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私的邦画についてポルノ5選

まえがき

70年代のポルノ映画をたまに観ます。マニアではありません。邦画に限定して記憶に残ったものを5つ選んでみました。ポルノといっても、裸は出てくるものの昨今のAVとは比べ物にならないくらいに性描写は控え目です。「低予算で対象は男性客のみ」という条件の下、一般の劇場で公開される作品よりも自由で過激で野心的な作品が多く作られています。また、東映に多くみられる、娯楽をもの凄い情熱で追及した作品も好きで、厳しい現実を生き抜いて行く勇気をいただいています。

「くいこみ海女 乱れ貝」

明るくパワフルな東映ポルノの王道。

「玉割り人ゆき」

大正時代ロマン、遊郭の玉割り人ゆきと玉無し川谷拓三が強烈の印象を残す。。

「エロ将軍と二十一人の愛妾」

昨年亡くなった鈴木則文監督の傑作。不条理に生きる大奥の女たち。

「毒婦お伝と首斬り浅」

文明開化の頃、ハミダシ者たちが駆け抜けた残酷な青春。お伝は実在の人物らしいです。

「(秘)女郎市場」

江戸時代の遊郭が舞台のドタバタ喜劇、ドリフのようにセットの女郎屋を破壊しまくり牛まで突入します。


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