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突撃!隣の働き方改革 3

さて。日常的にこのテーマについて、研修やらコンサルやらお受けしておりますが、そうした場では実に多様な「質問」をされる事があります。

という事で、今後火曜日には、これまでお仕事中に頂いた質問に対し、ごとうなりにどう考えて回答したのか(完全に覚えている訳ではありませんが、まぁ、こんなこと返したよなぁ…というくらい)という事をシェアするコーナー「突撃!隣の働き方改革」を不定期で掲載いたします

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▼質問:某社セミナーにて(2年連続の研修でした)▼

質問:
昨年の研修で部下とコミュニケーションを取ることの大切さは理解できました。が、こちらが歩み寄ったつもりでも、部下の反応がイマイチだったりすると、こちらもあまりいい気がしません。そういう部下にも併せる必要があるのでしょうか?気を使い損ではないでしょうか?

▼ごとうの回答▼

そういう風に思っていただけること自体、部下とのコミュニケーションを日々実践されているんだろうなと心強いですし、行動に移してくれて僕も本当に嬉しいです!でも、少し気を付けてほしい…と思いました。何故かと言うと、「歩み寄った」かどうかは、質問者さんが判断することではないと思うからです。

こちらが合わせてやっている、という空気を部下は敏感に察知します。「歩み寄ってんだから少しは応えろ」とお考えであれば、それは「お前は俺の女なんだから、俺のいう事だけ聞いていればいい!」という支配的なニュアンスになってしまうこともありますし、結果ただのパワハラになってしまいます。

部下は管理するものではなく育てるもので、支配して操ることは育てる事とは別物です。結局思う通りに動かないからと管理の手間が増えてしまうより、部下が自身の持ち味を発揮して成果に貢献してくれる方がボスとしては楽だと思うんですがどうでしょうか。

勿論、これは僕の捉え方。質問者さんがそのようにお考えであっても、その考え方自体を否定するつもりはありませんが、客観的に見た時に職場内でのリスクにはなると思います。

ただ一方で、「俺ワークライフバランス大事だから帰りまーす」みたいな無責任社員さんがいることもあり得ます。そうした社員さんへの気付きの機会も今後作りたいですよね。働き方改革は、組織の一部の人だけで完結するものではなく、チーム全員の意識を変えて取り組むものだから。

そんな機会、ぜひ作りましょう!

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