことには一般客との知識乖離が発生しづらいがゆえに、高期待値も落ちづらくなり、時給も下がります。
HEY!鏡で天井性能が復活したものの、昔のように「エナ仕様の新台が循環しまくる」という情勢に変わるまでには、まだまだ相当な時間が要すると思います。
新台循環が活発化するには相当に時間がかかる。
なので、1か月後2か月後には、今以上に時給が下がっていく可能性が高いです。
そうなった時には、交通時間を削って手持ちホールを厳選すべき。
要は、仕事量を削って時給を錬磨させることをオススメします。
そして、交通時間を増やしたり持ち駒ホールを増やしてはいけません。
これをやると、今以上の低時給稼働に時間を消耗することになってしまうので。
理想としては、その浮かせた時間でエナ以外の分野での期待値開拓することです。
その開拓は超高確率で失敗します。
経済的な損失が出るなり、莫大な時間を失うことでしょう。
というか、そんな簡単に稼げるようになるならば誰も就活なんてしないですから。
失敗してHP(=貯金)が削られたならば。
その時はホールに戻って時給より仕事量を優先させましょう。
ハイエナでHP回復をして、開拓に再チャレンジすれば良い。
厄介なのは、ハイエナというHP回復の場所は2年後3年後には無くなってるかもしれないってこと。
なので、別分野への収入源開拓の失敗経験は、HP回復の場がある今のうちにやっておいたほうが良いと思います。
「参考になった!」という人がいれば投げ銭などをしていただけると幸いです。
では、ここらへんで。
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